「つくる展」スペースLABO(北九州市)にうごくアートが大集合!~5/14まで

 世界に誇れる日本のものづくりを、さらに元気にしているアートファクトリー「TASKO」。彼らのユニークな発想力と優れた技術力は、これまで様々な企業やアーティスト、デザイナーとのアイデアをカタチにし、幅広い分野で多くの作品を手がけてきました。

 本展覧会では、現代アートとして見応え充分でありながら、ものづくりにおける「つくる」にスポットをあて、TASKOがこれまで制作してきた作品を展示することで、多様な視点から「つくる」魅力を感じることができます。

目次

うごくアートが大集合!

Untitled (Making #235), 2021 © Gottingham
Image courtesy of TASKO and Studio Xxingham

 本展は、「つくる」ことはどういうことかを理解し、「どうつくる?」を考え、「つくりたくなる」きっかけが見つかる展覧会です。TASKOの作品を通して、使われている部品、しくみやしかけ、「ひらめきをかたちに」変えた背景、エピソードから感じるものづくりの不思議、おもしろさ、楽しさに興味関心を持つことで、想像力、発想力、創造力が刺激され、きっとワクワクしてくるはず。

公式アンバサダー ヒロシさん 特別インタビュー

「つくる展」北九州会場では公式アンバサダーにヒロシさんが就任。以下、ARTNEより一部抜粋したインタビューです。

【Q1】ヒロシさんはKBCでも不定期で放送中の「ヒロシのひとりキャンプのすすめ」で見られるように、ソロキャンプを通じていろいろなものを自ら「つくって」いると思いますが、ヒロシさんの「つくる」の原点はいつごろなのでしょうか。

 僕は小学生の時から図工が大好きでした。結構成績は普通よりちょっと下ぐらいでも、図工だけはずっと5だったんですよ。絵を描くのも好きでした。

 今のキャンプにも通じてますけども、外で秘密基地を作ったり、「肥後守」っていうナイフでモノを削ったりで遊んでましたね。そんなところが原点でしょうか。

「つくる展」北九州会場公式アンバサダーのヒロシさん

【Q2】ご自身のブランド NO.164を作られるなど、ものに対するこだわりを感じるのですが、「つくる」ことの魅力について教えてください。

 「つくる」っていうことは、たぶん今までになかったもの、あったとしてもそこに自分の色を入れたいとか、こだわりが入ることだと思います。そこがぼくは好きなのかな。今の世の中、ものはいっぱいあるけれども、そうして「つくったもの」は情も移るし、大事にしますよね。
 自分でつくったものと買ったものとの違いはあると思います。例えば、僕がつくった、一人キャンプ用の鉄板。そもそもどうしてつくったかというと、世の中に一人用の鉄板の数がそもそもあまりなくて、見た目もあまりかっこよくない。かっこいいものを使うと、なんか気分がいいじゃないですか。
 そんな風に自分自身が気分がよくなるものを作ろうと思ったんですね。機能としてはそこまで変わってないんですけれども、ビジュアルのかっこよさを追求しましたよね。

【Q3】最近「つくった」ものについてお教えください。

 最近でいうと家ですかね。今日このインタビューに来る前にも、ギリギリまで自分の家を作っていましたよ。家の床に、床板を貼ったり、断熱材を入れたり。最近は D.I.Y とかそういうのをやってますね。ちょっと前ぐらいまでは笑いを作ってましたけど。そして、動画も作ってますね。「つくる」といえば、色んなものを作ってますよ。

「つくる展」北九州会場公式アンバサダーのヒロシさん

ぜひ、会場で多様な視点から「つくる」魅力を感じてみて。

つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに

開催期間:3月18日 ~ 5月14日(日) 
     ※休み 4月11日(火)・18日(火)・25日(火)・5月9日(火)
開催場所:スペースLABO(北九州市科学館) 1階 企画展示室 (福岡県北九州市八幡東区東田4-1-1)
開催時間:10:00~18:00まで ※入館は17:30まで
料  金:一般1,100円、4歳~小学生600円
     ※価格は税込
     ※4歳未満(要保護者同伴)、障害者手帳をご提示の方(本人のみ)は無料。
     ※本展は入場予約不要。常設展、プラネタリウムは別途料金、事前予約が必要です。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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