このコーナーでは、ワインバー・ラタフィア(福岡市中央区)のオーナーソムリエであり、日本ソムリエ協会福岡支部 支部長の吉村智美さんに聞いた、ワインに関する夜話をお届けします。今回のテーマは「ワインの色はどこから?」です。
目次
ポイントはブドウの皮の色!?
ブドウ原料の醸造酒・ワインは、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなどの種類が有名ですが、そのほかにもオレンジワインなどがあります。 この名前はブドウの皮によって変わるワインの色に由来しています。 ワインに使用されるブドウは「黒ブドウ」と「白ブドウ」などがあり、このうち黒ブドウからは、おもに赤ワインとロゼワインが造られています。 赤ワインの色は、「アントシアニン」という皮に含まれる成分によるものなので、実は皮を取り除くことで白ワインも造れるんです。 オレンジワインは、白ワイン用のブドウを長時間漬け込むことによってオレンジに近い色が出ることからその名前が付いています。8000年の歴史がある、ジョージア発祥のワインです。
ソムリエ プロフィール
吉村 智美 ワインバー・ラタフィア オーナーソムリエ 日本ソムリエ協会福岡支部 支部長 アンスティチュ・フランセ九州 ワイン講師
ラタフィア
住所:福岡市中央区薬院2-4-39 1階 電話:092-732-9702 営業時間:19:00~24:00 定休日:火曜日