九州では初の開館となる「福岡おもちゃ美術館」が2022年春、「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」(福岡市博多区)内に設立されます。日本最大級のおもちゃ美術館とは一体どんな所なのか、特徴などを紹介します。
2022年春に開館予定の「福岡おもちゃ美術館」とは?
「福岡おもちゃ美術館」とは、国内外の木製おもちゃが約8,000点展示される体験型ミュージアムです。1,300㎡超の館内には九州生まれの木がふんだんに使われ、グッド・トイ受賞おもちゃや日本の木育おもちゃ、大人も楽しめるボードゲームなど、遊びの質にこだわったおもちゃが多数並びます。
「福岡おもちゃ美術館」には、3つの特徴があります。 1. 森のめぐみが都会に届く「木育ミュージアム」 九州産の木が使用された館内は、森林浴をしているような心地よい空間に。福岡県の伝承玩具や、同県・大川市エリアの職人とコラボレーションしたギャラリー&ショップも併設されます。 2. 世代やハンディキャップも問わない「インクルーシブミュージアム」 赤ちゃんから高齢者まで多世代に渡って楽しむことができるミュージアム。難病児や高齢者福祉の支援活動も実施されます。 3. 地域・企業・自治体と連携する「市民参画型ミュージアム」 おもちゃ美術館の運営は、寄付者とボランティアによって支えられています。今後は、地域・企業・自治体・大学などとも連携する予定です。
「福岡おもちゃ美術館」では、おもちゃの遊び方を紹介したり、一緒に遊んだりするボランティアスタッフ「おもちゃ学芸員」制度も設置。「おもちゃ学芸員養成講座」が8月から連続で開講されます。
また、開館に向けてさまざまなイベントも毎月開催中。設立準備の様子もWEBマガジンで連載されているので、ぜひ覗いてみてくださいね♪ <イベントスケジュール> 7月24日(土) トークショーvol.2 「なぜ福岡市は地方最強都市なのか」(ゲスト:木下斉さん) 8月17日(火) トークショーvol.3 「こども食堂&おもちゃ美術館、社会が元気になる交流拠点」(ゲスト:湯浅誠さん) 8月19日(木)、20日(金) おもちゃ学芸員養成講座・1期 (会場:九州産業大学)※満員 9月19日(日)、20日(月) おもちゃ学芸員養成講座・2期(会場:福岡市NPOボランティア交流センター あすみん) 10月2日(土)、3日(日) おもちゃ学芸員養成講座・3期(会場:天神チクモクビル)
福岡おもちゃ美術館
開館:2022年 春予定 場所:三井ショッピングパーク ららぽーと福岡内 住所:福岡市博多区那珂6‐351(福岡市青果市場跡地) 問い合わせ:公式サイト内「お問い合わせ」フォームから