絵本のサブスクはプレゼントにも最適!選び方のポイントは?

5歳・7歳の息子を持つママライター、永野栄里子です。

子どもには絵本を読み聞かせるとよいという話はよく耳にしますが「どの本をチョイスすればよいかわからない」「なかなかゆっくり本屋や図書館に行く時間がない」という保護者も少なくありません。

このような場合におすすめなのが「サブスクの利用」です。

今回は、おすすめの絵本のサブスクサービスをご紹介します。メリットや選び方のポイントも押さえ、プレゼントや日々の読み聞かせに活用してください。

目次

絵本のサブスクは大きく2種類

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絵本のサブスクは、毎月決まった料金を払うとおすすめの絵本を届けてくれるサービスで、大きく「紙」と「電子」の2種類があります。まずは、それぞれのメリット・デメリットを踏まえ違いを確認しましょう。

紙の絵本のサブスク

紙の絵本のサブスクは、毎月自宅などの指定した場所に絵本を届けてくれるものです。小さな絵本は持ち歩きに便利ですし、大きな絵本は作品の世界観やスケールを感じられます。紙の質感や厚みなどを触覚で感じることは、“育脳”にも高い効果が期待できるでしょう。

ただし、かさばるので持ち歩ける本が限られることも少なくありませんし、劣化も免れません。毎月本が届くと収納スペースが必要になるのも、デメリットだといえます。

電子絵本のサブスク

「絵本」というと紙の本を連想する人も多いかもしれませんが、最近は電子絵本のサブスクも増えています。電子絵本はタブレットやスマホから読めるので、持ち歩きやすいのが最大のメリットです。紙の絵本のように劣化することもありませんし、提供される絵本の種類が紙より多いのも魅力だといえます。

しかし、電子絵本を読むのに必要なスマホやタブレット端末は、視力低下や眼精疲労の原因になりかねません。また、子どもが「絵本を読むこと」ではなく「電子端末を操作すること」を目的としてしまうと、電子機器への依存につながることもあるため注意が必要です。

絵本のサブスクおすすめ4選を比較!電子書籍対応の安いサービスもある https://news.mynavi.jp/kagurental/subscription/picture-book.html

絵本のサブスクを利用するメリット

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絵本のサブスクには、紙、電子のどちらを利用しても得られるメリットがあります。子どもに絵本を読んであげたいと思っている保護者は、絵本のサブスクを活用すると自身の手間を大幅に削減しながら、よりよい絵本を我が子に届けられるのではないでしょうか。

絵本選びに悩まなくてよい

子どもに絵本を買ってあげたくても、図書館や書店に並ぶ絵本の量が膨大すぎてなかなかよいものが見つからない場合もあるでしょう。特に、子どもを連れてのお出かけではゆっくり絵本選びができないのも、小さな子どもを抱える保護者の悩みの1つです。

絵本のサブスクは、厳選した絵本を毎月届けてくれたり、おすすめの絵本をピックアップして提供したりしてくれるので、絵本選びに悩まずに済みます。

年齢に合った絵本を届けてくれる

絵本のサブスクの多くは、子どもの年齢に合わせたコースを用意しています。提供してくれる絵本の例も見られるので、年齢や子どもの好みに合ったサービスかどうかが一目でわかるのもメリットです。

子どもの成長に合わせて内容やページ数、文章のボリュームなどを考慮した絵本が届き、すぐに読み聞かせができます。

自分では選ばない絵本に出会える

保護者が絵本を選ぶと、その人の好みや主観が入ってしまうため、似たような絵本を選んでしまうことも少なくありません。絵本のサブスクは第三者が幅広いジャンルから選んだ本が届くので、自分では選ばない絵本に出会える可能性も高くなります。

人気作品や話題作はもちろん、図書館などではなかなか見かけない作品に触れられるのも、メリットの1つです。

図書館や本屋へ行く手間が省ける

子どもに絵本を用意しようと思ったら、図書館で借りるか本屋やネットショップで購入しなければなりません。ネットショップは自宅でも手軽に利用できますが、詳しい内容まで確認できませんし、図書館や本屋に行こうと思うとお出かけの準備や時間の確保が必要です。

絵本のサブスクは、こうした手間を省いて簡単に子どもに会った本を入手できます。「本屋に行ったのに欲しい本がなかった」というように、徒労に終わることがないのもうれしいポイントです。

絵本のサブスクサービス人気9選!上手な選び方や利用メリット・システムまで解説 https://www.yogaroom.jp/yogahack/p/6957

おすすめ!絵本のサブスクサービス5選

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絵本のサブスクを利用したいと思っても、サービスの量が多すぎてどれを選べばよいかわからない場合もあるでしょう。今回は「紙の絵本」に限定し、筆者がおすすめのサブスクサービスと、人気の高いサービスをご紹介します。

