箱崎宮前駅から筥崎宮方面へ向かい県道沿いに徒歩約10分。「ブックスキューブリック箱崎店」は、独自にセレクトした本や雑貨で支持を集める個性派書店。2階はベーカリーを併設したカフェで、ギャラリーでもあります。今回、雨の季節にぴったりな本や雑貨を、店主の大井実さんが選びました。
【調査方法】「ブックスキューブリック箱崎店」の本・雑貨でランキング。価格は取材時の店頭価格。
1位 あめがふるとき ちょうちょうはどこへ
「チョウは雨が降るとどこにいるの? 羽がぬれるだろうに」という素朴な疑問を出発点に、抑えた色彩のブルーの絵と詩的な文章で展開。雨の日の小さな生き物たちの様子が描かれます。自然について考えるきっかけや、雨の日に想像を膨らませる喜びをくれる一冊。
文/M・ゲアリック
絵/L・ワイスガード
訳/岡部うた子
金の星社 1,100円
2位 夜の木 第11刷
紙、印刷、製本など全てを手作りするインドの小さな出版社の絵本。限定3000冊の日本語版。版ごとに表紙が変わり、毎刷手に入れるファンも。
作/シャーム、バーイー、ウルヴェーティ
訳/青木恵都
タムラ堂 3,960円
3位 しずくのぼうけん
ポーランドの作家による1969年初版のロングセラー。汚れて、凍って、蒸発…と、しずくの変化がかわいく、雨の行方に思いをはせるきっかけに。
作/マリア・テルリコフスカ
絵/ボフダン・ブテンコ
訳/うちだ りさこ
福音館書店 990円
4位 SAWAKO HOSHIさんの雑貨
フィンランド在住のテキスタイルデザイナーによるアイテム。木や草花などがモチーフで、雨の時季にぴったりな、しっとりした雰囲気が人気。
ハンカチ 1,650円、一筆箋 770円
5位 自分疲れ ココロとカラダのあいだ
文学、漫画、映画などの作品を例に「自分がしっくりこない」という違和感について考える一冊。雨の日にゆっくり自分と向き合うのにぴったり。
頭木弘樹
創元社 1,540円
店舗情報リアルボイス
2階カフェではトークイベントも
当書店では「生活を楽しく、生き方を考える」ような本を中心にセレクト。2階のカフェでは作家を招いてのトークイベントも定期的に開催しています。トーク後にはサイン会や懇親会も。作家と話せる貴重な機会と好評です。オンラインでも配信しているので、気軽に参加してくださいね。
ブックスキューブリック箱崎店
住所 福岡市東区箱崎1-5-14 ベルニード箱崎1階
電話 092-645-0630