ファンファン福岡×防災新聞 備えておこうよ! シートベルト着用のルールを再確認

 帰省などで車を利用する機会が増える年末年始。改めて注意したいシートベルトの着用について「防災新聞」サイト、竹若由里絵編集長に聞きました。

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シートベルト着用のルールを再確認

Q:後部座席の着用は義務?
A:
運転席、助手席はもちろん、後部座席もシートベルトの着用は義務です。後部座席は2008年の道交法改正で義務化されました。

Q:違反したらどうなりますか?
A:
シートベルトをしていないことで反則金を取られることはありません。運転席と助手席は一般道路、高速道路ともに違反点数1点。後部座席は一般道路での違反点数対象ではありませんが、高速道路で違反点数1点です。

Q:例外があると聞きました。
A:
以下のような場合は着用が免除されます。
 ・けがや体調の影響でシートベルトをするのが難しい
 ・妊娠中でシートベルトの圧迫が体調に影響する
 ・人命に関わる状況で運転している
 ・後部座席にシートベルトがない車に乗っている
 ・郵便やごみ収集などの作業をしている
 ・消防車、救急車といった救急車両を運転する
 ・選挙カーの運転手と立候補者

 後部座席でシートベルトを着用していない場合の致死率は、している場合と比べて一般道で約3.6倍、高速道路で約15.4倍も高いそうです(2013~22年の合計/警察庁ホームページから)。可能な限りシートベルトを着用しましょう!

\POINT/ チャイルドシートも忘れずに

●着用義務期間
新生児から6歳未満。6歳の誕生日を迎えるまでは必要。着用しないと、違反点数1点。

●例外
幼稚園の送迎バス、路線バス、タクシーなど(チャイルドシートが固定できない乗り物)。

「大切な人の命を守るため声をかけ合って着用を!」と、「防災新聞」サイト竹若由里絵 編集長

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

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