むちゃくちゃウマイというわけじゃないが、時々食べたくなるカップヌードル。初めて食べた小学5年生のときは、「なんかあんましおいしくないなあ」と思ったもんですが、今や堂々とした国民食、いや世界に誇る日本発の食べ物と言って良いのかも。その50年以上前の値段がたしか120円くらいだったから、今もそんなには上がってないとも言えます。そりゃみんな食うわ。
最近近所にセブンイレブンがオープンして、おにぎりとか安いので買いに行ったとき、「エビまみれカップヌードル」が目に留まりました。CMでそげなものがあることは知ってましたが、現物を目の前にして、なぜかフラフラと買い物かごに入れてました。
家に持ち帰り、テーブルの上に放置していたら、家人から「なんね、気色悪いそれは。早うしまうか食べてしまって」と言われました。たしかによく見ると不気味なデザインとも言えます。日清のカップヌードル関係のCMも最近、シュールというかキテレツなものが多く、このエビまみれと言い、「謎肉まみれ」と言い、日清はトップメーカーならではの冒険の域を超えた挑戦が目立ちます。わたし的には、昔何かの賞をとった「Hungry?」というマンモスと原始人が出てた頃の表現の方が良かったと思うのですが。
それはさておき、せっかく買ったので早々に食べてみました。たしかにエビがまみれてますなあ。
激しく沸騰させた激アツのお湯を注ぎ待つこと3分、もう食べられます。
これをいただくのは最初で最後かもしれないので、じっくりかみしめながら、食べていきました。そして、エビが何匹入っているか目と舌でしっかり確認していきました。
結果、
21尾のエビさんが私ののどを通り過ぎていきました。けっこう大小あり、アミエビじゃないのかというものからそこそこ噛みごたえのあるやつまで多様な21。まあ、「まみれ」とは言いすぎにしてもそこそこのエビ数でした。
そこで、思いました。
「では、まみれじゃないカップヌードルはエビ何匹なのか」。
コンビニは少し高いので、今回はスーパーで普通のカップヌードルを買いました。
「普通」と言いつつ、そこは曲者の日清さん、ただでは済ませません。「カップニャードル」というド変化球を投げ込んできます。
ニャードルと名乗りますが、ふたの表ウラが猫なだけで、中身と猫は何の関係もありません。24種類の猫が出てくるらしいので、好きモノは24食以上してコンプリートしたらよろしいでしょう。
パッと見、エビは4つ入ってます。
で、慎重にエビ数を数えながら食べていきましたが、結局最初見た4匹しか入っていませんでした。
最後までお読みいただいて申し訳なかったですが、結局このブログの話は「通常のカップヌードルにはエビが4匹だが、エビまみれカップヌードルにはプラス17の21匹入っている」という生きるうえで何の役にも立たないことを伝えただけです。
怒らないで下さい。
まあ、営業に行って、商談相手との会話が途切れ、気まずい空気になったら、「エビまみれカップヌードルには・・・」と話のタネにしてみて下さい。相手も怒りだすか、盛り上がるかは神のみぞ知る、でしょう。