<小3女子のお友達トラブル>ワガママAちゃんは、母親も強烈だった!

小学3年生になる娘の友達Aちゃんは、超絶ワガママ! 気に入らないことがあると、すねるわ、怒鳴り散らすわ、途中で帰っちゃうわ… が当たり前。しかもAちゃんママも自分の子に甘く、とんでもないことを言ってきます。最終的に、ドン引き親子に下った天罰とは…。

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お姫様気質の友達Aちゃん

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 小学3年生になる娘の友達Aちゃんは、ワガママ女子。どんなときも自分が一番でないと気が済まないため、ゲームに負けたり、他の子が目立ったりすると怒りだしてしまうのです。

 それでも習い事が一緒で、幼稚園からの付き合いである娘は
 「いつか変わってくれるかも」と言って、なるべく機嫌を損ねないよう気を遣いながら遊んでいたようです。

「私の話だけ聞いて!」と怒ってしまい…

 ある日、学校の帰り道。娘とAちゃんと、もう1人クラスメイトBちゃんの3人で帰宅していたときのことです。

 仲良く帰っていたそうですが、突然、娘がしゃべっている途中でAちゃんが会話を遮り、全然違う話を始めたのだそうです。
 「ちょっと待って、今は私が喋ってるから…」と娘が言うと、突然怒り出し
 「ダメ! 私の話だけ聞いてよ!」と言うAちゃん。これに他の2人はびっくり。

 さらにAちゃんは
 「私の話は一番なんだよ! いつもじぃじもばぁばも、お父さんもお母さんも、み~んな私の話を一番に聞いてくれるの! だからあなた達もそうしないといけないんだから!」と顔を真っ赤にして怒鳴ったのだそうです。

 2人が呆気に取られていると、そのまま走って帰ってしまったそうですが、このままではマズイと思った娘は、話し合おうとAちゃん宅のインターホンを鳴らしました。
 ところが、Aちゃんママが出て
 「話したくないと言っているから」と家の外には出てはくれなかったそうです。

笑ってごまかすママ友

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 その日の夜。元気のない娘から昼間の出来事を聞いた私は、喧嘩がこじれてはいけないと思い、Aちゃんママへ電話をしました。

 しかし、Aちゃんママは元幼稚園教諭。私より何十倍も教育の知識は持っているはずなので、言い方に気を付けながら
 「私の娘も言い方が悪かったのかもしれないんだけど…」と伝えました。

 しかしAちゃんママからは驚きの返答が!
 「ごめんね~、うちの子ってまだ幼いじゃない? だから自分が一番でいたいみたいなの。でも私はそれがかわいいって思っちゃうんだよね。だから、仕方ないと思って我慢してね!」と笑いながら言うではありませんか。

 普段から、習い事でもよく会う間柄…。これでは困ると思った私は、
 「一度、子ども同士で話したいんだけど…」と伝えます。Aちゃんママは
 「うちの子は頑固だから何を話しても無理だと思うよ。『我慢して』って伝えてくれる?」の一点張り。

 あくまでもトラブルの原因がうちの娘にあるような口調で言うAちゃんママ。カチンと来た私は、それでもどうにかAちゃんがワガママなことを認めさせようとすると…
 「じゃぁいいや。別にあなたの子どもだけが友達じゃないから!」と吐き捨てるように言われて、一方的に電話を切られてしまいました…。

 娘は
 「もういいよ、無駄だから…」とため息。今後は距離をとって接するように娘に伝えるしかありませんでした。

ワガママが行き過ぎた結果

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 その数日後。Aちゃんとの出来事を側で見ていたBちゃんが、娘の味方になってくれたようで
 「Aちゃんって本当にひどいんだよ!」という話を他のクラスでもしたそうです。女子の間では噂がどんどん拡散。

 その結果、Aちゃんは今も同学年の女子からは総スカンだそうです。しかしそれを知らないAちゃんママ。
 遊びのお誘いが来ないのは、習い事で忙しいと周囲が思っているからと勘違いしているようで、私の周囲のママたちに
 「火曜と金曜以外は暇だから!」と言いふらしているのだとか。

 それでも同学年の女子からはお誘いが来ないようで、Aちゃんママが困っているという話を噂で聞きました。
 ちょっぴりかわいそうですが、良い機会なのでママもAちゃんも自分たちの行いに気が付いてもらいたいなと思いました。

 そしてわが家も、こうしたお友達トラブルを通して「人の振り見て我が振り直せ…」と伝えていきたいと考えています。

(ファンファン福岡公式ライター / なないろさん)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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