2021年シーズン最終戦(ZOZOマリン)でプロ初本塁打を含む1試合3安打の猛打賞を記録するなど、鮮烈な印象を残した柳町達選手。2022年シーズンは外野の一角を狙い、日々打撃練習にいそしむ柳町選手に、今季にかける思いやプライベートについてリモートでインタビューしました。
—春季キャンプの手ごたえや感想は。
正直今は自分自身、思うようにいかなかったなという心境です。やっぱりまだ、練習したことが結果につながっていないのでそこがいまいちだな、と思う点ですね。
—キャンプに入る前、設定していた目標は。
もちろん入ってすぐ実戦で結果を出して、外野手の一角を争う存在であるということをしっかり示せるように、という意識で入ったんですけど、なかなかうまくいかずでした。
—今シーズン自分の見てほしいポイントは。
やはり僕自身バッティングというところが自分自身の売りだと思うので、広角に打てるバッティングをファンの皆さまには見ていただきたいなと思います。
—自主トレをともにした長谷川勇也一軍打撃コーチや中村晃選手からの言葉で印象に残っているものは。
長谷川コーチからは今もいろいろと打撃についてアドバイスいただいているので、本当にもう全ての言葉が参考になっています。
晃さんからは、自主トレでずっと一緒にやらせていただいて、「このまま成長していけば、一軍でやれる、レギュラーを取れる素質は持ってるよ」と言われたので、本当にその言葉を裏切らないようにしっかりレギュラーを目指していきたいなとは思います。
—試合日の過ごし方や、気を付けているところはありますか。
特別にこれといってはないのですが、一日のリズムをできるだけ変えないように、毎日同じ時間に起きて同じ時間に球場に来るというのを繰り返しているという感じですかね。
特別にルーティーンのようなものや「これはしないように」というようなことは、今のところないですね。
—反対にお休みの日などの過ごし方は。
休みの日は本当にだらだら過ごしているって感じです(笑)。起きる時間も別に気にせず、休んでいます。(コロナ禍になる前から)特別外に出ることはせず、家で過ごすことが多いかなと思います。
—最近した大きな買い物はありますか。
全然そんなに大きくはないかもですが、1人暮らしを始めたばかりなので家具をいろいろと買いました。ベッドとか体を休める場所は大事なので、少しこだわって良い物を買いました!
—自分の性格を一言で表すと。
マイペース、です。自分でも思いますが、周りからも結構言われます。マイペースというとゆっくりしているという印象を持たれるかもしれませんが、そういうわけでもなくて、遅刻するとかはあまりないのですが、本当に自分の思った通りに行動してしまいます(笑)。
—自分がプロ野球選手になったなあと思った瞬間は。
昨年の12月に北九州市で小さい子どもたちを相手に野球教室があったのですが、そういうところに行ったときに子どもたちから「野球選手だ」って言われて、「プロになったな」と思いました。僕自身小さい頃からプロ野球選手という存在に憧れていたので、余計にそう思ったのかもしれません。そういう立場なんだなと改めて実感しました。
—大学の頃も含め、今に至るまでで一番記憶に残っている試合は。
やっぱり大学時代の全国優勝を決めた試合もそうですが、一番は大学2年生の頃に早慶戦で満塁ホームランを打った試合が一番印象に残っているかなと思います。その時のホームランボールは今も実家に保管しています。
—今季に向けて一言。
やっぱり143試合全ての試合に出場したいですし、出場したら3割は打てるようにひたすら頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!
もっと知りたい! 柳町選手プロフィル
生年月日:1997年4月20日
身長/体重:
血液型:B型
ニックネーム:たつー、たつるまち、たつる…下の名前にちなんだものが多いです。
趣味:ゲーム! ハマったら結構長くやり続けるタイプで、ずっとプロスピ(野球ゲーム)をやっています。ホークスの選手は能力が高く設定されているのでそういう点で結構使っています(笑)。
好きな食べ物:焼き肉
苦手な食べ物: 納豆、梅干し、めんたいこ…。福岡だと結構どこでもめんたいこが出てくるのでそれはよけています(笑)。食感やにおいでついダメだと思ってしまうのですが、食わず嫌いの部分も多いかも。
一番仲が良い選手は?:同級生の谷川原(健太)や川瀬(晃)、海野(隆司)あたりは結構しゃべります。
憧れの選手は?:大学の先輩でもある高橋由伸さん。プロに入ってまだお会いしたことがないので、お会いできたらバッティングの話などしてみたいです。