6歳におすすめの習い事ランキング!小学校入学のタイミングで始めるなら?

6歳・8歳の息子を持つママライター、永野栄里子です。

小学校入学を控え、「何か習い事をさせようか」と考える保護者も少なくありません。年長から小1という大きな変化を迎える年齢には、どういったジャンルのものがおすすめなのでしょうか。

今回は、6歳におすすめの習い事をランキング形式で紹介します。6歳からスタートするメリットや、保護者が考えたいポイントにも触れていますので、参考になれば幸いです。

目次

6歳に人気・おすすめの習い事ランキング

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6歳におすすめの習い事は、ジャンルや内容も豊富です。まずはランキング形式で、おすすめの理由などを紹介します。

なお、今回のランキングは「学研教育総合研究所 幼児白書Web版」や、「KIDS LINE」「omotte」などのランキングや人気の習い事情報を参考に、ちょうど6歳の子どもを持つ筆者の経験やママ友からの口コミなどをもとに作成しました。

第1位 スイミング(水泳)

1位はさまざまな年齢の習い事でトップに入る「スイミング(水泳)」です。学研教育総合研究所の2022年9月の調査によると、4~6歳の子どもの21.8%、小学校低学年の3人に1人が水泳を習っています。

スイミングは体力強化、免疫力アップなど、体によい影響を与える習い事です。夏には水泳の授業を実施する小学校も多いので、年長や小学校入学のタイミングで習い始めると、授業で生かせます。

筆者の息子たちの通う小学校の隣には、スイミングスクールがあります。学校から直接行ける習いごととして、入学前後から通い始めるお友達も多くいました。

第2位 英会話

おすすめランキング2位は、英会話です。外国人講師や、英会話力の高い日本人講師が、ゲームや歌などを通して「生きた英語」を教えてくれます。子どもの頃から英語に触れることは、成長後の進路や就職などで、選択の幅を広げるのにも役立つのではないでしょうか。

小学校では、3年生から外国語活動がスタートし、5年生から「英語」が教科として加わります。授業に活用できるのは早くて3年後ですが、早いうちから英語に触れておけば、授業が始まっても抵抗なく参加できるでしょう。

第3位 学習塾(通信教育)

小学校の入学準備として、学習塾や通信教育などの学習系の習い事を始めるのもおすすめです。6歳になると、比較的長い時間座っていたり、人の話をきちんと聞いたりできる子どもも増えてきます。学習塾は学力アップとともに、「授業を受ける」という小学校に向けた練習ができるのもメリットです。

毎日の勉強習慣に重点を置きたい場合は、通信教育もよいでしょう。時間や場所に縛られず好きなタイミングで取り組めますし、費用も学習塾より安価です。

第4位 ピアノ

芸術系の習い事の代表格ともいえるピアノは、男女問わず人気を集めています。練習を通して、リズム感や音感、記憶力、集中力などのアップが期待できます。個人レッスンはレッスンの日程を調整しやすく、グループレッスンの場合は仲間と楽しい時間を過ごしたり、切磋琢磨しながら成長したりできるのが魅力です。

もちろん6歳以前から習うのもよいですが、指の力やアドバイスを聞く力などがついてくる6歳頃からスタートしても、成長が見込めます。「6歳からでは遅い」ということはありませんので、子どもや保護者が興味を持っている場合は、挑戦してみるのもおすすめです。

第5位 体操

体操は、マット運動や跳び箱、トランポリンなどを通して、柔軟性やバランス感覚を養えます。体を思いっきり動かすことができ、体力強化も期待できるでしょう。

アクロバティックな動きに挑戦してみたい子どもはもちろん、運動能力全体を向上させたい場合にもおすすめです。基礎体力や柔軟性、跳躍力、筋力などはさまざまなスポーツに役立ちます。小学校では、体育でマットや跳び箱を行うことも多いので、授業に生かせる習い事でもあります。

その他、おすすめの習い事

1~5位で紹介した習い事以外で、6歳からスタートするのにおすすめしたいのは以下のようなものです。

・ダンス(ジャンルが豊富で好きな物を選びやすい。チームワークを大切にしながら、柔軟性やリズム感、集中力などを養える)
・サッカー(仲間と連携しながら行う力が身につく。たくさん走るスポーツなので、体力もアップする)
・野球(ポジションによって役割が大きく変わり、責任感や連携する力を強化できる。筋力や体力アップも期待できる)
・プログラミング(プログラミング的思考が学力などにもよい影響を与える。小学校の授業にも生かせる)
・ペン習字(美しい文字が書けるようになり、丁寧に書く習慣が身につく)
・そろばん(計算力をアップさせ、算数の授業などにも応用できる)

