家が片付く仕組み作りと生前整理のお手伝い♪ 福岡市の整理収納アドバイザー、もりぐちみれいです。 いつの間にかテーブルの上に紙類の山ができていたという方はいらっしゃいませんか?DM、チラシ、雑誌とその山を構成している紙類はさまざま。今回はテーブルなどに置きがちで、いつの間にか溜まってしまう紙類にスポットを当て、減らす方法をご紹介します。
「ちょうど良い高さなのでつい置いてしまう」をやめるだけで片付く物って?
ポストに届いた郵便物やチラシ、カタログなどの紙類をあなたはどうしていますか?持ち込んだものを動線上の置きやすい高さの所にとりあえず、ポンと置いていませんか?その行動を無意識のうちにやってしまっている人は要注意です。 何となく置いたものは、意識していないため、存在そのものを忘れ、片付けが後回しになってしまいます。また、家族で使用する空間に “とりあえずのモノ” を置いてしまうと、 “既にモノが置かれた空間” ができてしまいます。”モノが置かれた空間“は、何も置いていない空間よりも人はモノが置きやすくなるため、とりあえずでモノを置いてしまうと、モノがモノを呼び寄せ増えていき、ちらかる原因になってしまいます。
DMやチラシ
チラシは持ち帰った時点ですぐに仕分けし、不要なものは処分します。 DMなどの郵便物は宛名の人に渡しましょう。自分宛のもので不要と判断したものも、その場で処分しましょう。すぐに仕分けできない場合は、目につく専用の置き場所を作り、必ずその日のうちにチェックする時間を設けましょう。
本
所有しておきたい本は本棚など専用のスペースに置きます。スペースが無い場合はデジタル書籍を利用するのも良いでしょう。ScanSnapなどのスキャナーをお持ちでしたら1冊まるごとスキャンし、デジタル化し所有する方法もあります。 Evernoteなどクラウド管理がきるアプリを使えば、ネット環境さえあれば、世界のどこからでも見ることが可能な我が家の本棚をクラウド上に持つことも可能になります。
雑誌
後で見たいのは数ページのみという事も少なくないはずです。情報の鮮度は1年以内と心得て、必要なページのみ切り取れば、残りは処分も可能です。切り取ったものはクリアホルダーなどに挟み、予め処分する期限を設定しておくと、手放す時期の目安になります。 設定した期限到来まで見なかったものは、今後も見ることがなかったものとして、処分します。その際には決して中身を確認してはいけません!
通販カタログ
定期的に届くので、最新のものだけを残して他は処分します。 雑誌同様、必要なページのみの保管という方法を取っておくのも良いでしょう。ただし、どの通販のものか、販売期限がわかるようにしておきましょう。不要なものは、今後も捨て続けることになるので、送り主に連絡し止めてもらいましょう。
保管しておきたい大切なものは量と期間を決めましょう
溜まっていく紙類には、自分が望まなくても家に入ってくる紙類のほかに、自分の判断で保管しているもがありますよね。いただいた手紙や写真、子供関連の思い出の品がそれにあたります。今、これは大切だと思っていても、数年後に見返したら実はそうでないとことも良くあります。定期的な見直しで持ち過ぎを防ぎましょう。
手紙
捨てるのは心苦しいと取っておきがちですが、これから先、読み返さないのであれば紙くずと同じです。何度も読み返したい手紙だけを残し、いつでも手に取れるようなしまい方にしておきましょう。見るだけで心がほっこりするものは貴重ですよね。 高齢の方に多いのですが、捨てることに罪悪感を覚えるという人はScanSnapなどのスキャナーを使用しデータ化すれば、形を変えて所有しているので処分しやすくなります。
写真やアルバム
紙焼き写真やネガを処分できるようになる方法については、過去記事にありますのでそちらをご覧ください。
紙焼き写真やアルバムをデジタル化して楽しもう! おすすめの整理方法
子供の作品
作品を写真に撮る、縮小コピー、スキャンしデジタル化などの方法で、A4サイズに揃えファイリングすると片付けやすくなります。
溜まりやすい紙を整理したければ、まず “とりあえず置き” はやめましょう。とりあえず置きたいものにも、場所を作り管理することを心掛けるとモノはたまりにくくなります。そして収納場所からあふれ出ないよう、適正量を決め定期的にチェックしましょう。 新しいものが入ってきたら、古いものは処分する 好きなもの、必要なものをランキング化し上位から残し、下位に位置するものを処分する などモノに合わせ、手放し方も工夫すると、手放しやすくなります。捨てるとひとたび決めたものは、もう一度見たりせず、即処分!しましょう。