ワンオペ育児で妻は限界… 夫の驚愕の一言でついにブチ切れた!

4年前に長女を出産し、私は毎日新しいことの連続に戸惑いながらも子育てをしていました。子どもはとてもかわいいけど、心には余裕がない毎日。そしてうまく言葉にならない感情。ついに実家に帰省することを決めます。毎日感情の浮き沈みが激しい産後の私に、夫が発したのはあり得ない一言。妻である私が大爆発したその理由とは?

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ワンオペ育児が続く毎日

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 夫は平日朝から晩まで仕事をし、残業続きで帰ってくるのは子どもが寝た後です。夫婦で育児を協力し合える日と言えば、夫の仕事が休みの土日。しかし夫は休みの日になれば、趣味のスポーツジム・友人とサッカーやバスケットボールを楽しみ、汗を流しに外出します。

 毎日家族のために仕事をしてくれている夫。仕事のストレスもあるだろうし、気分転換になるなら…。と初めの頃は思っていました。

 しかし趣味を終え、活き活きと帰宅する夫を見て、私はだんだんストレスと不安が募り、うまく言葉にならない感情を抱くようになります。
 そのうち、日中でも子どもに手のかかる時間に孤独を感じることが多くなり、泣きながら母親に電話をすることもありました。そんな時、母親からの提案もあり実家に一定期間お世話になることにしました。

 夫は
 「寂しくなるなあ…。なんで俺にも育児させてくれないのかな…」とつぶやきます。休みの日は趣味に出かけ、協力する育児といったら私がする沐浴の湯上げのみ。
 夫の言葉に違和感を覚えましたが、実家への帰省を渋々了承してくれました。

 こうして、夫に車の運転をお願いして、生後1カ月の娘とともに車で片道4時間ほどかかる実家に帰省しました。

実家ではおだやかな毎日

 実家に帰省してからは、家族に見守られながら育児を楽しむ毎日。夫とは毎日テレビ電話をしたり、携帯電話で撮った写真を送ったり、子どもの成長を共有しました。

 夫からたまに送られてくる写真といえば、友人と楽しそうにスポーツをしている写真や、友人とテーマパークに行った写真。1人の時間を楽しんでいるようでした。

 2カ月ほどしてから、娘の健診もあり自宅に戻ることに。夫は毎日娘の顔が見れてニコニコ幸せそうです。
 親子3人で過ごす久しぶりの週末。眠くてグズグズする娘を寝かしつけようと抱っこしている夫。そして娘はそのまま夫の腕の中で眠ってしまいました。娘をお布団に着地させ、無事寝かしつけに成功した夫。すると衝撃的な一言を言い放ったのです。

信じられない夫の一言

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 「育児って楽勝だね!」
 寝かしつけに初めて成功したことがとても嬉しかったのでしょう。夫は得意げな顔で私にそう言ってきたのです。

 夫が発した何気ない一言。
 その一言は私の怒りに触れ、今までの蓄積された不満が大爆発しました。

 「育児が楽勝? 冗談でしょ? 冗談でも楽勝って言わないでくれる?!」
 「あなたがスポーツジムに行ったり、友達と遊んでいる間にも、私は慣れない育児に戸惑って1人悩んでいた時もあった。こっちはかわいい子どものために毎日全身全霊をかけてる! そんな私の様子を見て、なんとも思わなかった?!」

 夫は私がブチ切れる様子をみて驚き、返す言葉がなく黙り込んでいます。ようやく口を開いた夫は
 「ごめんなさい…」とつぶやきました。

 のちに夫から聞いた話によると、私の目は血走っていたそうです。

変化した夫

 私が大爆発したあとから、夫は少しずつ変わっていき、仕事が休みの日は率先して娘をあやし、オムツ交換や着替えなど育児をしてくれるようになりました。

 今までは“自分の時間”を中心にしてきた夫でしたが、それからは“家族との時間”を中心に考えて行動してくれるようになり、夫婦が協力して育児・家事ができるようになったと感じます。

 子育てとは子どものことはもちろん、夫婦がお互い心に寄り添えているか、夫婦が同じ方向を向けているのかが大切だなと思った体験です。産後は特に、ママの言葉にならない感情に寄り添ってほしいと思います。

(ファンファン福岡公式ライター / ブランコ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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