「思いを伝えよう!」と決意したけれど、どのように伝えればいいのかわからない……。今回は告白の言葉に悩んでいる女性に向けて、25のセリフの実例を紹介します。
男性50名へのアンケート結果からわかった、告白のときに言われてうれしいセリフ・うれしくないセリフも解説しています。相手にいちばん思いが伝わる告白の言葉を見つけてください。
男性が言われてうれしかった告白の言葉
男性は、告白されるときに何て言われるのがうれしいのでしょうか。20歳〜35歳の男性を対象に、「女性から告白されるとき、どんな言葉で言われるとうれしいか」を聞いてみました。
ストレートな言葉
男性が言われてうれしい言葉には、以下のようにシンプルでストレートな言葉が多く見られました。
「シンプルに好きとか付き合ってと言われるとうれしい。」(35歳)
「ストレートに好きですと言われたい。」(35歳)
「大好きです。ストレートに言われるとうれしい。」(28歳)
「ストレートに「好き」と言われるのが1番うれしい。」(27歳)
「好きです!付き合って下さい!とストレートに告白されるとうれしいです。」(34歳)
男性は、「好きです」「付き合ってください」など、わかりやすく端的に告白されるのがうれしいようです。
自分のよさを伝えてくれる告白
シンプルな告白の言葉とともに、相手の好きなところを伝えるとうれしい男性も多いようです。
「具体的にここが好きだということを、自分との思い出の中から抜き出して言ってくれること。」(35歳)
「自分のどんなところが好きかを具体的に言ってくれる告白だとうれしいです。」(33歳)
「どういうところがいいのかを伝えてくれたうえで率直に好きですと言われるとうれしいです。」(35歳)
「こんな時にドキドキします。みたいなことを言われるとうれしく思います。」(32歳)
「何かしら内面を褒めてくれる言葉があるとうれしい。例えば、あなたの◯◯なところが好きなので付き合ってくださいなど。」(33歳)
なぜ相手に惹かれたのか、どんなところが好きなのかなどを伝えると、彼も「自分のことをこんなに好きでいてくれているんだ」とうれしくなるのかもしれません。
男性が言われたくない告白の言葉
告白するときは、男性が「言われたくない」と思っている言葉だけは絶対避けたいところ。20〜35歳の男性に「告白されるときに言われたくない言葉や表現があるか」と質問したところ、以下のような回答がありました。
誰かと比較する表現
自分としては褒めたつもりでも、誰かと比較されるのはうれしくないもの。例えば以下の言葉は言われたくないようです。
「初恋の相手に似ている。」(35歳)
「誰かと比べるような表現は言われたくない。」(35歳)
「可愛い。弟みたい。」(26歳)
「ほかの人のことは告白中には言われたくないかもしれません。」(34歳)
悪いことを言っているつもりはなくても、告白されているときに他人を連想させるような表現は避けましょう。
まわりくどい告白
男性には、「まわりくどい告白が苦手」という方は多いようです。アンケートの中には、以下のような意見がありました。
「遠回しに表現されるのは嫌。」(29歳)
「濁すような表現。抽象的な表現など。」(27歳)
「遠回しに伝えてくるわかりにくいもの。」(33歳)
「回りくどい言葉で告白されるよりは直接的な言葉で告白されたい。」(27歳)
「遠回しに私が好きなのを気づいてほしい的な言い方。」(25歳)
「ストレートに告白するのが恥ずかしい」「奥ゆかしく伝えたい」といった気持ちはあるかもしれませんが、男性からは「遠回し」「わかりづらい」と思われてしまうかもしれません。一般的には、ストレートな告白の仕方が好きな男性が多そうです。
男女OK!告白の言葉25選
気持ちが伝わりやすい告白の言葉を25個集めました。定番のセリフからひねりを加えたものまで、バリエーション豊富に紹介します。「これだ!」とピンとくるものがきっと見つかるはず。複数のセリフを組み合わせるのもおすすめです。
1. 好きです
ストレートな告白の言葉です。相手への思いを誤解なく伝えられます。直接的すぎて逆に緊張するかもしれませんが、初めに「好きです」と伝えたあとに、自分の気持ちを落ち着いて語ることができるでしょう。男女ともにおすすめです。