童話館ぶっくくらぶ

まずおすすめしたいのは、「童話館ぶっくくらぶ」です。0歳から15歳まで、幅広い年齢の子どもに合わせたコースがあり、成長しても長く利用できます。

「絵」「言葉」「物語り」という3本柱でチョイスされた絵本は、子どもが夢中になって食いつくものから、言葉や情緒を育てるものまで幅広く、絵本のほかに年1~4冊、大人のための育児関連の書籍が届くのも特徴です。

また、絵本は毎月、登録した子どもの名前で送られてくるので、届いた瞬間からワクワクした気持ちで絵本と向き合えるのも魅力でしょう。

我が家も、祖父母から長男に「童話館ぶっくくらぶ」をプレゼントしてもらっていました。小学校入学前に利用を終了しましたが、年齢が低い頃は繰り返し読んで楽しい絵本、少し年齢が上がってからは小学校に入ってからも楽しめるボリュームと内容で、贈ってもらってよかったと思っています。

配送予定の絵本がすでに持っているものだった場合には、事前の申請で交換も可能です。電話対応もとても丁寧で、おすすめのサービスだといえます。

こどものとも

絵本のサブスクのなかで高い人気を誇っているのが、福音館書店の「こどものとも」です。月額料金は440円(送料別)と業界最安級で、生後10ヵ月から6歳までの子ども向けにサービスを提供しています。

「こどものとも」は月刊誌で、人気の絵本が薄い冊子で届きます。持ち歩きに便利で、自宅に保管してもかさばらないのも、選ばれる理由の1つでしょう。

年齢別のコースは、「ものがたり」と「かがく」というジャンルも選択可能です。月額料金の安さから、2ジャンルを定期購読するケースも少なくありません。

ワールドライブラリーパーソナル

ワールドライブラリーが提供する絵本のサブスク「ワールドライブラリーパーソナル」は、世界中から厳選した絵本を毎月1冊届けてくれます。月額料金は1,300円(送料・税込)で、リーズナブルに世界各国の絵本に触れられるのが魅力です。

翻訳された絵本は、世界のさまざまな場所の文化や生活を知るきっかけを作ってくれます。価格が高めの仕掛け絵本や飛び出す絵本も定額料金で入手可能で、コスパよく“知育”を実現できるのも、魅力の1つです。

2019年にスタートしたサービスですが、SNSなどでのクチコミから人気が一気に広まっている、いま注目のサブスクだといえます。

絵本のサブスク

ADrimが提供する「絵本のサブスク」は、0歳から6歳までの子どもの成長に合わせた絵本を、毎月3冊届けてくれるサービスです。月額料金は2,728円(送料込)で、1冊あたり900円ほどで市販の絵本を定期購読できます。

「絵本のサブスク」は中古絵本の活用で、人気の作品を安価に提供可能としています。中古といっても目立った傷や汚れがないものを厳選していますし、1冊ずつクリーニングを施しているので安心です。

また、「4歳の第1子に2冊、1歳の第2子に1冊」のように、1つのコースをきょうだいでシェアできるのも、選ばれる理由の1つでしょう。

絵本クラブ

最後におすすめしたいのは、絵本ナビが提供するサブスク「絵本クラブ」です。「絵本クラブ」は「幸せな時間」をコンセプトとし、人気絵本を中心に2~3冊の新品絵本を提供しています。

月額料金はコースにより異なりますが、2,000~3,000円程度。0歳から小学6年生まで幅広い年齢に対応しており、長く活用できること、絵本が増えてきたら引き取ってくれて、ポイントバックをしてくれるのもメリットだといえます。

「絵本クラブ」も「絵本のサブスク」同様、兄弟で1つのコースをシェアできますし、追加注文も可能です。最低契約期間は1年となっていますが、途中キャンセルもできるので、気軽に利用できるでしょう。

【2023年最新】16社を比較!絵本が定期的に届くおすすめサブスク(月額・定額) https://subhika.jp/services/c/26/2604
【2023年】絵本のサブスクのおすすめ人気ランキング15選 https://my-best.com/14557
【2024最新】絵本レンタル&サブスクのおすすめ10選比較|送料無料のサービスも紹介 https://www.ehonnoneta.com/picture-book-rental/

よりよい絵本のサブスクの選び方

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わが子のためはもちろん、孫や知り合いの子どもへのプレゼントなどにも、絵本のサブスクは最適です。「利用したい」と思ったら、サービスを選ぶ際にはどういった点に注目するとよいのでしょうか。

絵本のタイプで選ぶ

まずは、紙か電子かという絵本のタイプに注目しましょう。冒頭で解説したとおり、どちらのタイプにもメリット・デメリットがあります。寝る前に読み聞かせをしたいなら紙がおすすめですし、持ち歩きが多い場合は電子タイプが便利です。

