息子はよく食べる子で、離乳食が進むにつれて毎日作るのが大変になりました。そこで、週末に1週間分のストックを作ることに。粗熱をとるために机の上に並べていたのに、気が付くと数が減っている…。せっかく作った離乳食は、どこへ行ってしまったのでしょうか。次に机を見た瞬間、食べた犯人がとった行動とは?
離乳食開始
息子が生後5カ月になると離乳食が始まりました。食べることに慣れていないからか、息子の食べが悪く悩む日々…。試行錯誤しながらも食べてくれなくて、母に相談したこともありました。
1カ月くらい経つと、食べることに慣れてきたのか、たくさん食べてくれるように。悩んでいたので、食べてくれることが嬉しくて、憂鬱だった離乳食作りも少しずつ楽しくなってきました。
そして、いつの間にか息子は、モリモリとたくさん食べるようになりました。嬉しいことですが、楽しくなってきた離乳食作りも毎日作るのが大変になります。
そこで、息子の離乳食は週末に1週間分作って、冷凍保存する作戦に変更。まとめて作るのも大変ですが、1回作ってしまえば、1週間楽ができるので、しばらくこの方法で離乳食を進めていました。
掴み食べ開始
それまでは私がスプーンで離乳食を食べさせていましたが、生後8カ月頃から掴み食べも開始しました。さらに離乳食の量が増えます 。掴み食べも上手で、真剣な表情で美味しそうに食べる息子。
量が増えても1週間分の離乳食のメニューを考えたり、離乳食のストックを作ったりするのが楽しくなってきたので、苦ではありませんでした。机にズラリと並んだ離乳食を見ると、作った達成感を感じて離乳食作りが趣味になっていました。
掴み食べのメニューで必ず作っていたのが「お焼き」です。お焼きは野菜のペーストに小麦粉や片栗粉を混ぜて、フライパンで焼いたものです。
その日は息子が大好きな「かぼちゃのお焼き」を作りました。
お焼きを先に作って、他のメニューを作り始めます。トマト煮込みやお浸しなど10種類くらい作りました。
作り終えて洗い物をして、冷凍庫にしまおうと机の上を見たらお焼きがほとんどなくなっています! さっきまであったのにどこへいってしまったのだろう…。ひとまず机の上の離乳食を冷凍庫にしまっていたら、犯人が現れました。
犯人は、かぼちゃのお焼きが大好きな息子! 息子はハイハイで机まで来て、つかまり立ちをし、お焼きだけをつまみ食いしていたようです。 机は息子の身長より高く届かないと思っていたので、まさか食べるとは思いませんでした。私が
「食べちゃったの?」と笑って息子に言うと、息子は一瞬ビクッとしましたが、またもぐもぐ美味しそうに食べ始めました。
食いしん坊すぎる行動に爆笑
必死に背伸びして取ろうとしていたので、その様子が可愛らしくて笑いが止まりませんでした。しかも、かぼちゃのお焼きだけを食べていたのが面白かったです。
それと同時に成長を感じました。離乳食を始めたばかりのころは、食べなくて悩んでいたくらいです。今ではつまみ食いをするほど、食べることが大好きになってくれて、嬉しくてつかまり立ちをしていた息子をギュッと抱きしめました。
(ファンファン福岡公式ライター / hinako)