このコーナーでは、ワインバー・ラタフィア(福岡市中央区)のオーナーソムリエであり、日本ソムリエ協会福岡支部 支部長の吉村智美さんに聞いた、ワインに関する夜話をお届けします。今回のテーマは「ロゼワイン」です。
目次
トマト料理との相性も良いロゼワイン
白ワインと赤ワインの良いところを持ち合わせているといわれる「ロゼワイン」には、3種類の造り方があります。 1つ目は「セニエ法」。黒ブドウをタンクに入れ、皮の色を果汁に付けてから発酵させます。 2つ目は「直接圧搾法」。これは、黒ブドウを圧搾してから発酵させます。 3つ目は「混醸法」で、白ブドウと黒ブドウを混ぜてから発酵させます。この方法は仏のシャンパーニュ地方やドイツで用いられます。 ロゼワインは、トマト料理との相性も良く、南仏・プロバンスのレストランには、前菜からデザートまでトマトを用いたコース料理が存在し、デザートにはグリーントマトのタルトが出されます。
ソムリエ プロフィール
吉村 智美 ワインバー・ラタフィア オーナーソムリエ 日本ソムリエ協会福岡支部 支部長 アンスティチュ・フランセ九州 ワイン講師
ラタフィア
住所:福岡市中央区薬院2-4-39 1階 電話:092-732-9702 営業:19:00~24:00 火曜休