その他の特徴も踏まえながら、紙か電子かを決定してください。

届く本の量で選ぶ

毎月届く本の量は、サービスによって異なります。たとえば、筆者も利用した「童話館ぶっくくらぶ」は毎月1冊が基本ですが、「絵本のサブスク」や「絵本クラブ」などは、毎月3冊の本を読めます。

さらに多くの本に出会いたい場合は、電子書籍読み放題のサブスクがおすすめです。

料金で選ぶ

サブスクはいわゆる「定期購読」で、一定期間、一定額を支払い続ける必要があります。絵本のサブスクを利用する場合は、料金面を重視して選ぶのも1つの方法です。

安価に利用したい場合は、送料込みでも600円弱から利用可能な「こどものとも」がおすすめだといえます。子どもの情操教育に力を入れたい場合は、月2,000円前後のサービスも視野に入れるとよいでしょう。

子どもの年齢に合わせて選ぶ

多くの絵本のサブスクは、子どもの年齢に合ったコースを選べます。しかし対象年齢はさまざまで、低年齢の子どものみのサービスもあれば、中学生以上にも対応しているサービスも存在します。

絵本のサブスクを利用する前には、子どもの年齢に合ったコースがあるかどうかも、忘れずに確認しましょう。

付帯サービスもチェック

ただ絵本を定額で提供するだけでなく、魅力的な付帯サービスで利用者を獲得するサブスクも少なくありません。たとえば「絵本クラブ」は不要になった絵本をポイントバックで引き取ってくれますし、「絵本クラブ」「絵本のサブスク」は1つのコースを兄弟で利用できるのも付帯サービスの1つだといえます。

子どもの名前で届く、誕生日にバースデーカードを同梱してくれるなど、付帯サービスの種類は幅広いので、絵本以外の特典にもぜひ注目してください。

絵本の読み聞かせに期待できる効果

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サブスクを活用するなら、たくさんの絵本を子どもに触れさせることはもちろん、ぜひ読み聞かせもしましょう。絵本の読み聞かせによって期待できる効果には、次のようなものがあります。

豊かな感性を育む

絵本のイラストやストーリーから、子どもはさまざまなことを想像するので、読み聞かせは子どもの豊かな感性を育む効果があるといわれています。幅広いジャンルの絵本を読めば、それだけ子どもの想像の世界は広がるでしょう。

語彙力が養われる

絵本のなかには、家族や年齢の近い子どもとの会話のなかでは耳にしない言葉も多く出てきます。絵本は文字とイラストから言葉の意味を理解でき、さらに耳で聞くことで、子どもは新しい言葉を身につけます。

語彙力を養いながら、言葉を「聞く」、自分で口にして「話す」、覚えた言葉で「表現する」ことができるようになるのも、読み聞かせのメリットです。

学力がアップする

読み聞かせで語彙力や文章を構成する力などが高まれば、学力アップにもつながります。国語力はもちろん、算数の文章題、その他の教科でも問題の意図を理解するのに読解力は欠かせません。

小さな頃からの読み聞かせは、短期的な成長はもちろん、長期的に必要な力を育むことにも役立つでしょう。

コミュニケーションを促進する

絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーション促進にもつながります。子どもが読み聞かせを求めるのは、単純に本を読んで欲しいだけでなく、ママ・パパと同じ時間を過ごしたいという気持ちを持っているからでもあります。

日々忙しい保護者も絵本の読み聞かせを習慣化すれば、短時間でも毎日子どもと触れあう時間を確保できるでしょう。絵本には子どもの教育だけでなく、親子の絆を強く、深くする重要な役割もあるといえます。

小さな我が子を膝に乗せ、絵本の世界に一緒に飛び込む時間は、成長してもなお親にとっても子どもにとっても、かけがえのない宝物の時間として記憶に残るのではないでしょうか。

子どもに絵本を読み聞かせる効果とは?習慣化、年別のコツは? https://www.watashi-hoiku.jp/column/00046.html

絵本のサブスクはメリット大!届いた絵本はぜひ読み聞かせを

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厳選した作品を毎月届けてくれる絵本のサブスクは、紙・電子ともにサービスの数が非常に多いので、こだわりポイントをしぼって選ぶのがおすすめです。価格や内容、付帯サービスにも注目し、子どもにぴったりのサブスクを見つけてください。

子どもが成長すれば絵本は1人でも楽しめますが、保護者の読み聞かせはさまざまなよい効果をもたらす可能性があるのでおすすめです。

メリットの多い絵本のサブスクを活用し、保護者も子どもも充実した時間を過ごしましょう。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

大学・大学院にて日本語学を専攻し、修了後は日本語学校に非常勤講師として勤務。2018年よりウェブライターに転身し、さまざまなメディアで記事を手がける。2人の子を持つ「ママライター」として、日々育児に仕事に奮闘中。

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