産まれたてのころは寝ていることしかできなかったわが子も、ついに一人で歩けるようになりました。行動範囲が広がった子どもは家中のものに興味津々! 色々なものを手にとってはそのままどこかへ… かわいいイタズラも時には大人が振り回される事態になるのです。
ここに置いたのに! 出発直前になくなる家の鍵
1歳になったばかりの息子と出かける時は、事前に持ち物を準備しておくようにしています。でもその日は家を出てから忘れ物に気が付きました。引き返して家に入り、玄関ホールに荷物を置いて、家の鍵を大人の腰の高さほどの靴箱の上に置きました。子どもをリビングへ続く扉の近くに座らせ、急いで忘れ物を取りに行って再度出発の準備です。 しかし、出発しようとすると置いたはずの鍵がありません。落ちたのかもしれないと下を探したり、靴の中などを探しますがありませんでした。必死に探している姿を見てキャッキャと楽しそうにしている息子を横目に、10分ほど探しても見つからないのでその日はスペアキーを使って施錠をしました。 数日たったある日、また出かける予定があったので、オムツポーチにオムツを補充をしようと開いた時、鳴るはずのない金属音がしました。まさかと思いポーチをひっくり返したら、家の鍵が出てきたのです! こんなことをするのは息子しかいません。 しかし、忘れ物を取りにいっている1~2分のあいだにオムツポーチの中に鍵を忍ばせるなんて、なんたる早業でしょうか。時々子どもの俊敏な動きには驚かされます。
開けてびっくり! オムツのなかから出てきたのは?!
息子は幼児用の太目のクーピーがお気に入り。いつも画用紙に思うがままに書きなぐっています。 息子が1歳になる直前のある日のことです。夕食が終わってパパと息子はお風呂へ。その間に私は片付けをしていました。しばらくして、お風呂場からあがった息子がオムツ一丁の状態で出てきました。お世話はパパにお願いして、私もお風呂に入りました。その後のリラックスタイムでも、息子はお気に入りのクーピーで遊んでいました。 そろそろ寝かせようと、就寝前のミルクをあげながら散らばったおもちゃを片付けていたのですが、黄色のクーピーがありません。またどこかに隠したのだろうと思っていました。 わが子はミルクを飲んだ後は高確率で排便をします。いつもスムーズにオムツ替えができるのですが、その日の息子は珍しく寝転んでのオムツ替えを嫌がりました。パパに手伝ってもらいながらオムツを開くと、やけに黄色… そして棒状…。クーピー発見の瞬間です! なぜオムツの中に入ったのか考えていると「お風呂の後オムツだけの状態でお絵かきしてた」とパパからの証言。その時にクーピーが偶然入ってしまったのでしょう。折れていなかったので、肌に傷などはなく笑っていられましたが、まさかオムツのなかにあるとは… またしても子どもの行動には驚いた瞬間でした。
子どもと過ごす日常はサプライズ!
ほかにも靴下の片方だけをどこかへ運んだり、テレビのリモコンが炊飯器の中に入っていたりと日常に様々なサプライズをプラスしてくれます。それに振り回されて疲れてしまうことも多々ありますが、楽しそうな息子の顔を見ていたら疲れも忘れてしまいます。 出産前に先輩ママさんが言っていた 「子どもは毎日何かができるようになるから驚くよ!」という言葉を痛感しています。これからも、たくさんのものに触れてすくすくと成長してくれることを願うばかりです。 (ファンファン福岡公式ライター/SHIORI)