36週の妊婦健診 NST中に倒れて病院が騒然とした理由は?

 妊娠36週、妊娠10ヶ月目に入ると、NSTという胎児心拍数モニタリングをすることをご存知でしょうか? 15分から30分ほどかけて、赤ちゃんの心拍や母体の子宮収縮などをみる検査です。 私は長男を妊娠していた時、NST中に倒れたことがあります。病院内が騒然とした体験談とは…。

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いつもと変わらない妊婦健診

出典:写真AC

 当時私は妊娠36周目に入ったところでした。産休にも無事入り、お腹の息子も順調そのものだったので、健診に1人で向かいました。  その日はNSTをする予定でした。診察室の中はリクライニングの椅子が3つ置いてあり、3人同時にNSTができるようです。でもその時は私だけでした。  看護師さんが私のお腹にNSTを取り付けます。マジックテープのベルトみたいなものです。  「ケータイをしていてもいいですか?」と私が言うと、看護師さんは  「どうぞ。何かあったら言ってくださいね」と部屋から出て行きました。

異変は突然に

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 私は当時ハマっていたアプリのゲームで遊び始めました。しかし、5分ほど経った時です。  あれ? 動悸がするな。何か、息も苦しい気がする。目も、何か見えにくい…?  本当はこの時点で看護師さんを呼ぶべきだったのでしょう。  とりあえずゲームをやめ、私は目をつぶりました。少し目を閉じていれば大丈夫と思ったのです。でも、動悸はさらに激しくなっていきました。  「あの、すみません」と声を出しましたが、部屋には誰もいません。直感的に「やばい」と思いました。  「あの、気分が悪くて…」と言った時、声に気づいて看護師さんが部屋に来てくれました。ちょうど、その時です。  完全に私の目は、見えなくなりました。倒れたのです。  NST用の椅子が、リクライニングチェアの形状で助かりました。意識が遠のいている私は、椅子に深く寝転がる形で倒れたのです。   「ナツメググさん!?」と看護師さんが叫ぶと、その後数人の看護師さんが一気に部屋の中に入ってきました。  「どうする!? NST外す!?」  「逆に駄目でしょ外しちゃ!」  「あ! 赤ちゃんは大丈夫ね!」という看護師さんのやり取り。  「血圧がどんどん下がってる!」という看護師さんの声は、よく覚えてます。  「横にしよう! 先生を呼んで!」  「点滴もしとく!?」とバタバタしている看護師さんの声を遠くに感じていたら、がんっ! と私の頭に衝撃が走ります。    「え、痛い…」と小さく言うと、「ごめん! 点滴が!」と看護師さんに慌てた様子で謝られました。本当に、バタバタとしている様子でした。  「先生間違ってます! そっちの腕じゃありませんよ!」という声も聞こえてきましたが、もう私に意見する力は残っていませんでした。    目が見え始めたのは、それから10分くらい後だったと思います。腕には点滴をつけられ、別室に運ばれていました。  「良かったです! 血液検査をしていますから、横になりましょうね!」と、看護師さんが優しく言ってくれました。

なぜNST中に倒れたの?

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 30分ほど横になってから、なぜ倒れたのか担当医が説明してくれました。  「血液検査の結果、貧血ですね」とのこと。  結果として、私は助けを呼べましたが、もし誰も来なかったらと考えるとゾッとします。私の場合、椅子の上で幸いでしたが、もしお腹でも打ってしまったら大変です。  もし妊婦さんで、少しでも「あれ?」と思うような体調不良が起こったなら、すぐに助けを呼ぶことが大切だと感じた出来事でした。 (ファンファン福岡公式ライター/ナツメググ)

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