散らかっているのは大嫌い! わが家のしゃべるお掃除ロボット「ダンナ」

私の忘れ物対策は「必要な物を目につく所に出す」です。それが最近上手くいきません。原因は旦那です。旦那の帰宅は皆が寝た後で、部屋をキレイに片づけてから寝るのが習慣です。「私の準備した物まで片づけないで!」旦那に妻の心の叫びは届くのか!?

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キレイすぎる旦那の部屋

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 わが家の旦那は、とってもキレイ好き。まだ付き合ったばかりの頃、旦那の自宅アパートへ遊びに行くと超絶キレイでビックリ。独身男性の部屋といえば汚部屋が定番で「彼女が遊びにくる」と慌てて片づける、そんな部屋をイメージしていた私の予想は大はずれ。トイレもお風呂もピッカピカです。

 さて、料理でもしてあげようと思い調味料を探すと、片栗粉、小麦粉、砂糖、塩… それぞれが専用の入れ物にお上品に収まっています。その入れ物にはご丁寧に各調味料のネームシールまでびしっと貼られています。

 私はおおざっぱなタイプなので、片栗粉のような粉物の類は袋の端をちょっとだけカットして袋のまま使っています。なので「独身男性が調味料をわざわざ入れ物に入れ替えている!?」と旦那の女子力の高さに「私より… 女子力高いわ」と心の中でドン引きでした。

 結婚してからもキレイ好き旦那の威力は衰えることを知りません。土曜日の朝は、旦那の鼻歌とシャコシャコシャコ… とトイレ掃除をするリズミカルな音から始まります。結婚当初は早朝から何事かと思いましたが、今では週末の目覚まし時計替わりです。

 部屋の掃除や換気扇の掃除、洗濯物をたたむ、ゴミ出しまでもが旦那担当で、自ら率先してやっています。本人曰く「毎週掃除をしないと心が休まらない」そうです。ちなみに私は「月1回掃除」でも十二分に心が休まるタイプです。

忘れ物対策失敗

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 わが家には子どもが二人いるのですが、毎日二人分の習い事や塾、学校のスケジュール管理や物品管理に目が回ります。「必ず持って行かなきゃいけない図工の道具」や「明日は電池を使うから忘れないように」とイレギュラーなものまで確認が必要です。

 「明日はサッカーの日だから服はユニフォーム」忘れ物予防のため、寝る前にテーブルやソファーの上に持っていくユニフォームや電池などを出しておきます。朝起きて目に入れば「今日は〇〇を持って行く日!」と思い出すことができるからです。

 キレイ好きの旦那の帰宅は、私が子どもたちと寝た後。
 帰宅すると準備されている夕食を一人で食べた後、自分の使った食器をきっちり洗うのはもちろんのこと、ガスレンジ周りとシンクをピカピカに掃除して… それから部屋の片づけに入ります。

 ここで「目につく所に」私が出しておいた工作道具やユニフォームたちは、旦那にすっかり片付けられてしまうのです。慌ただしい朝を迎え、全速力で子どもと自分の準備をしてあたふたと出社します。
 午前中の仕事の合間にコーヒータイム… に急に思い出して
 「あ~! 電池持たせるの忘れた!」となることもしばしば。忘れ物の原因を思い返すと
 「アイツ… また片づけたな」となるのです。

 自分の忘れ物なら何とかなりますが、子どもが忘れ物をしてしまうと習い事や塾、学校の先生から電話がかかってくる場合があるので細心の注意が必要です。さらに子どもに
 「お母さんが道具を入れ忘れた。みんな持っているのに、自分だけなくて悲しくなった…」などと悲しい顔でしばらく責められます。

 そんなわけで、私の忘れ物対策が何度も旦那に妨害されるため、最近は道具や洋服のそばに「片づけないで!」とメモをつけるようにしました。

超優秀! お掃除ロボット「ダンナ」

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 こんなお掃除ロボットみたいな旦那がいると「汚したら怒られそう」と思われるかもしれません。ところがわが家のお掃除ロボット「ダンナ」は、子どもや私が散らかしても文句一つ言わない優秀な機能がついています。

 かといって常に散らかし放題だとそのうち「ダンナ」が暴走するのではないかと恐れている私は、あえて旦那がいる前で掃除をしたり、片づけをしたりしてキレイ好きをアピールしています。
 あなたのお宅にも一台、お掃除ロボット「ダンナ」いかがですか?

(ファンファン福岡公式ライター/ダイワ エノ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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