こんにちは。10匹の猫との共同生活を満喫している、猫大好きなひとみっくすと申します。皆さん、「猫の目は何色?」って聞かれたら、どう答えますか。今回は、猫の瞳の色について、掘り下げてみたいと思います。
猫の瞳の色は大きく3種類
私は、今の猫たちと同居を始めるまで、猫の瞳は黄色だと、ステレオタイプに考えていました。実際、倒的に黄色が多いと思いますが、実は他の色もあるんですよ。
スタンダードな黄色の瞳
やはり、猫といえば黄色の瞳ですよね。琥珀(こはく)色っぽい感じで、光が当たると金色に輝いて、とても神秘的です。 わが家では、一番若い琉羽(るう)くんが、この色です。 どうやら、メラニン色素が多いと黄色い瞳になりやすいそうで、わが家では黒猫に見られる色です。とはいっても、外で見かける野良のキジトラ、サバトラ、三毛、あらゆる柄の猫が黄色い瞳ですので、メラニンだけが関係している、といった単純なものではなさそうです。 おそらく、柄と同じく遺伝によるところが大きいのかな、と思います。
光の加減で変化する緑色
次は緑色です。きれいなエメラルドグリーンや黄色がかった緑など、一口に緑と言っても多くのバリエーションがあります。 わが家の場合、さっち(女の子)が、やや黄色がかった緑の瞳です。 でも、この子の瞳は、周囲の明るさや光の加減で変わるんです。日陰では、もっと深い緑色に見えたり、明るいところでは、より黄色に近く見えたりと七変化。見ていて飽きません。 私は以前、黄色の瞳がダントツに多いと思っていましたが、もしかしたら緑色の瞳がたまたま黄色く見えていただけかもしれません。実際には、黄色と並んで、緑の瞳の子も多いという印象です。
神秘的な青色
最後は、ブルーです。黄色や緑もきれいですが、ブルーの瞳の猫はどこか神秘的で、思わず見とれてしまします。 わが家では、風羽(ふう)ちゃん(女の子)をはじめシャムミックスの子が、全員ブルーの瞳です。もともとシャム系が大好きだったのもあり、気が付くと10匹のうち5匹がシャムミックス。つまり、わが家で最も多いのはブルーの瞳です。 また、ブルーの瞳は洋猫に多いと聞きますが、ミックスの子は非常にバリエーションがあって面白いです。 例えば、わが家の夢羽(むう)ちゃん(女の子)は、サバトラにもかかわらず、瞳はきれいなブルーです。これは、父猫がシャム系だったからです。サバトラなのに瞳がブルーなのは、いつ見ても魅力的で、ため息が出るほどです。 あくまで個人的な感想ですが、私はブルーの瞳が大好きです。
神々しささえ感じる、特別なオッドアイ
さらに、神秘を感じるのは、左右の瞳の色が違う、いわゆるオッドアイです。 わが家にはいませんが、実家の白猫が緑と青のオッドアイでした。魔法でも使いそうな、そんな神々しい雰囲気がある、特別な瞳です。 俗説かもしれませんが、オッドアイは白猫に多いそうです。 もし、次に迎える子がいたら、白猫でオッドアイだといいなあ、と憧れます。 いかがでしたか? 今回は、猫の瞳の色についてご紹介しました。 猫の瞳って、こうして考えてみると実に神秘的だと思いませんか? 色だけでなく、黒目の部分が、暗いところでは大きく丸くなって超かわいかったり、明るいところでは細くワイルドな感じになったり、角度によって色が変わったりと、いつまで見ていても飽きません。 猫好きの人も、そうでない人も、一度近所の野良の子の瞳を観察してみてください。きっと猫の魅力を再発見しますよ。 (ファンファン福岡公式ライター/ひとみっくす)