2003年に福岡市早良区で焼き肉店として創業した「極味や」。現在、同市内を中心に焼き肉、ハンバーグ、もつ鍋、牛タンなどの店舗を展開しているのはご存じの通り。「極味やハンバーグ」は、行列ができる人気メニューとして知られていますね。そのハンバーグをお得に買えるチャンスがあると知って行ってきました! ※表示価格は税込み
第2、第4日曜に開催される「極味や直売市」へ
チャンスは毎月2回、第2、第4日曜に開催される「極味や直売市」。会場は、極味やで提供される肉を加工・調理する「極味や セントラルキッチン」(同市早良区野芥)の駐車場です。
午前9時に始まり、通常午前中まで。全商品が売り切れ次第終了といいます。少し早起きして午前8時半に会場に到着しました。
すでに長蛇の列ができていました。数えたところ自分は47番目。「早い人は8時ごろから並んでいますよ。人気の品は早々に売り切れることもあります」と工場長の柴田善幸さん。
で、出遅れた…。目当てのハンバーグが売り切れたらどうしようと不安になりましたが、テントに設置された冷凍ケースを見ると、ハンバーグのほかに、もつ鍋のセットやタンシチュー、鶏のタタキに牛のステーキ肉など種類も量も豊富に用意されていて、なんとお米もあります。
47番目でもハンバーグを買い損ねる心配はなさそうです。
午前8時45分、予定を15分前倒しして販売が開始されました。「寒い中や暑い中、ずっと並んでいただくのも気の毒で」と柴田工場長。状況によっては少し早めに開始することもあるそうです。
開始から30分、ようやく冷凍ケースの前に進むことができました。ハンバーグは、ちゃんとありました! 通常オンラインストアで1,058円で販売されている品が、この直売市では734円に。30%もお得に買えるのです。無事にカゴに収めて会計を済ませました。
ちなみに一番人気は「国産牛こま切れ」(150g、626円)とのこと。皆さん、お得でおいしい品をよくご存じです。
つかみ取り企画や子ども向けサービスもあって楽しい!
直売市では「つかみどり」(540円、1組1回限り)企画も人気です。肉の種類はその日によって違うそうです。この日は「ボイル牛すじ」でした。
日曜の午前中ということもあって家族連れの姿も多く、子どもには綿あめがサービスされていました。子どもが自分の手で作ることもできるし、工場スタッフに声をかけて作ってもらうこともできます。
柴田工場長をはじめ、スタッフの皆さんが気さくに対応していたのも印象的。お客さんは「この肉はどんな料理に合う?」「どっちの肉がおいしい?」など気軽に尋ねていました。
肉のお得が満載で企画も楽しめる直売市。午前中で終了するので早めに出かけるのがおすすめです。
肉の味をしっかり感じる粗びき。染み出た肉汁で野菜炒め♡
九州産黒毛和牛と国産牛をブレンドした粗びき肉の「極味やハンバーグ」。パン粉や卵などのつなぎを極力減らし、玉ねぎを使わず、「ステーキのようだ」と言われる味わいが特徴です。
5個購入していた男性が「家族みんなが好きなので、よく買いに来ます。火が通るぎりぎりくらいの焼き加減がいいと思いますよ」と教えてくれました。
上手に焼けるかが気になっていましたが、「美味(おい)しいハンバーグの焼き方」というリーフレットが付いていました。食べる前日に冷蔵庫に移して解凍し、ホットプレートを使って焼き肉感覚で調理するのがいいようです。焼きながら食べる、お店同様のスタイルですね。
ホットプレートを持っていないので、フライパンで焼くことにしました。中火で約5分、焼き色が付いたら返して両面を焼き、余熱で火を通しました。
さあ、実食です!
熱々を頬張ると、本当に肉の味わいがしっかり! ハンバーグだけどまるでステーキを食べているような感覚です。ソースやケチャップを用意していたのですが、肉のうまみと既に付いている味付けだけで十分。ソースを付けるとご飯がどんどん進むと思います。
ハンバーグを平らげた後は、フライパンにそのまま玉ねぎとブロッコリーを投入。ハンバーグから染み出た肉汁や脂のうまみを余すことなく使います。贅沢なおうちごはんになりました。
わっはっは(極味や)セントラルキッチン
住所 福岡市早良区野芥4-43-27
電話 092-834-2929