2歳息子がキンカンの種を鼻の中に入れちゃった! 思わぬ対処法とは

 義両親の家の庭には、大きなキンカンの木があります。3月〜5月頃にかけて収穫できるので、毎年この季節になると、子どもたちは外遊びの合間にキンカン狩りをして楽しんでいます。しかし、息子がまだ2歳の頃に、キンカンの種を鼻の穴に入れてしまうというハプニングが! 解決するまでの流れをご紹介します。

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キンカンが好きな息子

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 義両親の家は、わが家から徒歩5分の場所にあります。息子は、おやつ代わりにキンカンを食べるのが日課になっていました。はちみつ漬けやジャムにして食べるのもおいしいですが、収穫したてのキンカンはとても甘く、息子はそのまま食べるのが大好きでした。 

 いつもなら収穫してその場で食べ、種はポイ! と捨ててしまうのですが、ハプニングが起きた日は、夜ご飯の後にデザートとして食べるために取っておくことに。

 息子は
 「あーとーでー」と言いながら嬉しそうに、上機嫌でなるべく大きな実を選んでいました。

キンカンの種を、鼻の中に入れてしまって大騒ぎ!

 その日、夜ご飯は義両親の家で、親戚も集まって8人ほどで楽しく食べていました。家族団らんの夜ご飯が終わり、楽しみにしていたキンカンを口に入れた息子。

 キンカンは窒息の危険があるので、私は目を離さず、もぐもぐしているところを確認をしていました。しっかり噛み終わって種もお皿に出したところで、私は一瞬息子から目を離してしまったのです。

 時間にして数十秒のことでした。すると息子が
 「ママ! ない! ないよ!」

 「どうしたの?」と息子を見ると、鼻に何か詰まっています。 

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 鼻を指さしながら
 「たね! ない!」と焦る息子。
 ここでやっと、息子の左の鼻の穴に1cmほどの大きさの、キンカンの種が詰まっている事に気が付きました。

 「どうしよう…」と私が焦っている間も、息子は種を取りたくてさわってしまいます。逆に、種はどんどん奥に行ってしまいます。
ついに息子は
 「いたいよ!」と泣き出してしまいました。

小児救急電話相談に救われた

 その時、女性たちは食器の片付け、男性たちはテレビを見ていたのですが、みんな手を止めて息子をなだめます。

 ただ、これ以上触ってしまうと、種がもっと奥に行ってしまう可能性があり、簡単に取り出せそうにありません。夜で病院にかかることもできず、♯8000の小児救急電話相談(こども医療電話相談)に電話をすることにしました。

 小児救急電話相談は、夜間や休日に体調が悪いなど子どもに異変があったときに♯8000を押すことで、住んでいる地域の相談窓口に自動で転送されて小児科医・看護師のアドバイスを受けることができます。

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 泣いている息子の横で詳しく状況を話すと、看護師さんが落ち着いた口調でゆっくりと話し始めました。

 「わかりました。 大丈夫ですよ。種を入れていない方の鼻の穴をママさんの親指でふさいで、鼻からフン! と息をさせてみましょうか。鼻をかむような感じです」

 言われたとおり、息子には
 「せーのでお鼻を、フンしようね」と言って試してみると… 1回目で少し手前に出てきて、2回目で鼻から種が「ポン」と飛びだしました! 

 私が
 「取れました! ありがとうございます」と伝えると
 「よかったです。まだ痛むようなら明日の朝、病院に行って先生に見てもらってくださいね」と言われ通話は終了。

 家族もみんなで拍手! 息子も
 「とった! とったよー」と泣きながら喜んでいました。

なぜ種を鼻の中に?

 「種はポイしようね。どうして、種を鼻に入れようと思ったの?」と聞くと、息子は
 「お鼻にね、はいりたかったの」と言っていました。おそらく“鼻に入りそうだから入れてみた”くらいの感じだったんだと思います…。

 現在6歳になった息子に、そのハプニングを覚えているか聞いたところ、全く覚えていませんでした。
 ですが私も、パパも、義両親も、大人たちには強烈に印象に残った出来事の一つです。

 今回は大事になりませんでしたが、場合によってはすぐに救急車を呼んだり、病院を受診する必要があると思います。笑い話になって本当によかったという安心と、小児救急相談の大切さをあらためて感じた出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター / niko)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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