【学童保育選び】実際に利用して感じたメリットデメリットとは

 娘の卒園を控えた頃、わが家では学童保育をどうするか悩みました。近頃の学童には、公営や民間のもの、そして塾や送迎などのサービスもある商業的なものとさまざまです。わが家が選んだのは、公営と民間の中間のような保育園の学童。実際に利用してみて私が感じた、デメリットとメリットを紹介します。

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どこの学童を選ぶ? 慣れた保育園の学童に決めたその結果は

出典:iStock.com Milatas

 公営と保育園運営、そして民間の商業的な学童保育。3種類で悩んだとはいえ、商業的な学童は高額だったので、わが家では早々に却下となりました。

 月謝を考えると公営の学童が魅力的ではありましたが、長年通った保育園という慣れた環境で過ごす方が、娘にも私にも心強いと、保育園が運営する学童に決めたのでした。

 そして実際に通ってみて感じたデメリットは  
・人数が少ない  
 ということでした。 保育園の学童は受け入れる人数がかなり少なく、1年生女子は4人。友だちとケンカした時に、逃げ場がないのがちょっとした難点でした。そして公営の学童に行く友だちは大勢でワイワイ移動するのに、自分たちは4人だけと、娘たちも少し寂しく思っていたようです。

 一方、メリットはたくさんありました。  
・給食がある  
・警報が出ても預けられる  
・学校へ迎えに来てくれる  
・親が迎えに行くまで室内で待機させてくれるので安心  
・ピアノや書道のレッスンがある  ※保育園によって方針や規定は異なります

娘が通った保育園の学童は、わが家にとって助かることばかり!

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 何よりもありがたかったのは「給食があること」でした。もちろん食費は必要ですが、夏休み中に毎日お弁当を作って持たせるのは大変なだけでなく食中毒も心配です。そのストレスなしに過ごせたのは、本当に大きなメリットでした。

 そして、娘が通う保育園の学童は気象警報が出たときも利用できました。公営の学童では預かってもらえないところがほとんどですが、保育園の学童はいつもの通り。

 さらに学校にいる間に警報が出た場合には、学童の先生が子どもたちを迎えに行ってくれました。お迎え要請が出ているのに仕事がどうしても抜けられないとき、とても助かりました。

 また、公営の学童は午後5時までで、子どもだけで帰宅させるところが多いのですが、娘の通っていた保育園の学童なら午後7時まで。そして帰宅が5時以降になる場合は、親が迎えに行くルールでした。

 人通りの多い下校時間とは違って、子どもたちだけ少人数で薄暗い時間に帰宅させるのが心配だった私には、親が迎えに行くまで室内に待機させてくれる保育園の学童はとても安心できました。 迎えに行くとママ友さんに会えるのが、またうれしくて。ほんの数分のおしゃべりが、私の息抜きになっていました。

 さらに、希望者は別料金でピアノや書道のレッスンも受けられました。仕事をしていると平日の習い事にはなかなか連れて行けないけれど、せっかくの土日が習い事でつぶれるのも嫌だった私には、これもかなりのメリットでした。

 というわけで、わが家は保育園の学童を選び、娘も有意義な放課後を過ごせたようです。

 学童の方針や条件は、公営でも民間でも施設によってさまざまです。検討する際には、どこが違うのかしっかりチェックしてください。そしてお子さんが通いやすく、家庭にもストレスのない学童を選んでくださいね。

(ファンファン福岡公式ライター/あいちー)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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