わが家は4人の子どもがいます。上から2番目の次女は、普段はしっかり者なのですが抜けたところもあり、前を見ていなくて電柱にぶつかったり、こけたりすることが何回もあります。今回は次女が3歳の時、キックバイクで遊んでいるときに起きたハプニングを紹介します。次女は驚きの方法でハプニングを切り抜けたのですが…?!
近所でキックバイク遊び
その日は、次女が
「キックバイクで遊びたい」と言うので、家の近くで遊ぶことにしました。神社の駐車場横の道路ですが、あまり車がこないので普段から子どもがよく遊んでいる場所です。駐車場なので、危なくないようにポールとチェーンが交互に連なって住宅地との境目となっていました。
次女はキックバイクで、長男は三輪車で遊んで、私は末っ子の三女を抱っこしながら見守っていました。平日の午前中だったので、他に子どもがいないのをいいことに、次女はのびのびとキックバイクを楽しんでいる様子。
ポールとチェーンで囲ってある場所を、何回も楽しそうにぐるぐる回っていました。
ところが30分ほど経つと疲れてきたのか、次女は気が散ることが多くなってきて、私に
「前を見て!」 と注意される回数が増えてきました。
そして、私が抱っこしている三女に話しかけるために一瞬目を離し、また次女を見た瞬間、次女の目の前にポールが!
「危ない!」と私は叫びました。
次女の驚きの結末
私の叫び声で我に返った次女。目の前にあったポールをとっさによけると、キックバイクを傾けチェーンをくぐり抜け、横にコロコロと転がって着地しました。
次女は何が起きたのか分かっていない様子でポカンとした後、起き上がり、泣きそうな顔でかけよってきました。
私は、次女がポールにぶつかるか、チェーンに引っかかって大怪我をすると思ったので、まずは次女が怪我をしていないことに一安心。次女を抱きしめました。
いつもは次女を抱きしめると駄々をこねる長男も、心配そうに見ています。
さすがにキックバイクでこけたので、かすり傷はあるだろうと思って次女の体を見ましたが、驚くことに無傷!
今まで次女の遊び方などを見ていて「この子は運動神経がいいのだろうな」と感じてはいましたが、ここまでとは思っていなかったので、次女の運動神経の素晴らしさに感動しました。
思わず次女に
「すごいね!」 と褒め言葉をかけてしまった私。次女は何を褒められたかはあまり理解してなさそうでしたが、嬉しそうでした。
子どもの自信に繋げたい
遊び疲れてぼーっとしたり、気が散ったりすることは、子どもによくあることです。次女は特にその回数が多いのですが、このハプニングがきっかけで、実は運動神経が良いことを確認することができました。
帰宅した夫にも、この出来事を話すと、
「すごいなあ!」 と次女に向かって一言。夫とも、「次女の自信につなげて、運動神経をのばしていきたいね」という話になりました。
ママ友にも、よくこのハプニングを話すのですが、あえて次女に
「ポールを避けて、着地が上手だった!」と褒める部分が聞こえるように話しています。
次女はどう思っているかわかりませんが、自信を持ってのびのびと成長してくれたらなと思っていいます。
(ファンファン福岡公式ライター / えりな)