「暑くて料理をするのが大変…」、「夏休みの子どものお昼、何作ろう…」。そんな夏の料理のお悩みを解決してくれるのが、缶詰です! 今回はおかずからつまみ、デザートまで、おなじみの缶詰を使って作る絶品アレンジ術を紹介します。
教えてくれたのは
フードコーディネーター 柴田佳世子さん
雑誌やCM、企業のレシピ考案ほか、福岡県内の短期大学で調理指導をするなど幅広い分野で活躍中。手軽においしく作れるアイデアレシピが人気。
with 冷凍トマトで
【ツナ缶】ひんやりかき氷そうめん
マンネリ化しがちなそうめんは、シャーベット状にした冷凍トマトと「ツナ缶」でぶっかけ風にアレンジ。ボリューム満点かつ、野菜と魚の栄養も取ることができます。子ども用には青シソやミョウガの代わりに、キュウリやレタスをトッピングしてもOKです。
冷凍トマトは、 水に入れるだけで 皮がツルン!
作り方 約10分 ※冷凍時間は含まず
1. トマト(1個)はヘタを取り、冷凍しておく。 2. 青シソ、ミョウガを千切りにする。 (1)をすりおろす 3. ゆでて冷水で洗ったそうめんを器に盛る。油を切ったツナ缶、(2)を麺にのせ、麺つゆをかける。
油揚げに包んでトーストするだけ!
【サバ缶】サバの「あぶコロ」
油揚げに「サバの水煮缶」と市販のポテトサラダを入れて、トースターで焼くだけでコロッケ風に。 お弁当のおかずやつまみにぴったりです。ポテトサラダの代わりに千切りキャベツとツナ缶を組み合わせても、ヘルシーで美味です。
油抜きはキッチンペーパーで楽々!
作り方 約10~15分
1. 油揚げはキッチンペーパーに挟んでギュッと押し、油を抜いた後、袋状にする。 2. サバ缶は汁気を切り、ポテトサラダとよく混ぜ合わせ、(1)に詰めて、つまようじでとめる。 3. (2)をトースターで焼き色が付くまで焼く
もう一品欲しいときにパパっと!
【サバ缶】サバとなすの煮浸し
レンジでチンするだけで作れるなすの煮浸しは、「サバの水煮缶」をプラスすれば食べ応えがアップ。「もう一品欲しい」ときにパパッとできて、作り置きができるのも魅力です。「サバの味噌煮缶」でもOK。
ナスをレンジでチンする時はラップをふわっと
作り方 約10~15分
1. ナスは拍子木切りにした後、レンジで約3分(600W)加熱する。 2. 汁気を切ったサバと細切りにしたミョウガと青シソ、麺つゆ(ストレート大さじ4)、みりん(大さじ1)をボウルに入れて混ぜ合わせる。 3. 皿に(1)を盛り、(2)をかける。
卵と混ぜるだけで完成!
【さんま缶】スタミナうな玉丼風
夏バテ気味なときこそ、丼でスタミナをチャージ。「さんまのかば焼き缶」を卵でとじるだけで、まるでうな玉丼のような味わいに。「焼き鳥缶」を使えば、包丁なしで親子丼に早変わり!
沸騰してから卵を入れるのがポイント!
作り方 約10~15分
1. さんまを2cm幅に切る。 2.小さめのフライパンに(1)と水(4分の1カップ)と麺つゆ(ストレート大さじ2)を入れる。沸騰したら溶き卵(卵3個分)を回し入れ、半熟になったら火を止める。 3.器にご飯を盛り、(2)をかけ、小口切りにした青ネギを散らす。