この記事では、大根の使い方のコツをはじめ、忙しい朝にもさっと作れる大根レシピを紹介します。お弁当に入れると栄養バランスがとれる心強い存在。部位によって使いこなせば、大根を最大限においしく活かすことができますよ。バリエーション豊かなレシピで変化をつけて、大根の飽きのこないおいしさを楽しんでみませんか。
大根は部位によって使いこなす!
上部は生で食べよう!
葉に近いほど甘みが強い大根の上部。みずみずしいので生食に向いています。サラダや和え物、大根おろし、漬物などにするとおいしいですよ。
中央部はさまざまな料理で活躍!
大根の中央部は甘みと辛みのバランスがとれていて、さまざまな料理で使うことができます。ぶり大根や大根ステーキ、おでんなど大根をたっぷり味わえる料理で活躍してくれます。
下部は煮物や炒め物など加熱がおすすめ!
大根の下の部分は他の部位に比べて水分が少なく、辛みが強い部分です。汁物や辛めの漬物を作る際に向いています。
ささっと作れるお弁当おかず! 大根のお弁当レシピ5選
お弁当レシピ1 ブリ大根
大根の味の染み方次第で、ブリ大根は味わいが変わりますよね。このレシピのポイントは先に電子レンジで大根を加熱することによって、味がしみ込みやすくすること。口の中でジュワ〜っと広がる大根の味わいを楽しめるブリ大根になっています。
「ブリ大根」の材料・作り方
<材料:4人分>
- 大根 :1/2本
- ぶり :4切れ(300g)
- 水 :大さじ1
- 刻みねぎ :適宜
A
- 水 :200ml
- 酒 :大さじ1
- 砂糖 :大さじ1
- しょうゆ :大さじ2
<作り方>
- 大根は皮をむき、1cm幅の半月形に切り、ぶりは大根と同じ大きさに切る。
- 耐熱ボウルに大根、水を入れてラップをかけ、600Wのレンジで5分加熱し、水気を切る。
- 鍋にAを入れて煮立て、ぶり、大根を入れ、アクが出たらその都度取り除き、15分煮る。
- 器に盛り付け、好みで刻みねぎをかける。
※ブリの臭みが気になる方は、塩を振り、一度下茹でしてから煮るようにしてください。
「ブリ大根」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…3~4日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
お弁当レシピ2 大根とちくわのわさび醤油和え
わさびが決め手! つーんと香るわさびが楽しめる一品になっています。苦手な人や子ども用にはわさびを抜いてもおいしくいただけます。
「大根とちくわのわさび醤油和え」の材料・作り方
<材料:2人分>
- 大根 :1/6本
- ちくわ:2本
A
- 麺つゆ:小さじ1/3
- わさび:小さじ1/8
<作り方>
- 大根はイチョウ切り、ちくわは斜め薄切りにする。
- 耐熱容器に1 、Aを入れ、ふんわりとラップをかけ600Wのレンジで2分加熱する。取り出して全体に味がなじむように混ぜる。
- 器に盛り付ける。
「大根とちくわのわさび醤油和え」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…2~3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
お弁当レシピ3 そぼろ大根
ごはんのお供としても相性抜群なおかずです。優しい味わいを楽しめます。お弁当にする時は片栗粉を少し多めにしてそぼろあんがこぼれないように工夫するとよいでしょう。
お弁当レシピ4 大根のはさみ焼き パタぽんステーキ
メインのおかずとしても活躍するレシピ。野菜嫌いない子どもでも食べやすく、やみつきになります。バターとポン酢のジューシーな味わいが楽しめる一品です。
お弁当レシピ5 大根のゆかり和え
お弁当の隙間をうめてくれる副菜メニューです。大根の歯ごたえやさっぱりとした味わいも楽しめ、お弁当の彩りも一気に華やかにしてくれます。
大根は部位によって調理の仕方を変える
大根は部位によって、食感や味わいが変わってきます。部位によって調理方法を変えることで、さらに大根をおいしく味わえるので、部位別で分けて使いこなしましょう!