「うちの子とお宅の娘を交換してほしい!」と迫ってくる恐怖のママ友

 娘が4歳のとき、同じクラスにドン引き言動をするママ友が。彼女の口癖は「うちの子と交換したいくらい娘ちゃんが好き」。最初は冗談と思い流していました。しかしママ友の言動がエスカレート。どこまでが本気かわからないママ友に恐怖を覚えた体験談です。

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うちの娘が大好きすぎるママ友

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 わが家の娘は運動神経がよく活発。お友達のママにニコニコ話しかけたり、困っている子がいたら声をかけに行ったりして、よく先生から褒められていました。外面はいい娘ですが家では抱っこを求めてばかりの甘えん坊で、家では1歳の弟の分のお菓子まで食べてしまうくらい自分優先な女の子です。

 そんな外面の良い娘のことが大好きなママ友がいました。Aちゃんママは送迎の時間に会うたび
 「今日も娘ちゃんに会えたー! うれしい!」と毎回満面の笑みで娘に声をかけてくれます。そして決まって
 「私本当に娘ちゃん大好き。うちの子と交換してほしいくらい」と言うのです。

 Aちゃんは物静かな女の子。何度も会っていますが、話しかけても返事が返ってきたことがありません。娘とは対照的なAちゃん。幼稚園では娘がダンスができずに泣いているAちゃんを励ましたり、転んだAちゃんを先生のところまで連れて行ったりすることが多々あるらしく、その流れでAちゃんママと交流を持ちはじめました。

 しかし正直、自分の子どもの前で「交換してほしい」と口にするのはいかがなものかと思っていた私。毎回その言葉が出るたびに「あはは…」と言葉を濁してスルーしていました。

ぐいぐい来るAちゃんママ

 Aちゃんママは会うたび
 「どうやったらこんないい子に育つの? 外も中もパーフェクトじゃない!」と言います。私は
 「家だとわがままも言うし、普通の子だよ」と言いますがAちゃんママはあまり聞いていません。

 ある日、公園でばったり会ったときには
 「偶然! やだうれしい!」とテンションMAXのAちゃんママ。そのまま
 「今日うちに泊まりに来る? おもちゃもいっぱいあるよ」などと言って娘の手を引っ張ります。娘が
 「ママと一緒がいい」と言うと
 「ママはお留守番で、娘ちゃんだけ泊まりにおいで」と言うAちゃんママ。

 結局娘がお泊まりを受け入れませんでしたが、なんだかモヤモヤした私。その後、公園で遊んでいても、Aちゃんママは娘が遊ぶ後をついてまわっていて、Aちゃんは放置。しかたなく私がAちゃんのそばにいましたが、Aちゃんは何も言わず砂に絵を描くだけです。

え、そんなこと言われても

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 娘が他の友達と遊んでいるところに最後までくっついてまわっていたAちゃんママ。休憩中再び
 「今日、子ども同士交換してお泊まりさせようよ!」と言われたので
 「ごめん、いきなり言われてもうちは無理かな」と答えると
 「Aなんか、何も言わないから家にいてもいなくても変わらないよ? 迷惑かけないと思う」と真顔で言います。

 そして帰り際にこんな発言をしました。
 「私の知り合いで、友達の子どもを養子縁組で育ててる子がいるんだよね。その子にいろいろ手続きとか聞いたんだ」と突然言ってきたのです。いきなりの話題に
 「へー…?」とピンとこない顔をしてしまう私。

 「養子縁組すれば、子どもって交換できるのかな?」とニコニコした顔で言うAちゃんママ。突然のAちゃんママの質問にゾッとしました。そして咄嗟に
 「さあ? うちは自分の子どもを養子縁組に出す理由がないから」と拒否の意味を込めて言いました。ニコニコ顔のAちゃんママの目の奥が笑っていません。

 そのままAちゃんママは
 「ちぇーだめか…」と冗談めかしながら言い、また娘のそばに行ってしまいました。今までの言動からAちゃんママの言う「子どもを交換」は娘とAちゃんを交換するという意味なのでしょう。養子縁組の話まで出されて、急にAちゃんママがそれまでの何倍も怖くなりました。

 Aちゃんママは学年が上がったのをきっかけに働き始め、お迎えの時間に会うこともなくなりました。クラスも別になったので参観日に会っても少し話す程度。自然と距離ができてAちゃんママの娘へのアタックもなくなり、心底ホッとしています。またあのアタックが再開する日が来なければいいなと思うばかりです。

(ファンファン福岡公式ライター/K)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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