今回のテーマは「妊婦歯科検診」。天神南矯正診療歯科の院長・住真由美先生が“カラダのトリセツ”を教えてくれました。
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妊婦歯科検診について
妊娠期は女性ホルモンの変化が著しくなります。歯茎が腫れる、唾液量が減る、味覚が変わるなど口の中が変化することで、虫歯や歯周病のリスクが高まります。歯周病は早産に影響するというデータもあり、検診が大切です。
安定期である妊娠16週から27週の間の受診を案内しています。虫歯や歯周病の治療が必要になることもあるため、つわりが落ちついたら早めに受診されることをおすすめします。
母親の口の中の状態は赤ちゃんの口の中の状態に直結してきます。福岡市の補助を利用した無料の検診を受けることができます。
歯茎の出血の具合、歯磨きの回数、つわりの状態などをチェックします。助成以外でもクリニックによっていろんな工夫がされています。当院では、赤ちゃんの口の中の形成にかかわってくるとされる赤ちゃんの抱っこの姿勢や離乳食を食べる姿勢などを助産師がアドバイスしています。
働き盛りのころは自分をないがしろにしがちです。この時期どう管理するかで50、60代で差が出てきます。かかりつけ医を持ち、健康な状態を維持できるようにしましょう。
天神南矯正診療歯科(院長/住真由美)
住所 福岡市中央区渡辺通5-20-7 上野ビル301
電話 092-761-0412
診療時間 9:30〜13:00、14:00〜18:00
休診 日曜・祝日、土曜は不定休