歴史が息づく福岡県太宰府市に今、新しい風が吹いています。太宰府天満宮には仮殿がお目見えし、ベーカリーやカフェ、雑貨店など注目の新店も次々とオープン。さらに魅力的に進化する街を散策しませんか?
風味豊かな40〜50種類のパンがズラリ!【Loop a Bread】
2023年2/17 NEW OPEN★
カフェ「tōn(トオン)」、すし店「鮨ひら乃」も入居する新施設「NISHIKI MACHI」の入り口側に誕生。人気店「パンストック」でスーシェフを務めた二見さんが手がけるベーカリーです。有機小麦や全粒粉、有機ドライフルーツなどを使うハード系から、ブリオッシュ生地で作るクリームパンやメロンパン、サンド系も多彩でどれも美味。一番種類がそろう午前10時ごろの来店が狙い目です。
めんたいバゲットや全粒粉フリュイなど、どのパンも生地のおいしさが光る。
「あんバター」(302円)。
新名所「NISHIKIMACHI」。
「ケチャップやハム、クリームなども自家製です」と、オーナーシェフの二見和利さん(左)。
Loop a Bread(ループ ア ブレッド)
住所 太宰府市宰府2-7-5 NISHIKIMACHI 01
電話 092-408-6034
口の中でとろける、オシャレスイーツ♡【AMARILLO】
2022年10/23 NEW OPEN★
スペインの伝統菓子「カタラーナ」が主役のカフェ&ショップ。太宰府産の卵をふんだんに使用したカタラーナは濃厚で滑らかな口溶けが格別です。表面を炙(あぶ)らず、ソースやトッピングを施したアイスケーキのような独自のアレンジも魅力。セットドリンクには九州産紅茶がそろい、香り豊かなペアリングを楽しめます。テイクアウト限定の新作「カタラーナシェイク」にも注目!
「マンゴータルトのカタラーナ」(ドリンクセット1,300円)。
「カタラーナシェイク」(580円)。
江戸時代の建物を改装!
「手土産に最適なギフト用やテイクアウトメニューも!」と、オーナーシェフの熊本賢一郎さん。
AMARILLO(アマリージョ)
住所 太宰府市宰府2-6-20
電話 092-284-0940
季節を彩り、日々の暮らしを豊かに【季の音-kinone-】
2022年10/13 NEW OPEN★
木工作家・鈴木利和さん監修の下、自分たちの手でリノベーションしたという平屋は、漆喰(しっくい)壁と木の柔らかな風合いがすてき。ここは太宰府を拠点に活躍する作家の作品や、店主がほれ込んだ品を扱う暮らしの雑貨店です。器や籠、リネン服やアクセサリーなど、手仕事や心地よさを感じるものばかりで目移り。ワークショップ「四季の教室」も月に2、3回開催しています。
扱う作品や教室の詳細はインスタグラムでも告知。
写真と詩をつづる「季節めくり」。
平屋が4軒並ぶ敷地の最奥。敷地内には草木染めの染織工房「414FACTORY」も。
「営業は木・金・土曜の10:00〜16:00。4台分の駐車場も」と、店主の榎田綾さん。
季の音-kinone-
住所 太宰府市観世音寺5-2-6
ハイセンスで実用的なシリコーンの魅力発信【cafe Si】
2023年4/28 RENEWAL OPEN★
シリコーンゴムメーカー「SiNG(シング)」が運営するカフェ&ショールーム。新たにファクトリーを併設し、内外装はよりスタイリッシュに改装。日によっては製造の様子を見学できます。滑らかな自家製プリン(450円〜)や「トモモコーヒー」の豆で入れるコーヒー(400円〜)、「ソルベッチdoうきは」のジェラートは自社のシリコーンカップで提供され、味わいも使い心地も◎。
製造機械が並び、外には心地よいテラス席が。イベントも定期開催。
プリンには太宰府産の卵を使用。
ショールームの商品は購入もOK。
竈門(かまど)神社すぐそば! テイクアウトもできます。
cafe Si(カフェ シー)
住所 太宰府市内山636
電話 092-555-2338
人気店が復活。新メニューにも注目!【らぁ麺おいげん 太宰府】
2023年2/7 RENEWAL OPEN★
かつて福岡市・警固で人気を博したラーメン店が、太宰府駅前で完全復活。2018年に創業した太宰府店の店内をリニューアルし、より進化したメニューを提供しています。看板のラーメンは豚骨と醤油(しょうゆ)の2種類で、醤油は「海老(えび)香る醤油らぁ麺」にモデルチェンジ。鶏がらをベースに、甘海老の頭で作る特製の海老油が香る逸品です。漬け卵黄、肩ロースとバラ炙(あぶ)りの2種類の焼き豚がのる「炭火豚重」も必食!
「醤油らぁ麺、炭火豚重セット」(1,430円)。
重箱入りの「炭火豚重」。
シックなたたずまいの外観。
豚の頭骨でとるスープ、自家製麺が絶品の豚骨らぁ麺も!
らぁ麺おいげん 太宰府
住所 太宰府市宰府1-10-32
電話 092-408-8697
変わる、御本殿。【太宰府天満宮】
太宰府天満宮に仮殿がお目見え
2027年は菅原道真公の薨去(こうきょ)から1125年となる節目の年。催される「式年大祭」に向け、124年ぶりに国の重要文化財である御本殿の大改修が始まりました。
改修期間中は御本殿の前に「仮殿」を建設。大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーも務める藤本壮介氏が率いる藤本壮介建築設計事務所が、デザイン・設計を手がけています。仮殿の完成は5月中旬を予定しており、参拝できるのは3年間のみ。ぜひ足を運んでみてください。
屋根に森が出現!? 天神の杜(もり)との調和を重視し、屋根に木を植えるという新しくも穏やかで美しいデザインは圧巻。
横から見た「仮殿」。
「仮殿」の内観。靴を脱がずに上がれ、スロープも設ける。
太宰府天満宮
住所 太宰府市宰府4-7-1
電話 092-922-8225