池田商店、池田屋、池ぽんなど「博多炊き餃子」ブームを巻き起こした「わらび野グループ」の名店、福岡・今泉の「池三郎」。本来は夜だけの営業だけだったかと思いますが、コロナ禍もあってランチ営業をやられており、そこで出される「牛丼」の素晴らしさが話題になっております。
私もランチ営業をはじめられて間もないタイミングで伺って、その牛丼の魅力にやられたクチなのですが・・・その後、しばらく食べてないと「あれは夢だったんじゃないか?」と思うようになりました。ある日、ランチ時に今泉を歩いていると・・・やはりやってます、ランチ。あの牛丼のうまさが果たして夢か現か・・・確かめるために入店しました!
場所は今泉・博多炊き餃子の名店「池三郎」のランチタイムとは?
「池田商店」をはじめとした「池系」とも言うべき「博多炊き餃子」の名店たち。その1つである「池三郎」は、今泉の高架近く、ビックカメラから直ぐの場所にあります。
定番は変わらず夜の炊き餃子かと思いますが、コロナ禍もありはじめられたランチタイム営業、そこで出される牛丼のクオリティが半端ないということで、非常に話題になっておりました。私も一度伺い「すげぇな、これ」と感動したのですが、そこから少し時間が経って、あれは果たして夢だったのではないかと思うようになり、確認のため再訪・・・。
お店に伺ったところ、変わらずランチタイムも営業されています。メニューは「牛丼」と「炊きちゃんぽん」のようです。
なお、牛丼はランチタイムだけの提供のようですね。よし、今日はもう1回牛丼を食べてみよう!と意気揚々と入店します。
店内は満員、多くの人が「牛丼」を食べている!
店内は、多くのお客さんで賑わっています。近隣で働いているであろうビジネスマン風の方から、学生さんと思わしき若者まで、客層は様々。
メニューは、非常にシンプルな構成。「牛丼」(1.5倍か2倍)と「炊きちゃんぽん」(レギュラー・半ちゃんぽん・大盛)の2種です。ちゃんぽんを食べている方もいらっしゃいましたが、圧倒的に「牛丼」を頼んでいる方が多い印象。
牛丼は「この度、1.5倍からの注文になりました」と書いてあります。事情はよくわかりませんが、いいじゃない、1.5倍!2倍もいけるかなーとは思いつつ、今日はひとまず1.5倍をオーダーしました。
牛丼に先行し、わかめスープと付け合わせの漬物、玉子などが運ばれてきました。わかめスープはほっとする優しい味。すすりながら、牛丼の到来を待ちます。
これが「牛丼」(1.5倍)!このクオリティの牛丼食べるのはもはや池波説
やってきました。彼です。久しぶり。会いたかったよ・・・。
赤みが残っていて、見る限り間違いなくレア。それだけ美味しく味わえる質の良い牛肉なのでしょう。普通、昼間っからこんなきれいなお肉を見る機会ってないですよね。美しすぎる・・・・圧巻!
わさびをつけていただきます。最高です。食べながら、ふと思いました。
「あれ?俺って池波正太郎だっけ?」
そう、こんなん昼から食べるのは池波正太郎なんですよ!池波正太郎が池三郎で食べてるわけですよ!
生卵をのせてみる、やっぱ、どうかしている
お肉をわさびでいただいた後、続いて生卵を乗っけてみます。
なんてこったこの美しさ。あぁ、セクシー!!!どうにかなっちゃいそうだ!!!
卵をといて、お肉とご飯と馴染ませます。
やばいです。このまま丼に顔を突っ伏して、小一時間眠りたい。
柔らかいお肉と、卵の相性抜群。こりゃ本当に至福の時です。もはや本当に私は池波正太郎なのかもしれません。この後職場に戻る気分にはならないので、旅館にでも行って、鬼平犯科帳の続きを勝手に書こうかとさえ思います。
素晴らしさゆえに、わけがわからない。
一旦落ち着いて、冷静に考えてみると、自分はどうやら池波正太郎ではないと思われます。これは、近隣で働くビジネスマンのランチタイムの光景です。そんなシチュエーションなのに、このクオリティ・完成度・・・改めて素晴らしさに感動するとともに「なんなんこれ」と混乱している自分もいます。間違いなく美味!はもちろんなので、みなさん混乱しに、ぜひ一度お店を訪問してみてください!
池三郎
■住所 福岡市中央区今泉1丁目10−15
■営業時間 ランチタイム 11:30~14:00
ディナー 18:00~22:00
■電話番号 092-739-7550
■定休日 無休