福岡県八女市出身・在住の日本を代表する切り絵作家・松原真紀さん(くろくも舎)が、地元の伝統工芸品である手すき和紙を使い、コロナ禍で失われた「ふれ合いとにぎわい」をテーマにした切り絵作品を制作。複製をポストカードにして先着1,000人にプレゼントしています。
制作のきっかけは、コロナ禍の影響で店舗やイベント会場がにぎわう光景が見られなくなったときに松原さんが感じたという喪失感。「世の中が一刻も早く以前の活気ある日常を取り戻せるように」と願いを込めて、作品「満員御礼」を完成させたそうです。 「今年はくろくも舎10周年記念の個展を数カ所で開催する予定でしたが、コロナ禍の影響で1カ所に。この作品だけはより多くの人の手元に置いてもらいたくて、ポストカードの無料進呈を思い付きました」と松原さん。 作品には松原さんがこっそりと忍ばせた秘密の「隠し文字」も入っています。それはカードが届いてからのお楽しみに。
【松原真紀さん プロフィル】 2008年福岡県八女市の町家再生活動に参加したことがきっかけで切り絵を始める。2010年に切り絵のアトリエ兼ギャラリー「くろくも舎」を開設。今年北九州市立美術館で開催された展覧会「日本の切り絵5人のミューズ」に出品。日本を代表する切り絵作家として注目される。「草花や動物モチーフの切り絵」(文化出版局)など、切り絵関連の書籍も多数出版。
くろくも舎10周年特別企画 ポストカード無料進呈
申し込み:下記のくろくも舎公式サイトから、または、はがきを送付 あて先:〒834-0031 福岡県八女市本町154 くろくも舎 1..郵便番号 2.住所 3.氏名 4.電話番号を明記 ※ポストカードの無料進呈は郵送のみ(送料は無料)、1世帯につき1枚限り ※ギャラリーや個展での配布はしていません