「実際にどんな言葉で告白されたか?」を聞いたところ、最も多いのが「好きです」と言う表現でした。真っ直ぐでシンプルな言葉で相手に気持ちを伝える人が多いようです。
2. 大好き
「好きです」よりも、より情熱的な雰囲気がある告白の言葉。敬語だと堅苦しさを感じる場合におすすめです。男性が使っても違和感ありませんが、特に女性が照れながら言うと、可愛らしい印象を与えられるでしょう。
3. 付き合ってください
相手にきちんと「恋人になってほしい」と伝えられる告白の言葉です。相手ともともと友達だった場合や、あいまいな関係が続いていた場合、「好き」だけだと気持ちが伝わりにくい場合があります。シンプルな言葉で、交際を正式に申し込みましょう。
4. ずっと好きでした
シンプルながらも、一途でロマンチックな雰囲気があるセリフです。「長いあいだ自分のことを思っていてくれた」という事実に、相手はグッとくるでしょう。まっすぐ目を見て伝えれば、誠実な印象を与えられますよ。
5. 好きになっちゃった
「好きです」「付き合ってください」などは堅苦しくて抵抗感を感じる、自分のキャラに合わない…という場合、このような告白の言葉もあります。可愛らしいイメージがあるので、女性の告白の言葉として使われることが多いです。
ただし、少々軽い印象を与える可能性があるので、相手の性格を見極めるのが重要です。
6. これからもずっと一緒にいたい
幸せな未来を想像させる告白の言葉を紹介します。ただ「好き」と言うよりも、ともに過ごす未来まで考えているという真剣な気持ちが伝わるでしょう。結婚を意識させる言葉でもあるので、結婚前提でお付き合いしたい人にもおすすめです。
7. ずっとそばにいてほしい
「ずっと一緒にいたい」と似ていますが、こちらは相手にお願いするニュアンスを含んでいます。ロマンチックかつ強い意志も感じられるので、プロポーズにもよく使われるようです。
8. あなたのいちばんになりたい
「恋人にしてほしい」ということを、少々遠回しに伝えるセリフです。相手がモテる人の場合、ライバルの存在に日々不安を感じることも多いでしょう。「恋人というポジションがほしい」「自分だけを見てほしい」と伝えられます。
9. ただの友達と思えなくなった
相手と友人として仲がいい場合に使える告白の言葉。今までの心地よい関係性を崩してでも、新しい関係を築きたいという覚悟を感じられるセリフですね。
ただ、告白の言葉としては少々あいまいさがあるので、しっかりと「お付き合いしたい」という気持ちも伝えたほうがよさそうです。
10. 友達やめよう?
「ただの友達と思えなくなった」を、さらにフランクに、そして強調した言い方です。この言葉を突然言われたら、相手はびっくりするでしょう。「嫌われた」と思うかもしれません。
その後すかさず「友達じゃなくて、恋人として付き合いたい」と伝えれば、相手の心を大きくゆさぶることができるでしょう。
11. 私の好きな人は〇〇な人だよ
〇〇の部分に、相手の特徴を入れて「もしかして自分のこと?」とドキッとさせるやり方です。
(例)
- 「私の好きな人は、今の目の前にいる人だよ」
- 「私の好きな人は、グレーのパーカーを着ている人」
ちょっと冗談ぽくも聞こえるので、真剣な告白の言葉を言うのが恥ずかしい人にもおすすめです。
12. 幸せにしたい
自分のことよりも、相手を思う気持ちが伝わる告白の言葉です。プロポーズのような雰囲気もあり、ロマンティックな告白シーンを演出できるでしょう。ドラマのようなワンシーンに憧れている女性におすすめしたい告白の言葉です。
13. 付き合ってみない?
自分と相手の関係性に、「付き合ってください」「幸せにする」のような真剣な言葉が似合わないと感じるなら、このようなフランクな言葉で告白するのもいいでしょう。普段の会話の延長のように気軽に言えるので、改まった雰囲気が苦手な人におすすめ。
ただし、相手によっては「軽く扱われた」「チャラそう」と思われる可能性もあるので、注意が必要です。
14. よかったら付き合わない?
