父の日までハラハラドキドキ 息子のお手紙プロジェクト!

 4歳と1歳の息子たちはパパが大好き! たまに怒られることもあるけれど、日頃から公園によく連れて行ってくれるパパ。何かプレゼントできないかなと上の子からの発案で「お手紙プロジェクト」が始動しますが… バレずに準備することができるのでしょうか?!

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ひらがなを書けるようになった長男

写真AC

 4歳になり、ひらがなをある程度書けるようになってきた長男。毎日のように紙に色んな単語を書くのが最近の日課になっています。自分の名前やパパママの名前を書いてみたり、目についた食べ物をひらがなで書いては
 「パパ見て! ママ見て!」が止まりません。

 少し間違えたりもしますが、それもご愛嬌。「文字を書く」大人にとっては当たり前ですが、子どもにとっては書けるのが楽しくてたまらない様子。あまりにも嬉しそうに書くので、日々パパママはニヤニヤが止まりません。

父の日お手紙プロジェクト!

 ゴールデンウィークが明けてすぐ、息子から父の日の相談がありました。保育園ではパパにあげるために工作をしているそうです。
 「おうちでも何かつくって、パパにプレゼントあげたいな」と言い始めました。何が嬉しいかなと話している中
 「おれ、お手紙書く!」とひらめいた様子の長男!

 突如始まった大好きなパパへの「父の日お手紙プロジェクト」、どんな紙にどんな内容を書こうか。色々相談しようかなと思っていると、問題が発生するのでした…。

 わが家は1LDKで台所を除いて1部屋しかない造りのうえ、パパはフルリモートなのでリビングの机で仕事をしています。そう、常に見える部屋の中にいるのです!

 ナイショでお手紙を準備したい息子と、ずっと部屋にいるパパ。保育園から帰ってきても、土日も常に部屋にいます。どのタイミングを狙って手紙を書くかが問題でした。

可愛い姿にニヤニヤが止まらない

 もちろん、コソコソ書けるほど器用ではない4歳児。リビングの机と椅子でじっくり書きます。パパの目を盗んでどうやって書くか。パパがまとまっていなくなる時間は、下の子とお風呂に入る約10分間だけです。パパと弟のお風呂タイムに、少しずつ書く日が始まりました。
 まずは事前に何を書こうか一緒に考えて、忘れないように書く内容をママがひらがなでメモします。

 パパが風呂場で服を脱ぎ始めたらママと一緒に
 「よーい、スタート!」
 急いでママのタンスに隠してあるお手紙セットを箱から出して、メモを見ながら、真剣な顔つきで書き始めます。書くまでの準備もあるので1日最大5、6文字くらいが限界。

 下の子を洗い終わると「弟君でまーす」とパパが声をかけてくれるので、それが終了の合図です。まだ書きたいと後ろ髪を惹かれつつ、急いでお手紙をタンスに戻します。

写真AC

 パパがお風呂に入る準備をする前や、お風呂から出てきた時、ばれてほしいと言わんばかりにそわそわニヤニヤする息子。それを見るのがもうたまらん! 可愛すぎです。パパは鈍感なので
 「なに?」と言いながらもこれくらいでは気づきません。どちらの状況も知っているママは、その光景を見ながら、ニヤニヤしています。

 文字を書き終わったら、シールでも飾る予定です。父の日までもう少し。あとわずかな時間ですが、その様子を見るだけで私も楽しく幸せな気持ちにさせてもらっています。初めての手紙のプレゼントに、パパは喜んでくれるでしょうか。息子と一緒にドキドキしながら、当日までバレないように願いながら、日々“こっそり”手紙を書くのでした。

(ファンファン福岡公式ライター / neko.toranosuke)

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