いよいよラスト！国宝富貴寺でライトアップ

2022年11月30日

春夏秋冬、どの季節に訪れても季節の風情を楽しめる大分県豊後高田市の富貴寺。訪れたのは11月25日、紅葉は深まり始めていました。ランチには解禁されたばかりの秋の新そばを楽しみました。

昼間の紅葉も素晴らしいのですが、富貴寺では今、週末にライトアップイベントが行われています。いよいよ今週末12月3日、4日がラストチャンス。九州最古の木造建築と紅葉がライトアップで彩られます。古（いにしえ）を感じながら静かなひと時を過ごしてみるのはいかがでしょうか？

国宝富貴寺とは

国東半島の付け根に位置するのが豊後高田市。その地にある現存する九州最古の木造建築物が国宝富貴寺大堂です。

「富貴寺は平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒あるお寺。中でも阿弥陀堂（富貴寺大堂）は宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本阿弥陀堂の1つに数えられています。現存する九州最古の木造建築物として国宝に指定されています。」（豊後高田市HPより抜粋）

富貴寺大堂の中には、平安時代に作られた国指定重要文化財の本尊阿弥陀如来坐像と極楽浄土を描いた壁画があります。

富貴寺に隣接する旅庵蕗薹　六郷温泉のお宿

富貴寺に隣接する旅庵蕗薹(ふきのとう）では、秋の新そばが提供されています。

営業日は、金土日のみです。月～木曜と15日、28日が金曜日の場合はお休みです。
営業時間は、11:30～14:00で豊後高田そばが予約なしで食事ができます。

今回は、特別に豊後高田そばにお野菜のおかずがたっぷりの3,000円のランチを予約しました。
金額に合わせてのランチは要予約（前日まで）です。豊後高田産の手打ちそばを「挽きたて、打ちたて、茹でたて」でいただくことができます。

新鮮な野菜が中心の盛りだくさんの農家料理でのおもてなし。この日は天ぷらや茶わん蒸し、ピーナッツ豆腐に野菜の煮物、しょうがご飯などが並びました。ゆったりくつろげる光が差し込む明るいダイニングでいただくことができます。

こちらの旅庵蕗薹の客室は宿泊棟に5部屋、離れに3部屋で六郷温泉につかることもできます。ゆっくり滞在して過ごしたい場所でした。当日は食事だけでしたが、のんびりとした時間が流れていました。近くには「熊野摩崖仏」（くまのまがいぶつ）や「田染荘」（たしぶのしょう）もありこちらを拠点にゆっくり豊後高田を楽しむこともできます。