オードラ・マクドナルドの代表作、そしてトニー賞®受賞作品!映画「ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson’s Bar & Grill」3月10日(金)1週間限定公開

 米国・ニューヨークのブロードウェイそしてイギリスでも絶賛され、ニューオーリンズのカフェ・ブラジルで喝采を浴びた「Lady Day at Emerson’s Bar & Grill」を生収録。トニー賞を6度にわたり受賞したオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的歌姫ビリー・ホリデイに扮し、圧巻のステージを披露します。

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愛に飢えても差別に負けない時代のカリスマ、ビリー・ホリデイを知らずして、人に伝わるは語れない。

©Evgenia Eliseeva

 1959年3月、フィラデルフィアの小さなクラブのステージに伝説的なスターが立った。彼女の名は、力強い歌声によって多くのファンを魅了したジャズ界のカリスマ的シンガー、ビリー・ホリデイ。彼女のキャリア、そして人生そのものの晩年に行われたこの一夜限りのショーでは、ジャズの歴史を彩る珠玉の名曲とともに、輝かしい栄光の陰に潜む苦悩と葛藤に満ちた彼女の生き様までもが惜しみなく披露された。ユーモアと哀愁に満ちたこのステージから垣間見えるもの。それは、ひとりの女性が苦難に苛まれながらも力強く生きる姿と、世の中を変えてしまうほどに素晴らしい“歌の力”だ。 

 本作における演技により、主演のオードラ・マクドナルドはトニー賞の演劇主演女優賞を受賞。6度目のトニー賞受賞を達成するとともに、これまで誰も成し遂げていない演技部門全4部門を制覇した。また、本作はトニー賞演劇音響デザイン賞も受賞。さらには、エミー賞リミテッド・シリーズ/映画部門主演女優賞ノミネートの栄誉にも輝いた。 

 オードラ・マクドナルドは、これまでにトニー賞やグラミー賞、エミー賞に輝き、2015年には当時の大統領であるバラク・オバマ氏よりアメリカの芸術界において最高の栄誉とされる国民芸術勲章を受勲。アメリカのニューヨーク・ブロードウェイを中心に、演劇・ミュージカル界では長い間第一線で活躍しており、彼女を目標にして日夜頑張る新人俳優も多いのではないだろうか。彼女の存在は、今のブロードウェイを象徴しているように思う。本作でのオードラ・マクドナルドの驚く点は、意表を突くその「声」にある。まるで、ビリー・ホリデイがタイムマシーンで目の前のスクリーンに現れたように瓜二つなのである。オードラ・マクドナルドの歌唱力と、ビリー・ホリデイが憑依したような、彼女の神がかり的演技力の虜になり、あっと言う間に時が経っていく様子に、ある種、清々しい気持ちになる。

STORY

 時は1959年、舞台はフィラデルフィアのとある寂れたジャズクラブ。これから観客の面前で繰り広げられるのは、死を4ヶ月後に控えたビリー・ホリデイによる最後のパフォーマンスである。本作は、10曲を超える楽曲の数々に、辛辣で時にユーモラスな回想を交えながら、歌姫の姿とその音楽的世界観を魅力的に描き出していく。ニューオーリンズのカフェ・ブラジルで有観客上演された舞台を収録した「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」。6度のトニー賞に輝くオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的な歌姫に扮し、歴史に残るパワフルなパフォーマンスを披露する。 

 「幸運のラッキー・チャーム」ビリー・ホリデイを知らずして、ジャズ界を語れないように、オードラ・マクドナルドを知らずして、アメリカの演劇界は語れない

【ビリー・ホリデイとは】
 1915年4月7日、バルチモアに生まれ、ニューヨークでの貧しい暮らしを生き抜くため、若き日のビリー・ホリデイは悲惨な生活を送っていた。荒んだ生活の中でも、歌だけが彼女に生きる希望を与えた。いつかバンドを組み、豪華で大きなナイト・クラブで歌う日を夢見て、夜な夜な歌い続けるビリー。酒に酔ったお客の前で歌い、罵声を浴びるのも珍しいことではなかった。惨めな気持ちから逃れようと、麻薬やアルコールに溺れてゆくが、幸運にもスイング黄金時代のミュージシャン達と出会う機会に恵まれる。薬物を使用して刑務所に入れられたこともあったが、温かい音楽仲間や熱心なファンに支えられて、ビリーはいつしかジャズ界を代表する歌姫となってゆく。人種差別に苦しみながらも、ビリーの歌声は多くの聴衆を魅了する。しかし、彼女の身体は知らぬ間に長年のアルコール依存により病に侵されていた。かつての艶やかな声を失ないながら、魂を揺さぶるような歌に生きるビリー・ホリデイだったが、華やかなステージの夢を見ながら彼女は1959年7月17日44歳で波乱にとんだ生涯を終えた。

映画「ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson’s Bar & Grill」

■公開日:3月10日(金) T・ジョイ博多、熊本ピカデリー他 1週間限定ロードショー 
■配給:松竹©BroadwayHD/松竹〈米国/2016/ビスタサイズ/90分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版

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【「松竹ブロードウェイシネマ」とは?】
 現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ。でも、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しい。そこで、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい―そんなコンセプトから誕生したのが、「松竹ブロードウェイシネマ」。日本映画史上初で、ブロードウェイの舞台を松竹が“映画館”から皆様へ、《最高な形》でお届けします!

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