「切り絵展 たゆたう」が、ジュンク堂書店福岡店のMARUZEN ギャラリー(福岡市中央区)で9月10日(火)まで開催中です。切り絵アトリエ兼ギャラリー「くろくも舎」を主宰する切り絵作家・松原真紀さんの八女手すき和紙を使った切り絵作品約50点が展示販売されています。
切り絵作家の松原真紀さんは、動物や昆虫、花、人物など自然、命あるものをテーマに、切り絵、切り絵を生かしたデザインなどを手掛けています。作品には福岡県の伝統工芸品である八女手すき和紙が使われ、創作は全て手作業です。 福岡県八女市福島白壁通りにある、松原さんのアトリエ兼ギャラリー「くろくも舎」で展示されている作品の中から、今回は約50点が展示販売されます。 額に入った切り絵、ゆらゆら宙を泳ぐ切り絵など、創意工夫された作品は幻想的で、緻密に切り込まれた造形が目を引きます。 「温かな人、手仕事、物、コトにあふれた八女の古い町並みを、うろんころん(ぶらりと)しながら制作した作品を、ぜひこの機会にご覧ください」と松原さん。
<松原真紀プロフィル> 福岡県八女市福島地区生まれ。独学で切り絵を学び、懐かしい物好きが高じて、2010年に同市白壁造りの城下町にある町家で、切り絵のアトリエ兼ギャラリー「くろくも舎」を開始。地元の伝統工芸品である「手すき和紙」を使った切り絵の可能性について模索しながら活動中。「ガラス戸装飾切り絵」九州新幹線 筑後船小屋駅(JR鹿児島本線)駅舎待合室、「雛人形と兜の屏風デザイン切り絵」八女人形会館、「本町834サイダー」ラベル切り絵(福岡デザインアワード入賞)など。
切り絵展「たゆたう」
開催期間:9月1日~10日(火) 10:00~20:00 ※最終日は16:00まで 場所:ジュンク堂書店 福岡店 MARUZENギャラリー (福岡市中央区大名1-15-1 天神西通りスクエア2階) 問合せ:くろくも舎(松原) 電話:090-5021-4718