「付き合ってみない?」を少し丁寧にしたバージョン。「よかったら」と付け加えるだけで、相手の気持ちを尊重している様子が伝わります。前置きがあると万が一断られたときのダメージも軽くなるので、自信がなくリスクヘッジしたい場合にもおすすめ。
15. 付き合っちゃう?
「付き合っちゃう?」という言い方は、賛否両論ある告白の言葉です。真剣みが足りないと思う人もいれば、かしこまらない感じが逆に好印象と思う人もいます。
お互いの相性が抜群だと感じるようなことがあったとき、勢いに任せて言うのも悪くないかもしれません。ただし本気にとらえてもらえないこともあるので、注意が必要です。
16. 彼氏になってください
「恋人になってほしい」とお願いをする告白の言葉です。謙虚なイメージがあるので、憧れの相手に思いを伝えるときに違和感なく使えます。健気でひたむきな感じに、好印象を抱かれるかもしれません。男女ともにおすすめのセリフです。
17. 大切にしたい
「幸せにしたい」とニュアンスは似ていますが、こちらのほうが口にしやすいのではないでしょうか。真剣さを感じさせながらも、重すぎない印象です。直接的な告白の言葉ではないため、相手が戸惑うようなら自分の気持ちを付け足したほうがいいでしょう。
18. 〇〇なところが好き。付き合ってください
「あなたが好きです。付き合ってください」でももちろんいいのですが、少々照れ臭い場合もあるでしょう。そんなときは「〇〇なところが好き」という言い方はいかがでしょうか。具体的に相手の好きなところを褒めて告白することで、真剣さが伝わります。
19. ほかの男性と付き合うのはイヤ
相手に嫉妬して思いを伝えるという、ちょっと上級者向けの告白の言葉。「あなたが好きだから、ほかの人に取られたくない」「自分だけの恋人になってほしい」という意味合いです。幼く可愛い印象になるので、告白で可愛らしさを表現したい場合におすすめの言葉です。
20. このままの関係は嫌
あいまいな関係が続いている場合に使えるセリフ。友達以上恋人未満の関係を打破して、正式に恋人として交際をしたいと切り出すやり方です。この言葉自体は告白としての役割が薄いので、きちんと自分の思いを伝えるか、相手の気持ちを聞きだす必要があります。
21. 私とこのままの関係でもいいの?
上記のセリフより、相手に迫る感じがある言い方です。男性よりも、女性が使うほうが違和感が少ないかもしれません。「あなたから告白してほしい」というニュアンスを含んでいるので、告白の言葉は相手から言ってほしい人に向いています。
22. 私のことどう思ってる?
こちらも、自分たちの関係性を聞くことで告白に踏み切る言葉です。直接的な告白の言葉ではないものの、相手を異性として見ていることをわかってもらえます。この後に続けて思いを伝えてもいいですし、相手の反応を見て流れに任せてもいいでしょう。
23. 私にはあなたしかいない
「あなた以外は考えられない」という、強い思いを伝える告白の言葉です。言われた側は承認欲求が満たされ、喜んでくれるはずです。ただし、相手の性格や関係性によっては「重い」と思われる可能性もあるので、見極めるようにしましょう。
24. あなたには私しかいない
先ほどの言葉と、主語を入れ替えたバージョンです。自信に満ち溢れた印象を与えられます。少し上からなイメージのある言葉なので、相手をリードするタイプの人に似合う言葉ですね。女性が主導権を握っている関係性なら、女性が言っても違和感がありません。
25. 月がきれいだね
最後に、ちょっとひねりを加えた告白の言葉を紹介します。「月がきれいだね」は、わかる人にはわかる告白のセリフ。夏目漱石が「I love you」をこのように訳したことから、告白の言葉として用いられるようになりました。
この言葉を伝えて「どういうこと?」「月なんか出てないよ」と言われたら、スマートフォンで意味を調べてもらいましょう。そこに表示された文面を見て驚くという、ドラマチックな展開を期待できるかもしれません。
ただし、男性への告白ではストレートな表現を好む傾向があります。「気をてらいすぎかも?」と思ったときは使うのをやめましょう。
結局、どんなセリフがいいの?
