カンテレ発、テレビ西日本など12局で生放送されている「旬感LIVE とれたてっ!」(月―金曜、午後1時50分~2時45分)。同番組は最新の時事ニュース、暮らしに役立つ生活情報、健康情報、お出かけ情報、芸能ニュース、天気予報などを分かりやすく発信しています。番組メインMCを爽やかに務める青木源太さんにファンファン福岡編集部がインタビューしました!
「ひとつに偏らないいろんな考え方を伝えています」
―放送日のスケジュールは?
午前11時に台本が出来上がって、制作スタッフと打ち合わせをします。その後、メークをしてリハーサルをして本番、というのがおおまかな流れです。筋トレが趣味なので合間にサラダチキンを食べています(笑)。
―放送中に心がけていることは?
テレビの宿命だと思うのですが、いろんな年代のいろんな考え方を持っている人が見てくださっています。ひとつに偏らないいろんな考え方を伝えてバランスを取ることを意識しています。
「コメンテーターさんは台本にないことを言って笑いに」
―番組で印象深かった出来事は?
(番組レギュラーの)ブラックマヨネーズ吉田(敬)さん、小籔(千豊)さんは東京でもお仕事をご一緒させていただいていましたが、メッセンジャーの黒田(有)さんは、この番組で初めて共演した方。一抹の不安もあったんですが、優しく受け入れてくださって、「青木くん、したいことがあれば何でも言ってや」と気遣ってもらいました。
その後オンエアを3回ほど重ねたころ、黒田さんのボケにちゃんとツッコミを入れることができたんですよね。距離が近づいた気がしてとてもうれしかったです。
コメンテーターさんは台本にないことを言って笑いにつなげてくださるのでとても助かっていますね。アナウンサーは笑いを取ることに関しては苦手ですから、百戦錬磨のコメンテーター陣にお任せしています。
―どのような時にやりがいを感じますか?
テレビの世界に入って20年弱。僕はアナウンサーで、カメラマンさん、ディレクターさんそれぞれが役割を果たしながら一つのオンエアを成功に結びつけていくのがテレビの醍醐味(だいごみ)。そこに尽きます。局や立場、時代が変われど、変わらないテレビの面白さです。
―番組をする中で苦労することは?
ほとんどないですよ。(制作局の)関西で当たり前に使われている用語を知らないことですかね。「びくドン」と言われたときに分からなくて…「何ですか?」と聞いたら「びっくりドンキーですやん」と返されました(笑)。
「生放送、時間制限の中でのやりとりにしびれます」
―青木さんがテンションの上がるコーナーはありますか?
最新のニュースを伝える「旬感トピックス」ですね。コーナーの中で、コメンテーターに意見を伺います。だいたい30~40秒という時間制限の中で皆さんが自分の意見をビシッと決めるんです。
テレビはインターネットと違って時間の制限があります。その中で意見を言うのは難しいんですよ。生放送でもありますし、僕も相づちを打ったり、重ねて質問したりするのにプレッシャーがかかります。そこがしびれるやりとりです。
―福岡の街の印象は?
「おいしいものが多い」「コンパクトにまとまっている」です。福岡をモデルにした都市が今後増えないといけないとも思います。特色もありつつ、ある程度の経済規模もあって、コンパクトにまとまっているというのは今後の地方創生を考えたときにすごく大事になってくると思います。
―今後の目標を聞かせてください。
放送している西日本12局の視聴者の皆さんに、お昼の番組として定着させられたらと思っています。月曜日から金曜日まで放送している帯番組は“視聴習慣”が非常に大きいんです。「お昼は必ず『とれたてっ!』を見る」という習慣を一日も早く持ってもらうのが目標です!
お昼の2時から3時の時間帯は一日の中でもゆったりとした時間。そういう皆さんの時間に寄り添うような番組になりたいなと思っています!
PROFILE
青木源太(あおき・げんた)1983年生まれ。愛知県岡崎市出身。趣味はエンタメ鑑賞と筋トレ。“サラリーマン美容”にこだわり、防衛省広報アドバイザーなどの肩書も持つフリーアナウンサー。
旬感LIVE とれたてっ!
月―金曜 午後1時50分~2時45分 (生放送)
MC/青木源太
月曜レギュラー/ハイヒール・リンゴ
火曜レギュラー/吉田敬(ブラックマヨネーズ)
水曜/週替わりゲスト
木曜レギュラー/黒田有(メッセンジャー)
金曜レギュラー/小籔千豊
放送エリア/カンテレ、テレビ静岡、東海テレビ、TSKさんいん中央テレビ、岡山放送、テレビ新広島、テレビ愛媛、高知さんさんテレビ、テレビ西日本、サガテレビ、テレビ熊本、テレビ宮崎