年間平均気温が約29度、常夏の国タイは11月から観光のベストシーズン。2月までは雨がほとんど降らず、過ごしやすい乾期です。タイ南部の島プーケットは、エメラルドグリーンの海と白い砂浜の美しさから「アンダマン海の真珠」と称され、訪れた人を魅了するビーチリゾート。そんなプーケットの魅力を体感しに、タイのLCCタイベトジェット(VZ)の「Skyboss(スカイボス)」を利用して福岡を発ち首都バンコク経由でプーケットへ。まずはスカイボスの少しぜいたくな空旅と、宿泊したタイの名門ホテル「デュシタニ ラグーナ プーケット」のおもてなしを紹介します。
ラウンジ利用や機内食付き「Skyboss」で快適な空の旅

福岡―バンコク直行便を毎日就航しているタイベトジェットエアは、両都市を約5時間40分で結びます。バンコクのスワンナプーム国際空港から国内線乗り継ぎでプーケット国際空港に向かいます。福岡空港で預けた受託手荷物はプーケットで受け取れるので、乗り継ぎもラクラク。

スカイボスのサービスは(1)優先チェックイン (2)空港内のラウンジ利用 (3)優先搭乗 (4)機内食無料提供など。福岡空港出発は午前8時55分(※曜日によって異なる)。約2時間前にチェックインし、出国手続きなどを済ませて搭乗ゲートエリアへ。出発前は福岡空港国際線ターミナル内の「ラウンジ福岡」が利用できるので、時間に余裕を持って出国手続きすれば、ここで軽い朝食をいただくこともできます。スワンナプーム国際空港内でも、乗り継ぎ便までに余裕があれば「コーラルラウンジ」の利用が可能です。

優先搭乗で案内され、着席。スカイボスでは機内食は無料でサービスされるので、メニューから選んでスパイシーチキンバジルウィズライス(いわゆるガパオライス)とタイティー、チョコチップマフィンを注文しました。
ちなみに通常の販売価格は、タイ料理のガパオライスやパッタイなどホットメニューが160バーツ、サンドイッチなど軽食は120~140バーツ、タイティーや抹茶グリーンティーなどの冷たいドリンク類60~130バーツ。デザートやアルコール飲料、タイベトジェットのオリジナルグッズもそろっています。支払いはタイバーツか日本円(お釣りはバーツ)で。

スワンナプーム国際空港には現地時間で午後0時35分に到着しました(日本との時差は2時間)。乗り継ぎ専用の出入国管理場経由で国内線ゲートまで行くことができるのでスムーズ。バンコクから約860km南に位置するプーケット行きの便は午後3時35分発、フライト時間は約1時間25分です。
ビーチがすぐ目の前! 「デュシタニ ラグーナ プーケット」

今回の旅の宿泊は、プーケット国際空港から南へ約20km、パンタオビーチのラグーナリゾートエリアにある隠れ家的な雰囲気の高級リゾートホテル「デュシタニ ラグーナ プーケット」。アンダマン海が背景に広がるロビーラウンジに向かうと、海の香りと心地よい風が迎えてくれます。

ココヤシの木が並ぶ庭園にはプールがあり、その先に広がる専用ビーチと一体に感じるようなデザイン。もちろんビーチにもそのまま行けて、プライベート感あふれる空間が広がります。内装は木造のぬくもりとタイの伝統的な装飾の優しさが感じられます。

客室は5つのタイプのほか、屋上プールがあるヴィラタイプも。ダイニングはタイ料理やイタリアンのレストラン、カフェなど多彩です。

早起きして朝のビーチを歩いたり、マリンスポーツを楽しんだり、スパで極上の癒やしの時間に浸ったり…。日常とは異なるホテルライフを求めて長期滞在する人が多いのも納得です。

写真は「 ゲーン・プー(カニ肉入り南部カレー)ライスヌードル添え」

