まだまだ暑い日が続いています。「涼しい山や川に子どもを連れて行き、リフレッシュさせたい!」と思う人も多いはず。でも子ども連れのキャンプには、知っておいたほうがいいポイントがいくつもあるのです。そこでキャンプをしたことのある人もない人にも知ってほしい、子どもと一緒に楽しめるアウトドアのコツを、家族キャンプ歴5年の私が紹介したいと思います。
テント選びのポイントは、組み立てやすさ
キャンプの必需品に一つにテントがあります。大人だけのキャンプと違い、子どもがいる場合には、テントの組み立てやすさが重要になります。あまりに複雑な構造で組み立てるのが難しいテントだと、設営している間は、子どもをちゃんと見ることができません。簡単に早く組み立てられるテントが便利です。 本格的なテントを組み立てるまでに子どもが入っておけるように、袋から出すだけでパッと広がって自立する、ポップアップテントをサブテントとして持っていくと重宝します。これは近年、運動会や公園などでもよく目にするテントです。気軽に購入できる数千円の物もあるので、ぜひ探してみてくださいね。 また、子どもが飛び跳ねて遊んだり、快適な睡眠を取ったりできるように、テント内にフロアマットを敷くのもおすすめです。
シュラフでミノムシになろう! おすすめ寝袋や防寒用グランドシート
シュラフとは、寝袋のことです。ミノムシになったような気分を味わえるため、子どもにも人気のアイテムです。子ども用のシュラフは種類が限られているので、対応身長を確認して、自分の子どもに合ったシュラフを選びます。小学校高学年の平均的な身長であれば、大人用のシュラフでも問題ないと思います。 また、秋口とはいえ、山であれば朝晩は想像以上に冷えます。保温効果が高いシュラフを選び、冷えから体を守りましょう。また、シュラフの上から毛布をかけて二重にしておけば、しっかり防寒ができます。
テント底面に敷くグランドシートがあれば、夜露や結露の影響を受けにくく、防水や防寒に役立ちます。これはブルーシートでも代用できますし、ぜひそろえておきたいアイテムです。
家族団らんの椅子とテーブルは過ごしやすい物を
子連れ家族には、テーブルと椅子も必要です。子ども用の椅子もたくさん種類があるので、好みに合わせて選ぶといいですね。 また、子どもは何かとよく動くので、飲み物などをこぼしがちですよね。そういう場合に、アームレストにカップホルダーが付いた椅子が便利です。 近頃は、何人かが横に並んで座れるベンチタイプの椅子も人気です。食事や団らんの時間をどのように過ごしたいか考えながら、家族に合ったテーブルと椅子を見つけてください。 明かりの確保には、扱いやすい電池式のランタンがおすすめです。
調理グッズはカラフルにかわいく♪ セット商品がおすすめ
キャンプ用の調理グッズは、かなり多くの種類が販売されています。家庭用コンロやフライパンなどを持っていく人もいますが、慣れてきたら、その都度必要だと思った調理器具を用意していくといいですね。 新たに購入するのであれば、大・中・小の鍋などがコンパクトに入っているクッカーセットがおすすめです。何かと荷物が増えがちな子連れには、コンパクトなほど助かります。カラフルなタイプが多いので、子どもと一緒に選びに行くのも楽しそうです。
虫よけと常備薬、応急セットは必需品
虫よけグッズはアウトドアの必需品です。蚊やブヨなど、多くの種類の虫に効く虫よけを選ぶのをおすすめします。手や足首にはめるタイプを利用したり、薬に敏感な子どもにはテントに蚊帳をつってもいいですね。 もし虫に刺されてしまった場合に備えて、かゆみ止めを必ず薬箱に入れておくのを忘れずに。 さらにキャンプ中は、どのようなけがや病気をするか予測できないもの。万が一のために、ばんそうこうや解熱剤など、普段から使っている薬類を必ず持参しましょう。
外で遊べるおもちゃを持っていこう!
せっかくのキャンプなので、タブレットやゲーム機から離れて、自然と触れ合って遊びたいですよね。わが家では、シャボン玉やボール、バドミントンセットなど、家族みんなで楽しめるおもちゃを持参して、キャンプを一層満喫しています。服装は汚れてもいいように、多めの着替えを用意しています。 いかがでしたか。最近では子どもの目線でのグッズもたくさん販売されているので、好みの商品を見つけてください。家族との最高のアウトドアの時間を楽しんでくださいね。 (ファンファン福岡公式ライター/nabigon)