近所で行われる工作イベントに、息子と2人で参加したときのことです。まだ1歳半の息子には、難しいかもしれないと思いましたが、同年齢くらいの子ども達もたくさんいて、ワイワイ楽しく過ごしていました。しかし、ある親子により楽しいイベントが台無しになるところだったのです。
自宅保育に頭を悩ます日々
私は専業主婦なので、息子は幼稚園に預けず自宅保育です。1歳を過ぎると、イヤイヤ期が始まり2人で過ごすのも大変なときが出てきました。積極的に外へ出掛けていましたが、毎日なにをしようか考える日々…。
そんなとき、近所の養護施設で、未就学児対象の工作イベントがあるのを知りました。養護施設の掲示板にチラシが張ってあったのですが、どうやら毎月開催されているようです。さっそく申し込みました。
いよいよイベントの日。会場には15組ほどが集まりました。
息子は初めての工作のイベント。1歳半には少し早いかなと思いましたが、同年齢の子ども達もたくさんいて安心しました。
工作の内容は、「七夕飾り作り」です。息子は本物の笹の葉に興味津々。目をキラキラさせて触っていました。1本好きな笹をもって、自分の席に座ります。
工作イベントは大賑わい
息子は工作を楽しんでいました。私が短冊や飾りを作って、息子がシールを貼ります。楽しいのか、真剣な表情で黙々とシールを貼っていきます。
会場を走り回っている子もいましたが、普段は息子と2人きりで、他の子と関わる機会があまりないので、その賑やかさが嬉しくもありました。工作がメインなので、騒いでいる子がいたら他の参加者に迷惑が掛からないよう、ママ達は追いかけまわしていました。
しかし、私達の前の席にいた親子だけは賑やかを通り越して危険だったのです…!
危険すぎる親子
前の席にいたママは、子どもを見ず七夕飾り作りに集中しています。男の子は3歳くらいでやんちゃ盛り。会場をずっと走り回っていました。何度か他の参加者にぶつかったり、七夕飾りを踏んだりと自由です。
そして道具を取りに私が立ち上がった瞬間、走ってきた男の子にぶつかり、男の子が倒れてしまいました! もう少しで、男の子の手を踏みそうになるところだったのです。
私は
「ごめんね。痛いところない?」と聞くも、男の子は返事をせず何事もなかったかのようにまた走り始めました。痛い顔をしておらず、怪我はなかったようなのでホッとしましたが、もし私が手を踏んでしまっていたら… と思うと怖くなりました。
男の子のママは、その様子を見ても知らない顔。私に何も言わず、男の子に注意もせずに、工作を再開します。私は知らないふりをするママに怒りを覚えましたが、イベントを楽しむことだけを考えるようにしました 。
イベントの終了ときも、そのママは騒いでいる子どもを好き勝手させていました…。きっと家も近いはずなので、どうか同じマンションではありませんように! と祈りながら帰宅したのでした。
ママ友付き合いは難しい
今回、私は何も言わず帰ったのでトラブルはありませんでしたが、今後も気を付けなければならないと思いました。
親のトラブルで、子ども同士も気まずくなってしまうかもしれません。子どもに、悲しい思いをさせてしまうのだけは避けたいです。子どもには影響が出ないように、どうしても言いたいことがあったら、落ち着いてなるべく角が立たないように伝えたいと思います。
そして、私も周りに迷惑をかけないように行動と言動に気を付けて、息子にダメなことはしっかりと教えたいと思います。
(ファンファン福岡公式ライター / hinako)