梶原博多人形工房の「第5回ちいさな癒し展」が6月18日(木)~23日(火)、はかた伝統工芸館(福岡市博多区)で開かれます。博多人形伝統工芸士の梶原正二さんが手掛ける「癒し」をテーマにした作品が展示・販売されます。
およそ400年の歴史を誇る国指定の伝統工芸品、博多人形。福岡藩御用焼師の正木宗七が、藩主黒田長政に献上したのが始まりといわれています。 今回開かれるのは、博多人形伝統工芸士、梶原正二さんによる「癒し」をテーマにした作品展。優しく温かみのあふれる作品が並びます。 梶原さんは福岡市内に工房を構え、これまで内閣総理大臣賞を2回、国土交通大臣賞を6回受賞。博多人形界を代表する技能者です。 作風は美人物や武者物、「お地蔵様シリーズ」など幅広く、 繊細な造形感覚と鮮やかで細やかな彩色に定評があります。
今回は、手のひらサイズの「お地蔵様シリーズ」や観音さま、童もの、動物など心癒やされる作品約60点が展示・販売されます。 また疫病除けのご利益があるといわれる「アマビエ」の博多人形もお目見えします。目を閉じてお祈りしたり、薬瓶を手にしたポーズもあり、愛らしい表情。高さ約3、4cmの小さなサイズなのでお守りとして持ち歩くこともできます。会場で予約販売を受け付けます。 眺めるだけで優しい気持ちになれそうな博多人形を、近くで鑑賞してみませんか。
梶原博多人形工房 「第5回 ちいさな癒し展」
日時:6月18日(木)~23日(火)10:00~18:00 ※入館は17:30まで、最終日は17:00まで 場所:はかた伝統工芸館1階(福岡市博多区上川端町6-1) 料金:入場無料 問い合わせ:はかた伝統工芸館 電話:092-409-5450