仕上げを工夫しておしゃれに変身! オムライスの盛りつけ方

洋食の中でも、特に多くの人に馴染みがあるメニューと言えばオムライス。チキンライスがふんわり卵に包まれて盛り付けられると、なんだか愛らしさを感じますよね。いつも同じような盛り付けになりやすいオムライスですが、もっとおしゃれに盛り付けたい! と思うことはありませんか? 今回は自宅でもできるオムライスの盛り付け方を紹介します。盛り付けを変化させることで、印象もぐっと変わるのでぜひ参考にしてみてください。

目次

オムライスの盛り付けに変化をつけるコツ

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オムライスを盛り付ける時のコツは、 1. 卵の盛り付けを工夫する 2. トッピングのソースをアレンジする 3. 器のバリエーションを増やす の3つです。それぞれ写真付きで解説していきます。

1. 卵の盛り付けを工夫する

一般的なオムライスは、卵をドーム型にしてチキンライスを包みますよね。それ以外にも、卵の状態や形を変化させた盛り付けでおしゃれで華のある印象になります。卵はオムライスの表面にあるので、オムライスの印象を大きく左右するといっても過言ではありません。盛り付けでどのように工夫できるか見ていきましょう。

(1)半熟状態の卵を盛り付ける

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本来のオムライスはその形状を保つために、卵にも火をしっかり通して盛り付けます。しかし半熟にすることで、卵のとろりとしたしずる感が引き立ち、カジュアルな見た目に仕上がります。盛り付ける際は、先にチキンライスを皿に盛ってからその上から卵をかけるようにして盛り付けましょう。

(2)くるっと回転させて上品に盛り付ける

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ドレス・ド・オムライスと呼ばれる盛り付けです。卵に火を通す際に、ひねって仕上げます。先ほどの半熟状態の卵と同様に、盛り付けでは先にチキンライスを盛ってから最後に卵をかぶせるように盛り付けましょう。名前の由来になっている、貴婦人のドレスのような優雅な印象に仕上がります。

2. トッピングのソースをアレンジする

オムライスの盛り付けで工夫できるのはソースです。普段はケチャップを使用する方も、ソースをひと工夫することで印象に変化をつけることができます。

(1)仕上げに生クリームを足す

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オムライスにケチャップではなく、ソースと生クリームを使って盛り付けます。ソースはデミグラスソースなど濃く色のものを使用すると、生クリームの白が綺麗に映ります。生クリームを最後にスプーンなどでひと回しかけるように盛り付けてください。デミグラスソースと生クリームのコントラストが、より華やかさを演出してくれます。

(2)クリームソースと合わせて緑を飾る

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意外な組み合わせかもしれませんが、オムライスにクリームソースを盛り付けます。普段のイメージとは異なり、レストランで出てくるような品のあるイメージになります。卵とソースが似た色になるので、飾りに緑を加えると全体が引き締まって見えますよ。

3. 器のバリエーションを増やす

オムライスは盛り付ける器によっても印象が大きく変わります。ここでは、オムライスをより華やかに見せたり、優しい印象に仕上げることができる器を紹介します。ぜひ真似してみてください。

(1)スキレットを使用して本格的な印象に

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ハンバーグなどの盛り付けでもよく使われるスキレット。これを使用すると、普段のオムライスがより本格的でグレードアップしたような印象になります。また、スキレット自体が底が深いので、最後にソースを盛り付けても器の中で広がりすぎずにすっきりとした見た目になりますよ。

(2)木の器を使用して優しい印象に

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木目のある木の器を使用することで、素朴な優しい印象になります。シンプルな皿に盛り付けるだけだと見た目も単調になりやすいですが、木の柔らかさが加わることでオムライスにより温もりをプラスできます。

いつものオムライスをよりおしゃれに

いかがでしたか? オムライスの盛り付けは、卵やソース、器を変化させることで全然違った印象にすることができます。自宅で作るオムライスに変化を出したい時は、紹介した盛り付けを参考にチャレンジしてみてください。

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

2019年1月に設立したフードコーディネーターと管理栄養士が在籍する料理研究家の会社。レシピの企画・開発から撮影、スタイリング、栄養計算、商品開発を中心に事業を行う。ミッションは、「好きな人を想う手作り料理で幸せな食卓づくりを。」

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