GWは本の旅へ! 福岡市の書店員さんに聞く10冊 前編

 もうすぐゴールデンウイーク。今年は家で過ごす人が多いですよね。だったら、ページを開けば好きな場所に出掛けられる“本の旅”に出ませんか? 福岡市内の書店員さんに聞いた、旅にまつわる小説やエッセーなど10冊を紹介します。まずは前編の5冊です。 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一部臨時休業、営業時間短縮中の店舗があります。詳細は各ホームページで確認を。

出典:https://fanfunfukuoka.aumo.jp
目次

<著者の“妄想”とたどる旅> 旅行先 ▶ 日本各地の博物館 

「ぐるぐる・博物館」  三浦しをん/著 実業之日本社(1,600円+税)

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 博物館に興味がなくても、これを読むと思わず行きたくなります! 著者が好みで選んだ13館を実際に訪れて紹介。真面目な博物館リポの要所に交じる著者の “妄想”には思わずクスッとします。妄想力がある著者の質問は、聞かれた博物館側も面白かっただろうな〜。(積文館書店 小田部店の松本愛さん)

【ジャンル:エッセー】 妄想:★★★☆☆ 3.0 笑い:★★★★☆ 4.0 知識:★★★★☆ 4.0

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<積文館書店 小田部店> 住所:早良区小田部4-5-50 電話:092-843-0003

<体当たりで異文化に触れる旅> 旅行先 ▶ 西サハラ

「サハラの歳月」  三毛/著 妹尾加代/訳 石風社(2,300円+税)

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 台湾人の著者が、スペイン人の夫と過ごしたサハラ砂漠での生活をつづっています。現地の人々や夫との毎日は、異文化への驚きで彩られています。日々を楽しく過ごす一方で、打ち勝てない身分格差の問題や差別に失望する様子も。“旅”は楽しいばかりではないとも感じさせられます。(MARUZEN博多店 第二売場長の徳永圭子さん)

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【ジャンル:文芸】 自由:★★★☆☆ 3.5 苦悩:★★★☆☆ 3.0 グルメ:★★★☆☆ 3.0

<MARUZEN 博多店> 住所:博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ8階 電話:092-413-5401

<“幸福な国”を探す旅> 旅行先 ▶ デンマーク

「デンマークのスマートシティ〜データを活用した人間中心の都市づくり」  中島健祐/著 学芸出版社(2,500円+税)

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 税金が46%にもかかわらず「幸福度が高い国」として知られるデンマーク。なぜ人々は幸せなのかが読んでいると分かる気がします。一方で移民も多く、そういった問題への取り組み方などにも触れられ、国への知識が深まります。実際にデンマークを訪れる前の予習本としてもオススメです。(六本松 蔦屋書店の森卓也さん)

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【ジャンル:専門書】 驚き:★★★☆☆ 3.0 考える力:★★★★☆ 4.0 読み応え:★★★★★ 5.0

<六本松 蔦屋書店> 住所:中央区六本松4-2-1 六本松421 2階 電話:092-731-7760

<あの頃の日本を思うロマン旅> 旅行先 ▶ 東京オリンピック開催時の日本

JTBのMOOK「時刻表 完全復刻版」1964年10月号  JTBパブリッシング(1,500円+税)

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 どうせ旅に出られないなら、56年前にタイムトラベルしてみませんか。東京オリンピックが実施され、新幹線が開業した年の時刻表(復刻版)です。廃線になった路線、今はなき急行や特急を見つけるなど、感慨にも浸れます。ムック本ですが紙質を時刻表に寄せるなどこだわった一冊。実用性はゼロです(笑)。(ジュンク堂書店 福岡店 店長の細井実人さん)

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【ジャンル:時刻表】 タイムトラベル:★★★★★ 5.0 ロマン:★★★★☆ 4.0 実用性:☆☆☆☆☆ 0.0

<ジュンク堂書店 福岡店> 住所:中央区天神1-10-13 メディアモール天神地下1~4階 電話:092-738-3322

<アンの目で島の美を巡る旅> 旅行先 ▶ プリンス・エドワード島

「赤毛のアン」 モンゴメリ/著 村岡花子/訳 新潮文庫(710円+税)

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 プリンスエドワード島の自然の美しさやそれらを慈しむ暮らしの描写に、まるで島を歩いている気分に! 生命力あふれる10歳のアンの物語を読むうちに私たち大人も少女になります。多数の訳の中でも、ドラマにもなった村岡花子訳がイチオシ。何度読んでも新しい発見があります。(リブロ福岡天神店 趣味生活書担当の福川キャサリンさん)

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【ジャンル:小説】 絶景:★★★★★ 5.0 喜び:★★★★☆ 4.0 旅立ち:★★★☆☆ 3.0

<リブロ福岡 天神店> 住所:中央区天神2-5-35 岩田屋本店本館7階 電話:092-717-5180

ゴールデンウイークは本で旅する【その2】

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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