【鈴木敏夫とジブリ展】内覧会でファン大興奮!福岡市博物館で8月末まで

 『「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!』が6月9日、福岡市博物館(同市早良区)で開幕しました。同館史上最高の入場者(約40万人)を記録した前回(「ジブリの大博覧会」)から4年、今回の見どころは…。ファンファン福岡編集部がレポートします!

カオナシ&本棚(写真は福岡展会場 ©RENGAYA ©Studio Ghibli)
目次

ジブリ名作が生まれる背景を探る

大・中・小トトロフォトスポット(写真は福岡展会場 ©RENGAYA ©Studio Ghibli)

 ⾼畑勲・宮﨑駿両監督と共に、世界を代表する数々のアニメーション映画を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサー鈴⽊敏夫。本展では、戦後の名古屋で育ち昭和・平成・令和の時代を駆け続けている鈴⽊敏夫⽒が出会った多くの映画作品、書籍と、それを通して⾒えてくる時代背景に注⽬しました。どのようにスタジオジブリ映画を確⽴していったのか、この答えを鈴⽊敏夫⽒の⾎⾁となった8,800冊の書籍や約10,000本の映画作品を通じて探ります。

 もちろん映画に登場するキャラクターたちも会場のあちこちに!ジブリ好きのファンファン福岡編集部員・Nはかわいさにメロメロです。トトロのフォトスポットでは、一緒に「どんどこ踊り」を踊って写真を撮りましょう。

湯婆婆と銭姿の”恋愛・開運”おみくじ

「湯婆婆と銭姿の”恋愛・開運”おみくじ」コーナーへ(写真は福岡展会場 ©RENGAYA ©Studio Ghibli)

 映画『千と千尋の神隠し』に登場する湯婆婆(ゆばーば)と銭婆は、高さ3mの大きさで度肝を抜かれます。口におそるおそる手を入れてヒモを引っ張ると番号が書いてあります。出た番号の書かれた引き出しを開けると、鈴木プロデューサーからの「大事な言葉」が書かれたおみくじがもらえます。編集部員2人が試したところ…。

口に手を入れてヒモを引き(左)出た番号の引き出しを開けるとおみくじが(写真は福岡展会場 ©RENGAYA ©Studio Ghibli)

  編集部員Nは恋愛を、編集部員Cは開運おみくじにトライ!結果は…「GIVE&GIVE」「継続は力なり」でした。「うーん、深いですね」と言いあいました。

会場のあちこちに味わいのある表現が(写真は福岡展会場 ©RENGAYA ©Studio Ghibli)

  展示会のあちこちにスタッフの言葉や、宮崎駿監督の名言集などが手書きで並んでいます。ジブリの世界にどっぷり浸り、再び映画を観たくなります。

福岡から登場!鈴木敏夫プロデューサーの映画コレクション1万本!

1万本の映画作品(写真は福岡展会場 ©RENGAYA ©Studio Ghibli)

 鈴木プロデューサーの毎朝の日課は、ソファでコーヒーを飲みながら、テレビの番組表の確認。好きな映画、これから観たい映画を録画して、監督や俳優でまとめてブルーレイディスクに焼いています。展示ではコレクションされた映画から、手に入る約10,000作品の映画DVDを集めています。壮観!福岡から登場した展示です。

 映画コレクションの解説パネルに目をやると、鈴木プロデューサーの手書きが!「ミヤPは仕事し過ぎだよ。」「スズキさん仕事して下さい!」。宮崎駿監督との会話が聞こえてくるようなイラストが茶目っ気たっぷりです。

 開会セレモニーに駆け付けた鈴木敏夫プロデューサーは「僕がジブリに関わって、宮崎駿や高畑勲とジブリの作品を作ってきた。この間違いない事実がある。その人(鈴木敏夫)が一体どういうものを見て、どういうものを読んで、血とし肉としてきたのか。それを知ることがジブリに近づくということ。僕(この展覧会)を通してジブリのルーツを見てください。これがこの展覧会の最大のテーマだと思います」と話していました。

6月9日~7月14日(金)、平日限定!福岡スペシャルステッカープレゼント

左上:火曜日、右上:水曜日、左下:木曜日、右下:金曜日

 鈴木プロデューサー直筆の神様たちが集うカラフルなステッカー(2種セット)を、平日限定で入場者にプレゼントしています。 期間中の火、水、木、金に来館すれば、4種すべてコンプリートできます。「油屋印」のレアなステッカーは非売品です。有料来場者のみ対象で、数に限りがあります。

福岡会場から発売!限定オリジナルグッズも

提供:「鈴木敏夫とジブリ展」福岡展 実行委員会

展示会でしか買えないオリジナルグッズも盛りだくさんです。一部を紹介します。(品切れの場合もあります。価格はすべて税込)
写真左:ステッカーセット 660円
写真中:箱入りメモ帳 (千と千尋の神隠し)880円
写真右:養生テープ (油札柄・名言柄・ススワタリ柄)各880円

■オリジナルポストカード・Tシャツ

提供:「鈴木敏夫とジブリ展」福岡展 実行委員会

写真左:ポストカード2種 各275円
写真中:Tシャツ 湯婆婆(黒)(M・Lサイズ)各2,750円
写真右:Tシャツ 湯婆婆(白)(M・Lサイズ)各2,750円

■福岡会場から新発売!オリジナルグッズ

福岡会場から新発売になる本展オリジナルグッズです。 この他にも登場予定です。

提供:「鈴木敏夫とジブリ展」福岡展 実行委員会

 和紙風クリアファイル(左:「天空の城ラピュタ」 モチーフ、右:「魔女の宅急便」モチーフ)各495円

■ミニうちわも!

