公園の外に出たら貧富の差が明確に?! 金銭感覚が合わないママ友

 私には仲良くしていたママ友がいました。ある日いつもと違うお出かけをしたことがきっかけで、金銭感覚の違いが発覚し気まずい雰囲気に…。その後誘われたホームパーティの買い出しで、もうこのママ友とは付き合えないと感じてしまったのです。

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金銭感覚の違いが明確に

出典:写真AC

 ママ友Aちゃんとは、息子2人の月齢が近いことや、お互いの年齢が同じだったことで仲良くなりました。公園や子育てイベントで毎週のように遊んでいたので、Aちゃんの夫がエリート銀行マンだということは知っていました。

 ある日、隣町のイベントに行った帰りのこと。駅の商業施設をぶらぶらしていると、Aちゃんが子ども服のお店の前で、
 「息子たちにお揃いの洋服買おうよ!」と誘ってきました。私にとっては高級ブランドで、気軽に服を買えるようなお店ではありませんでした。
 「今日は持ち合わせがなくて、ごめんね。」と断るとAちゃんは引きつった笑顔で
 「あはは、給料日前だしねー!」と一言。一瞬気まずい空気になってしまいました。

 ちょうど息子がぐずったので、その場は逃れられましたが、今度は
 「遅くなったから、夕飯食べて行かない?」と外食の提案が。
 「やっぱりお金ない?」と言ってきたAちゃんの表情は、私の気にしすぎかもしれませんが、意地悪な顔に見えました。  Aちゃんの態度に腹が立ったので、
 「もうすぐ夫が帰ってくるから、ごめんね!」と本当は夫の帰りは遅いのに、噓をついて二回目のお断りをしてしまいました。

 普段はお弁当を持って公園で遊ぶことが多かったし、近所ではあまりお金を使わないので、金銭感覚がこんなに違うとは気が付かなかったのです。

ホームパーティーの買い出しで後悔

出典:写真AC

 それからしばらくしてAちゃんの家でハロウィーンパーティーをやろう、という話になりました。昼食は一緒にスーパーで買うことになったので、「スーパーなら外食と違って安く済む」と思ったのですが、それは大きな誤算でした。

 スーパーに着くとAちゃんは、カートに買い物カゴを二つのせて、
 「買うものはここに入れよう! 後で割り勘ね」と一言。私は2歳の息子には、おにぎりとポテトでも買って、自分用にはお弁当と飲み物でいいかなと思っていたのですが、Aちゃんは次々に商品をカゴへ入れていきます。

 子どものジュース、ポテト、チキン、ケーキ。自分達用にと、ハーブ系のお高い野菜に生ハム、チーズにナッツ、私がめったに食べないオードブルまで!
 「嫌いな食べ物ある? 〇〇くん(私の息子)はチキン好き?」などと聞いてはくれるのですが、今さら「そんなに豪華なパーティをするつもりはなかった。」とは言えません。

 私は手土産として焼き菓子と、息子たち用のお菓子を持参していたので、スーパーのお会計を足すと最終的に5,000円以上の出費になりました。

 Aちゃんに悪気はなかったと思うのですが、やはり金銭感覚が違うと付き合いづらいと感じてしまい、それ以降私から連絡を取ることは減って疎遠になってしまいました。

やっぱり同じ金銭感覚の人と一緒にいる方が楽!

出典:写真AC

 生活圏が同じなので、今でもAちゃんと公園でばったり会うこともありますが、Aちゃんは派手に着飾ったママ達といるようになりました。

 私自身は、背伸びしない友達とのお付き合いを親子とも楽しんでいます。気軽に遊べるので、息子も頻繁に会える友達が増えて嬉しそうです。

 私もママ友とスーパーの特売情報を共有したり、プチプラの洋服を教え合ったりして、前よりも充実した毎日を送っています。

(ファンファン福岡公式ライター/enosaku)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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