福岡になくてはならない、中小企業の明日のために。経営課題を共に乗り越える、伴走者へ。【ナレッジソリューション】

地元福岡を中心とした中小企業の経営課題と向き合うべく、経営支援のためのコンサルティング会社をスタートさせた、「株式会社ナレッジソリューション」代表でCEOの早野氏と、その右腕で取締役COOの藤井氏。
曖昧模糊とした経営の舵取りが一筋縄ではない時代、福岡の未来を拓く、お二人の野望を伺いました。

提供:ラシン

◾️早野 正将 (はやの まさのぶ)写真左

40歳までノンバンク系企業で法人向け融資を担当。より取引先企業の立場にたった金融支援を行いたいと、財務コンサルタント会社に転職。約10年に渡り事業再生・M&Aなど様々な業務に従事したのち、経営学修士(MBA)取得を機に独立。
ワンストップでの企業支援を行うため「ナレッジソリューション」を立ち上げる。代表取締役社長 CEO

◾️藤井 努 (ふじい つとむ)写真右

大手の金融機関等を渡り歩き、融資、プロジェクトファイナンス、ビジネスマッチング事業の立ち上げ、まちづくりプロジェクト(地方創生)、地域の企業エコシステム構築など多彩な財務・コンサルティング経験を持つ。
MBA取得のための経営大学院で同期だった早野氏と意気投合。今年2023年1月に「ナレッジソリューション」に参画。取締役副社長COO

目次

“金融”から“金融「サポート」”へ。思いをひとつにした出会い

金融機関等で幅広いご活躍をされてきたお二人が、なぜ組織を飛び出されたんですか?

早野:私は、もともとやっていた法人向け融資の業務の中で、融資したお金が生きた資金になっているか気になっていました。しかし、それは相手側に回らないと見えてこない。ずっともどかしさを感じてきました。
融資側とは反対の立場で仕事をしていきたいと思うようになり、転職。M&Aや企業の経営課題解決など約10年取り組む中で、勤めていた器の中ではなく、さらに領域を広げて取り組みたいと考え、独立を選びました。

藤井:私も、大手金融機関を中心にして、企業の経営支援や地方創生など多くの業務を渡り歩き、さまざまなプロジェクトなど、立ち上げから経験させていただいてきました。
最終的に原点に戻り、地域企業の資金調達支援を通じて企業価値を最大化する、地域へ貢献するような活動をしたいという思いがありました。
早野とは、MBA取得のための経営大学院の同期として知り合いました。一番長い付き合いで、お互いの苦楽を知り尽くしています。そこで意気投合して、「いつかは一緒に何かやれたらいいよね!」という話をしていたので、この機会に参画することにしました。
この出会いは大きかったと、今でも覚えています。

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“専門家”だけでは解決できない事業再生という業務

一般的なビジネスコンサルとは、どう違うのでしょうか?

早野:僕らのような企業再生的なコンサルを入口から出口まで経営者に伴走で寄り添う企業って、福岡にはそう多くないと思います。
税理士・弁護士・司法書士など専門家は多いんですが、例えば税務の提案を集中的にされても、労務面で課題が残ったりといった部分最適な提案となっていることが往々にしてあります。
企業って、「全体最適」、すなわち全体を見渡して何が最良かを選択をしていくのが大切で、総合的に判断ができる人間になりたいと思い、経営大学院の門を叩きました。

藤井:事業再生って本当に深く、難しくて…。例えば銀行などはお客様からお預かりした資料を見て、こういう融資組み立てなら対応できるかなとか審査的な立ち位置で、当然コンサルティングのような一部のアドバイスをすることはできても、なかなか全体のプランを作ったりするのは事業範囲として難しいんです。この時代、業務範囲が非常に広がっているので。
僕らは、「事業計画」を練ったりとか、いわゆる「資金繰表」を作ったりなどする過程で、企業のここにこういう課題があるから、こうして資金を回さなきゃとかって考えるんです。
それって、ある意味、これまでの私の経歴とは逆の立場に立つことでもあり、そこまで伴走できる人って、なかなかいないんじゃないかと感じます。
僕はまだ参画して半年強なので、ようやく最近、経営コンサルタントとして、経営者・金融機関などに対して、ああそんな目線で案件を組み立てて進めていかないといけないなってなってきたのかもしれません。

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早野:私も、10年、失敗しながらやってきて、ようやくできるようになったかなって感じですね。だから奥が深いし難しい。
昔の自分に今の知識や能力があったら、あのお客様をもっと助けられたはずだ、もっと役に立てたんじゃないかと思うことが、今の原動力にもなってます。

入口から出口まで。フットワーク軽く寄り添いたい

日本の99%を超えると言われる中小企業ですが、この複雑で難しい時代にどんな支援が必要だと?

