東京・両国国技館で九月場所が開催中の大相撲。「大相撲九州場所」は11月13日(日)~27日(日)に福岡国際センターで開催されます。福岡先発事務所の不知火親方にその魅力を聞きました。
躍動する若手勢、九州出身の力士に注目
7月に開催された名古屋場所は、前頭二枚目の逸ノ城が新入幕から8年かけての初優勝で盛り上がりました。逸ノ城は九月場所から三役(小結)に返り咲き、今後も活躍が期待されます。一方、若手の台頭も目覚ましいという不知火親方。「若隆景、豊昇龍、大栄翔(共に関脇)など若手の力士が力をつけています。お客さまが沸き立つ相撲っぷりの良さも魅力。若手勢が上位を倒して場所をかき混ぜたら面白い」。九州場所でも勢いのある相撲が見られそうです。
九州場所でひときわ盛り上がるのが九州出身の力士の一番。現在幕内には、熊本県出身の大関正代をはじめ、5人の九州出身者がいます。「正代には大関らしい強い相撲を期待したいですね。九月場所から観客数の制限もなくなりましたし、福岡ではたくさんのお客さまの応援を受けて頑張ってほしいと思います」と親方。「九月場所新入幕の長崎出身、平戸海(境川部屋)は今急上昇の若手力士。早い相撲が得意でファンを引き付けています。九州場所ではお客さまも一層盛り上がるでしょうね」。
会場前にキッチンカーが登場 パブリックビューイングを楽しめる
場所中は会場前の広場にキッチンカーと大きなモニターが登場する予定。「取り組みをライブ中継して、誰でもグルメを楽しみながら観戦できるようにする予定です。残席があれば窓口でチケットの購入もできます。ぜひ一度会場へ来て、テレビでは味わえない音や迫力を体感していただきたいです」と親方。生で見てハマる人も多いという大相撲。今年はぜひ足を運んでみて。
大相撲九州場所
日程:11月13日(日)~27日(日)12日目まで8:30開場、13日目~千秋楽10:00開場
会場:福岡国際センター(福岡市博多区築港本町2-2)
※チケットは日本相撲協会公式販売サイト「チケット大相撲」、チケットぴあ、セブンイレブン店頭、電話予約で販売中。
※詳しくは日本相撲協会のHPで確認を
提供:西日本新聞イベントサービス