25の告白の言葉を紹介しました。たくさんありすぎて、どれがいいのかわからなくなった人もいるでしょう。そこで、自分に最適なセリフを見極めるコツを解説します。
相手の性格や関係性を見極める
同じ言葉でも、相手の性格やふたりの関係性によって、受け取られ方は変わってきます。
例えば「付き合っちゃう?」というセリフ。いつもふざけ合っているような関係性なら、かしこまらず明るい感じで好印象に思われるでしょう。しかし、相手が誠実な告白を求めている場合「軽すぎる」とがっかりされるかもしれません。
自分が言いやすいかだけでなく、どう受け取られるかをよく考える必要があります。
自分らしさを重視する
告白の言葉が、あなたらしいかどうかも重要。例えば男性の「お前には俺しかいない」のような少し強引なセリフは、キャラに合っていれば少女漫画のようなシーンを演出できます。しかし、控えめな性格の人が使うと逆効果になってしまうかも。
自分らしい告白の言葉を選んだほうが、気持ちもまっすぐ伝わりますよ。
失敗しやすい告白とは?
最後に、告白が失敗しやすい事例について紹介します。失敗例から、成功のポイントを学びましょう!
直接伝えない
恥ずかしいからと、メッセージアプリや電話で思いを伝えるのはおすすめできません。自分の真剣な気持ちが相手に伝わらない可能性があります。面と向かって思いを伝えるのは緊張するはずですが、成功させたいなら直接会って告白することが大切です。
シチュエーションにこだわらない
告白は言葉だけでなく、シチュエーションも大切。時間帯や場所によって、相手が受け取る印象は大きく変わります。告白を決意したら、シチュエーションやその日のデートプランも真剣に考えましょう。
相手に媚びすぎる
恋愛は、下手に出すぎるとうまくいきません。「お願いだから付き合って!」「嫌だったら振っていいから、とりあえず付き合ってよ」のような媚びた言い方は、あまりいい印象を与えないでしょう。相手にすがるよりも、自信をもって告白したほうが好印象です。
相手別!相手に告白するときのコツ
ここでは、年上や年下、職場の人に告白する場合など、相手別に告白するときのコツを紹介します。
年上の相手に告白するとき
同世代の相手に告白するだけでもドキドキしますが年上の相手に告白をするのは、さらに緊張するもの。
年上の相手に告白する際は、普段はタメ語で話せる相手だとしても敬語で気持ちを伝えましょう。普段タメ語の人が敬語で素直な気持ちを伝えると、相手もドキドキするかもしれません。
そして、重くなりすぎないように伝えること。「これだから年下は」などと思われないよう、振られたからといって詰め寄ったり大泣きしたりすることはやめましょう。
年下の相手に告白するとき
年下の相手に告白するときは、「私のほうが歳上だから」というニュアンスを全面に出さないようにしましょう。「弟みたいに可愛い」「面倒を見てあげたい」などと言われることが、うれしくない人もいるためです。
告白された相手も「自分は年下だからなぁ」とコンプレックスを感じるかもしれません。あくまでも対等な関係で、素直に相手が好きだという気持ちを伝えましょう。
職場関係の相手に告白するとき
職場関係の相手に告白するときは、普段からお世話になっていることへの感謝を忘れずに気持ちを伝えましょう。もし振られてしまっても「どうして私じゃダメなの?」など相手を追い詰めないことです。
告白の結果がどうであれ、告白の後も仕事上の関係が続く相手です。今後も良好な関係を続けられるよう、「振られてもいいや」くらいの気持ちの余裕を持ちましょう。
職場関係の相手に告白するときは、タイミングにも注意が必要です。誰かに聞こえるかもしれない場所は避け、2人だけのときに気持ちを伝えます。繁忙期や相手の仕事が大変そうなタイミングも避けましょう。
自分に合った言葉で、告白を成功させよう!
思いを伝えるには、さまざまな言い方があります。どんな言葉を使うかで印象が大きく変わり、結果にも影響するもの。自分らしい告白の言葉で、ふたりの関係性を進展させられたらいいですね!
【データ出典】
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(ファンファン福岡公式ライター / Asumi)