ミニうちわ(写真は福岡展会場 ©RENGAYA ©Studio Ghibli)

ミニ小判うちわ(左:「ここで働かせて下さい。」右:「夢だけど夢じゃなかった。」 )各605円

西鉄バス路線に「鈴木敏夫とジブリ展」バスが登場

提供:「鈴木敏夫とジブリ展」福岡展 実行委員会

 西鉄バス路線で「鈴木敏夫とジブリ展」スペシャルラッピングバスが3台、運行しています。期間は8月31日(⽊)までの会期中です。ぜひ福岡市内で見つけてみてください。
運行路線:
※ただし、予告なしに運休、運行路線を変更することがあります。
・愛宕浜シーサイド線 ⇒「のこ渡船場」ー「博物館北口」(会場・最寄り)ー(「百道ランプ」ー「天神北」)ー「天神」ー(「城南線」)ー「博多駅」
・福大線 ⇒「桧原・片江営業所」ー「福大前」ー「六本松」ー「警固町」ー「赤坂門」ー(「明治通」)ー「県庁前」ー「吉塚営業所」
・油山線 ⇒「博多駅」ー「呉服町」ー(「明治通」)ー「天神」ー「城内」ー「六本松」-「油山観光道路」ー「堤」ー「桧原・片江営業所」

「鈴⽊敏夫とジブリ展」 また、会えたね!

提供:「鈴木敏夫とジブリ展」福岡展 実行委員会(©RENGAYA ©Studio Ghibli)

会期: 6⽉9⽇(⾦)〜8⽉31⽇(⽊) ⽉曜休館
※ただし、7⽉17⽇(⽉・祝)は開館。7⽉18⽇(⽕)は休館。また、8⽉14⽇(⽉)・15⽇(⽕)は開館。8⽉16⽇(⽔)は休館。
時間: 9:30〜17:30 (⼊館は17:00まで)
※ただし、7⽉22⽇(⼟)〜8⽉26⽇(⼟)の⾦・⼟・⽇・祝⽇、8⽉14⽇(⽉)・15⽇(⽕)は20:00まで開館。(⼊館は19:30まで)
会場: 福岡市博物館 特別展⽰室 (福岡市早良区百道浜3-1-1)
⼊場料⾦:
⼀ 般(⼟⽇祝) 1,700円、(平⽇) 1,500円
中⾼⽣(⼟⽇祝) 1,400円、(平⽇) 1,200円
⼩学⽣(⼟⽇祝) 1,100円、(平⽇) 900円
発売方法: ローソンチケット独占発売 [ Lコード: 83926 ]
 会期中、「「土・日・祝日」および、「お盆期間(8月14日(月)・15日(火))」のみ」日時指定チケットの事前購入が必要となります。
※各日、各時間帯に空きがある場合には当日券も販売しますが、スムーズな入場の為、ローソンチケット での事前購入を推奨します。
※当日、会場でご購入いただくお客様は状況によりお待ちいただく場合がございます。 平日にご来場の方は、日時指定は不要です。(ローソンチケットにて、事前購入も可能)
※ただし、混雑時には一時入場制限をかける場合や、入場をお待ちいただくことがございます。
注意事項:
※学生の方は入場の際、学生証をご提示いただきます。
⾝体障害者⼿帳、精神障害者保健福祉⼿帳、療育⼿帳の提⽰者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、 特定医療費(指定難病)受給者証、先天性⾎液凝固因⼦障害等医療受給者証、⼩児慢性特定疾病医療受給者証の提⽰者、および未就学児は観覧無料
※ただし、混雑時には一時入場制限をかける場合や、入場をお待ち頂くことがございます。
主催: FBS福岡放送、⻄⽇本新聞社、⻄⽇本新聞イベントサービス
特別協賛: au (KDDI)
福岡展特別協賛: 関家具
協賛: ガリレオコーポレーション
特別協⼒: スタジオジブリ
企画協⼒:ムービック・プロモートサービス、博報堂DYメディアパートナーズ
展⽰協⼒: ア・ファクトリー
後援: 福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市⽂化芸術振興財団、⻄⽇本鉄道、 九州旅客鉄道、NIB⻑崎国際テレビ、KKT熊本県⺠テレビ、KYT⿅児島読売テレビ、TOSテレビ⼤分
チケットに関するお問い合わせ:
「鈴木敏夫とジブリ展」福岡展実行委員会(西日本新聞イベントサービス内)
TEL: 092-711-5491 (平日9:30~17:30)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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