この記事では、2児の母でもある管理栄養士が子どもでも食べやすいブロッコリーの食べ方やレシピを紹介します。親として、野菜の好き嫌いは直してほしいと思うことは自然なこと。なかなか食べてくれずに悩んでしまっていることはありませんか? この記事では、ブロッコリーが苦手な子どもでも食べやすくなる方法やレシピを解説していきます。
嫌いのメカニズムを知ったうえで工夫を凝らす
ブロッコリーが苦手な理由を知る
子どもは「野菜だから嫌い」といった意識をもっている子は、実は少ないのをご存じでしょうか。見た目、味、食感など、ブロッコリーが嫌いである理由が必ずあります。その理由を知ったうえで、食べやすくなるように工夫するのが親の役目。そのため、「なぜ、嫌いなのか」を知っておくようにしましょう。
食欲がなくなる色が存在する
私たち人間には、視覚からの情報があるため、おいしそうな料理を見た時に食欲がわいたりします。その逆で食欲がなくなることも。このことから視覚の情報が重要であることもわかります。なかでも緑や青といった寒色系の色は、食欲を失いやすいといわれているのです。そのため、なんとなくブロッコリーが苦手という人も多いのではないでしょうか。
そのような時には、他の食材で暖色系の色を取り入れてみましょう。そうすることで食べやすくなることもあります。レシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子どもでも食べやすいブロッコリーのレシピ2選!
レシピ1 海老とブロッコリーのガーリック和え
ぷりぷりな大きなエビとブロッコリーが合わさったレシピ。子どもも病みつきになること間違いなしのメニューです。
「海老とブロッコリーのガーリック和え」の材料(2人分)
<材料>
- ボイルむきエビ:2尾
- ブロッコリー :1/4株
A
- オリーブオイル:小さじ1
- おろしにんにく:小さじ1/2
- 塩こしょう :少々
<作り方>
- エビは半分に切り、ブロッコリーは一口大に切る。
- 耐熱容器に1 、ブロッコリー、Aを入れ、ふんわりとラップをかけ600Wのレンジで2分加熱する。取り出して全体に味がなじむように混ぜる。
- 器に盛り付ける。
「海老とブロッコリーのガーリック和え」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…2~3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
レシピ2 ベーコンとブロッコリーの蒸しもの
めんつゆのみの味付けなので、失敗のない簡単レシピになっています。やさしい味わいで子どもでも食べやすい一品。
「ベーコンとブロッコリーの蒸しもの」の材料(2人分)
<材料>
- ベーコン :2枚
- ブロッコリー:1/4株
- めんつゆ :小さじ1
<作り方>
- ベーコンは1cm幅に切り、ブロッコリーは一口大に切る。
- 耐熱ボウルに1、めんつゆを入れてふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで2分加熱する。取り出して、全体に味がなじむように和える。
- 器に盛り付ける。
「ベーコンとブロッコリーの蒸しもの」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…2〜3日
- 冷凍保存の場合…3週間
まとめ
ブロッコリーが嫌いなメカニズムを知ることで、大人が工夫を凝らせば今まで食べなかった子が食べるようになったという話もよく聞きます。嫌いのメカニズムを知ったうえで、日々の料理に工夫を凝らしましょう。