藤井:まずは、我々は、銀行のような大きな組織とは違い、もっとフットワーク軽く経営者に寄り添っていきたいという思いがあります。もっと自分たちがやりたい支援を、深いところまで。
銀行も企業の本業支援までシフトしていますが、僕らは、入口から出口まで、柔軟にワンストップですべて支援したいんです。欲張っていますが…。
それらをワンストップでやることができれば、それが僕らの強みで、大手のコンサルファームではできないところだと思います。

早野:企業が抱えている課題を把握し、それに沿ったあるべき姿とのギャップを埋めることを行っています。
特に成熟期の企業様は、変わりたくても自分たちでは変われないっていうケースが多々あり、再生までに「時間がない」とかのケースであれば、M&Aという手法で売却して、とにかく「会社を存続させる」ということもあります。
様々な状況に応じ、経営者と一緒に考え、最善な選択肢を提案していきます。

藤井:M&Aは、株式譲渡や事業譲渡後に想定していた相乗効果を発揮できる組織として統合していく工程が最も難しいんです。双方、長きにわたり培ってきた文化が違いますからね。その難しさは当たり前と言えば当たり前です。

早野: M&Aを支援する企業の中には、「売却したら終わり」っていうところが多いんですけど、僕らとしては、一緒になった責任までちゃんと負っていきたいという思いがあります。
1 + 1をちゃんと2にする、いや、それ以上にするのが大事なんです。
毎月、会議しながら、理念とか、なぜこういうことをしているのか、社内で共有することが大事で、もう4年間支援してる会社でV字回復しているところもあります。そのあたりは、経営者次第かもしれません。

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夢広がる今、“志”あるニューカマー求む!

どんな企業をサポートしてるんですか?

早野:経営の原理原則は変わらないので、業種や業態は絞ってないですね。私は今、11社くらい担当しています。

藤井:年商5億円未満くらいの企業で、経理担当の方はいるけど、いわゆる財務的なところまで担うのは難しいといった、ちょうど「組織としてどうあるべきか?」というような課題が出てくる規模感の企業様が多いですね。
そのくらいの企業では採用環境も厳しく、人材も不足しているので、それを補うための支援をすることもあります。

早野:加えて支援企業では高い離職率も課題となっていますね。
その原因は、年商5〜10億円くらいの企業って、仕組みとして、採用・教育・評価・報酬というサイクルがうまく機能してないことが多いんですよ。それにより、自身の給料やキャリアが5年後、10年後どうなってるかが見えず、離職していく従業員が多いんです。

貴社の人財については?

早野:弊社もそろそろもう一名は増やさないと、と思ってます。まずは若めの“キーマン”が欲しいですね。
「誰かの役に立ちたい」という強い“志”を持っていて、自分の頭で考えて主体的に動ける人。
我々の業務には型がないので。失敗しても、そこから何かを学んで自走してくれればいいと考えています。

藤井:弊社に入社していただき、例えば 5年後くらいに卒業する、独り立ちするつもり、そんな大きな目標を持っているとかでもいいんです。本当はずっといて欲しいですが。しかし、将来は独立したいくらいの強い“志”ある人を採用したいですね。我々にも刺激になりますし。
教育・成長のための支援制度も用意しています。実務と資格取得など、両輪で学び成長してもらいたいので。
「お客様が望んでいることにだけ応えておけばいい」というんじゃなくて、そこはプロのコンサルタントとして「期待を超えるところまでやって欲しい」ですね。
これは早野の当初からの強い思いでもあります。私も強く共感しており、そこは譲れないと考えています。

事業拡大については何かプランは?

早野: 5年後には人員的にも組織拡大していたいというのはあります。
加えて、より多くの企業の役に立つために、蓄積したノウハウ、ナレッジを何らかの形で提供していきたいという思いもあります。
例えば、経営改善のためのポイントを、独自でチェックできるソフトなどのような形でスケール化できればと考えております。

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一人歩きしてくれるような?

早野:そこが難しくて…。
当然、経営課題は企業によってそれぞれ違うので、このパッケージ化したものを入れてくれれば全部できますっていうのは、絶対にできません。
一定基準の専門的サービスと低コストというトレードオフの関係を両立させるためにも、自分たちでやれるところはチェックしてもらい、複数の要素に基づく判断が必要な部分に特化し、我々が支援していくというやり方はお互いのためにいいのかなと思います。最終的にヒトの関与は避けられないと思います。

藤井:知識・ナレッジを集約・共有していって、弊社社員のみんなが、なんとなく「ああ、企業のこういう課題はこうやって解決できる」ってわかるように社内のナレッジを活用し、お客様へのサポートの過程で進化させていき、それをお客様にも開放できたらいいよねって話しです。

早野:あと、将来的な「大きな夢」でもありますが、金融機関は過去の実績をメインに与信判断していかざるを得ない状況にあるので、我々は将来の事業性を評価して資金を投入するためのファンドを作りたいという話もしてます。

藤井:各地域に「なくてはならない企業」って、必ずあるじゃないですか。無くなって欲しくない企業、存在し続けて欲しい企業、すなわち存在意義深い企業。
当然すべての企業が存在し続けるのは難しいんですが、どれだけ小さな規模でも、そういう「地域にとってなくてはならない企業」、「昔から存在意義のある企業」をより良くしていくようなもの。
将来的には地域のそのような企業に対して出資してでもサポートをする、みたいなところまで踏み込めたらいいですね。
それが結果として「地方創生」にもつながるし。我々のような小さな力でも地域に貢献できることはあると思っています。
とはいえ、ファンドは現実10年くらい先かな…。

早野:10年?それはもっと頑張らなくては(笑)。

藤井:おかげ様で、早野との二人三脚でなんとかここまで来ました。我々の思いの加速のためにも、まずは若い“キーマン”!お待ちしてます。
そして、我々はこれからも地域の中小企業様に寄り添ってサポートして参ります!

提供:ラシン

ナレッジソリューションについて

社名:ナレッジソリューション
所在地:福岡市博多区博多駅前2丁目1-1 福岡朝日ビル1階 fabbitGG博多駅前内
TEL:092-577-9601

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡のベンチャー企業「ラシン株式会社」が運営しています。福岡の中小企業、個人事業主さんの紹介を行なっています。

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