福岡パン｜日々革新を続けるローカルベーカリー【bakery zou】〜グルメ探検隊〜

2023年4月26日

　福岡県内のおいしいお店をもっと知りたい探したい！　県内隅々を“探検”して、見つけた「うまかもん」のお店を紹介します。今回は南区大楠にある「bakery zou（ベーカリーゾウ）」を探検してきました！　※営業時間は変更の可能性があります。

飽きない味！バリエーション豊かなパン屋さん

　ゾウのイラストが描かれた大きなガラス窓から、棚いっぱいに並ぶ焼きたてのパンが見えます。日赤通りから路地に入った場所にあるこの店は、店主の田中雄矢さんと妻・幸代さんが2人で営む「bakery zou」です。

　「欠かせない仕事道具は、イーストや酵母などの“生きた菌”です」と話してくれたのは、職人歴約20年の雄矢さん。朝3時から店奥の工房に立ち、毎日50〜60種類のパンを焼き上げています。

　同じパンでも、日によって小麦の割合や吸水率を微調整することで、いつ食べても飽きない食感や食べ応えのあるパンを生み出しているそうです。

　最近、バージョンアップしたのが子どもたちにも人気の「スコーン」（242円）。天然酵母を使ってじっくりと発酵させることでふんわりとした生地に仕上げています。

　また、「物価高が進む中でも、手に取りやすい価格でパンを楽しんでほしい」という田中さん夫婦の思いから、現在、米粉を使った新作パンも試作中。インスタグラムを要チェックです！