この記事では「ホームページを作る上でのポイント」を現役のWebディレクターが分かりやすく解説していきます。
実際にホームページを新規制作、またリニューアルする上で重要になってくるポイントを解説します。理想とするホームページの制作のため、ぜひ最後までご覧ください。
ホームページを制作する上で抑えるべきポイントが存在します。ポイントを押さえることで理想とするホームページ作成が可能となります。これから紹介する4つのポイントを意識することで理想的なホームページを手にすることができます。
ホームページの目的をはっきりと
一つ目は、「制作する目的を明確にすること」です。ホームページといっても目的は様々です。ホームページと一言でいっても、自社のブランディングや集客力向上、名刺代わりのコーポレートサイトなど、多岐にわたる用途で活用可能です。
目的によってどういったサイトを作るべきかが変わります。例えば、ブランディングをメインに行う場合、美しいWebデザインで魅力をアピールする必要があります。ブランドイメージを高めるために、美しいデザインは必須です。また、集客を目的に利用するのであれば、顧客が必要な情報をスムーズに取得できるようなレイアウトがベストです。この場合は必ずしも凝ったデザインが求められるわけではありません。
以上のように、ホームページ作成の目的が明確になっていなければ、制作過程で目的がブレてしまい、中途半端なホームページが完成します。そうした事態を避けるためにも、作成の目的を明確にすることが大切になります。
設定した目的(軸)に沿った構成、デザインを行いましょう。
ホームページの種類をきちんと把握する
二つ目は、ホームページの種類を理解すると言う点です。初歩的な部分ですが、ホームページには様々な種類がありそれぞれの特徴を把握することが大切です。意外と見落とされがちな点で、初めてホームページ制作をする人が陥りがちなミスとされています。
例えば、情報発信やブランドの認知をメインに行うのであればブランディングサイトが適しています。また、自社で商品を扱っている場合、自社ホームページでオンライン販売を行う場合もあるでしょう。ネット販売を行うことがメインであれば、販売システムを要するサイト(ECサイト)が必要になります。
このように、ホームページと言っても、目的に合わせた様々なサイトが存在しています。自社の目的に合うサイトはどの形式が適しているか検討することが大切です。
誰がホームページのターゲットなのか?
三つ目は自社がどのような顧客を対象にしているのか明確にする必要があるということです。ホームページを誰に届けるのかを制作段階から強く意識する必要があります。ターゲットを設定することを、マーケティングではペルソナを設定すると言います。
例えばスーツを販売している衣料品店であれば、対象となる顧客のイメージを具体化することが大切です。ペルソナの例として、「30~40歳の中堅の男性会社員がメインターゲット。年収は平均的なサラリーマンと同じであり、スーツは商談の際に着用。近年の在宅ワーク、オフィスカジュアル化の普及によりスーツを着る機会が減っているが、ここ一番の商談で着用する機会が多いので、少し高価であっても高品質でデザイン性の高いスーツを求めている」というように、細かくペルソナを設定することができます。ペルソナを設定することで、そのペルソナが好むサイトデザイン、情報のレイアウトが見えてきます。できるだけ詳細にターゲットを設定し、それにあったサイト作りを心がけましょう。
あくまでも、制作者が満足をするだけではなく、ホームページを見る人(ターゲット)に対して効果があるのかを意識しましょう。
納期を意識する
4つ目は完成時期を明確にすることです。特に、外部に制作を依頼する場合、納期を決めることはとても大切です。納期が決まっていなければ制作会社も他社の案件を優先したり、適切な人員を手配できなかったりする場合が発生する可能性があります。
また、自社で制作する場合にも納期は大切です。制作を担当するスタッフは他業務と兼任して行う場合が多いので、完成時期が明確でなければ制作が遅くなる可能性が高いためです。制作を進める中で完成度を求めすぎるあまり、ついつい公開が先延ばしになるケースは本当に多いです。完成時期を明確にすることもホームページ制作、その後の運用を成功させるポイントになります。
納期を決め、そこから逆算した制作を心がけましょう。
まとめ
ホームページの制作において意識するべき点は多くあります。忙しい方や担当者のいない企業にとっては、自社で全てを決めるのは大変です。
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