子どもを守る不審者対策を家庭で日頃から心がけていますか。繰り返し伝えていきたい合言葉を「防災新聞」サイト、竹若由里絵編集長に聞きました。
Q:子どもが不審者に声をかけられたらどうしたらいいですか。
A:合言葉は「いかのおすし」です。
【いか】ついていかない。「いやです、行きません、できません」ときっぱり断り、その場を離れることが大切です。
【の】車にはのらない。不審な車に近づかないことも教えましょう。
【お】おおごえを出す。「キャー」でなく「助けてー」がよいですね。
【す】すぐにげる。もしランドセルをつかまれていたら、ランドセルを捨てて逃げることも教えましょう。
【し】おとなの人にしらせる。「怖い思いをしたり誰かから嫌なことをされたりしたら話してね」と、日頃から伝えておくことをおすすめします。不審者から逃げる途中にコンビニなどのお店や公共施設がある場合には、「助けを求めに行く(しらせる)」ことを教えておくと良いですね。
Q:どんな人があやしいのでしょう?
A:「はちみつじまん」という合言葉であやしい人の傾向が示されています。
【は】しつこくはなしかけてくる
【ち】ちかづいてくる
【み】みつめてくる
【つ】ついてくる
【じま】じっとまっている
【ん】こんな人に会ったら「んっ?」と注意
こんな人がいたら、いち早く逃げることが大切です。小さい頃から繰り返し伝えることで、「約束ごと」から「あたり前のこと」に変わります。
\CHECK/ 危険な場所を知る合言葉も!
【ひ】ひとりだけになる場所
【ま】まわりから見えにくい場所
【わ】わかれ道、わき道、裏道
【り】りようされていない空き家や空き地
出典:
・警視庁 おやこでまなぼう!「いかのおすしで」毎日安全!
・ステップ総合研究所「子どもの安全研究活動」
・千葉県警察「子供を犯罪から守るために」