「目標とされる存在に!」アビスパ森山公弥選手にインタビュー

 アビスパ福岡の期待のルーキー、森山公弥選手(DF)がカップ戦2試合、天皇杯1試合に出場し(7月20日現在)、サポーターの熱い視線を浴びています。リモートで話を聞きました。 取材/川添道子

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アカデミー出身の期待のルーキー! 

出典:https://fanfunfukuoka.aumo.jp

―今季、アカデミーからトップ昇格を果たし、ルヴァン杯の鳥栖戦(4月21日)でデビューしました。初出場の感想は?  九州ダービーがデビュー戦になり、アカデミー出身として身が引き締まる思いでした。アップ前は少し緊張していましたが、ピッチに入った後は試合に集中していつも通りのプレーができました。試合当日は、家族も応援に来てくれましたし、友だちからも「おめでとう」っていうメッセージが届いたりして、みんな気にしてくれていたんだなって思いました。

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―ボランチのポジションでの出場でした。  以前はセンターバックでプレーをしていましたが、今季からボランチでプレーをする機会が増えています。センターバックとボランチでは、相手選手のプレスのかかり方も違うし、プレー時のボールの置き場所も違う。デビュー戦でミスも少なくしっかりプレーできたことは、今後の自信につながりましたが、ボランチとしてもっとボールに関わる回数を増やしたり、チーム全体を動かしながらゲームを組み立てたり、もっと強化が必要だと感じる部分もありました。

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―プロサッカー選手になって変化は?  一番変わったのはポジションですが、チームメートも対戦相手も、フィジカルが強くてスピードも速い選手ばかり。これまで自分がやっていたサッカーと、全てにおいて変わりましたね。 ―得意なプレーといえば。  持ち味は左足。左足のキックやパスを見てほしいですね。

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―オフはどう過ごしていますか。  寮生活をしているので部屋で過ごすことが多いです。昨年まで学校と練習中心の毎日でしたから、趣味という趣味がないんです。なので、何か趣味を見つけたいと思っているところです。 ―チーム内で仲がいい選手は?  やっぱり年齢が近くて同じアカデミー出身の北島(祐二)選手や桑原(海人)選手、そしてGKの山ノ井(拓巳)選手とはよく話します。それにチームの全員が話しやすくて、いろいろ声かけもしてくれるし、本当にいい先輩ばかりです。

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―プロサッカー選手を目指す子どもたちに伝えたいことがありますか。  練習や試合に取り組んでいる中で、気持ちが乗らない時やきついなと感じることもあると思います。そんな時でも手を抜かず、1日1日の練習と1回1回の試合を100%で取り組むことが大事。そして、プロになりたいという強い気持ちを忘れないで持ち続けていれば、必ず次に繋がる道が見えてくるはずです。

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―今後の目標は。  まずは、リーグ戦に出場して、アビスパの勝利に貢献できるプレーをすること。僕がユースの頃にアカデミー出身の冨安(健洋)選手を目標にしたように、僕もアカデミーの選手に目標としてもらえる選手になりたいです。  冨安選手が世界を舞台に活躍している姿を見ると、自分ももっと頑張らなければと思います。アカデミーの頃から応援してくださっているファンやサポーターの方々にも、トップで活躍する成長した姿を見てもらいたいです。

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―読者へメッセージを。  アカデミー出身ということで、多くの方が期待を寄せてくださっていると思います。その期待に応えられるように一生懸命頑張ります。応援をよろしくお願いします!

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もりやま きみや

2002年4月4日生まれ。福岡県福岡市出身。178cm・73kg。鯰田フットボールクラブ→アビスパ福岡U-15→アビスパ福岡U-18

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

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