内容やジャンルによって、どういった力がつくかは大きく変わってきます。しかし、6歳からスタートする習い事は「学校の授業に生かせる」ということを視野に入れたものが多い傾向です。

【4歳から6歳完全版】習い事ランキング!人気は英語とスイミング https://kidsline.me/magazine/kyouiku/666
本当にやってよかった【子供の習い事】ランキング(保育園・幼稚園~小学生) https://www.anniversaire.co.jp/brand/omotte/magazine/life/17471/
学研教育総合研究所 https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/k202209/chapter7/01.html

【6歳の習い事】年長~小1で始めるメリット

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幼稚園や保育園の最後の年を迎える年長から、小学校1年生までの時期を過ごす6歳に習い事をスタートするメリットは多くあります。これまで習い事をしてこなかった場合も、6歳からのスタートで飛躍的な成長を感じられるかもしれません。

子どもの意思を尊重しやすい

自己主張は生後6ヵ月からできるようになるといわれており、2歳前後の「イヤイヤ期」はまさに自我の芽生えの象徴のようなものです。しかし、だからといって小さな子どもが本当に自分のやりたいことかどうかを判断し、保護者に伝えられるかといったら…難しいでしょう。

6歳ぐらいになると、好きなことや得意なこと、やってみたいことがわかったり、反対に苦手なことややりたくないことも判断できる子どもが増えてきます。習い事に関しても、保護者の思いだけでただやらせるのではなく、子どもが興味を持って続けられそうかどうかを見極めやすく、子どもの意思を尊重しやすいでしょう。

上達が早い

6歳になると、これまでと比べて体力がついてきたり、集中して話を聞いて理解したりできるようになる子どもも多くいます。6歳からのスタートはその理解力によって、スムーズな上達が見込めるのもメリットです。

もちろん、3歳、4歳といった低年齢から習い事を始めるメリットもありますが、「6歳からだと遅い」ということはありません。特に、自分の好きなこと、やりたいことをスタートするとやる気や楽しさから、ぐんぐん上達する子どもも多いようです。

入学前後のスタートで学校生活にも生きる

習い事は大きく学習系・スポーツ系・芸術系に分かれます。学習をはじめ、スイミングや体操などは小学校の授業に直接的に生かせるのがメリットです。また、その他の習い事も、集中力や記憶力、体力など、さまざまな力を養い、小学校での生活によい影響をもたらすことが期待できます。

小学校入学前後の6歳での習い事スタートは、入学準備にもなるのでおすすめです。

6歳の習い事おすすめ10選!ランキングや選び方、内容や料金は? https://kodomo-booster.com/articles/3017#/

6歳の子ども、どれくらいが習い事をしている?

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子どもに習い事をさせるかどうか迷った場合、「ほかの6歳はどうなんだろう」と考える保護者もいるでしょう。6歳の習い事の割合や個数などを知ることも、我が子の習い事の参考になります。

習い事をしている6歳は66.5%

「学研教育総合研究所」より引用

「学研教育総合研究所」の2022年9月の調査によると、習い事をしていない子どもの割合は、4歳が56.3%、5歳が42.0%、6歳が33.5%です。つまり、6歳の子どもの66.5%は、何かしらの習い事をしているといえます。

6歳以前から習い事をしているケースもありますが、4.5歳の子どもの結果からわかるように、習い事をしている子どもとしていない子どもの割合は半々ぐらいなので、「6歳からでは遅い」ということもないでしょう。

習い事の数は1~2個

続いて、ランキングでも参考にした「omotte」の調査を見てみます。

「omotte」より引用

0歳から中学生以上までの子どものいる家庭へのアンケートでの、習い事の数です。4~6歳に絞ってみると、習い事は1つという回答が43%、3つが35%、3つが19%でした。ちなみに、小学校低学年になると2つが40%、1つが23%、3つが20%ですので、6歳の習い事は1~2個が平均的だといえます。

どんな習い事を選ぶとよい?

6歳にさせる習い事のジャンルや内容で迷ったら、「英会話と水泳」「学習塾と体操」のように、学習系と運動系で1つずつ選ぶのがおすすめです。学習系の習い事は、入学後の授業に役立ちます。運動系では体力や筋力などをアップさせられ、体育の授業に生かせることはもちろん、丈夫な体づくりも可能です。

芸術系の習い事もさせてみたいという場合は、運動系の習い事とピアノ、プラスして家庭で取り組める通信教育で学習面をカバーするのもよいでしょう。ダンスなら1つで「芸術×スポーツ」を実現でき、一石二鳥です。

6歳の子どもの習い事をスタートする前に考えたいこと

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周囲に習い事をしている子どもが多いと、「うちも何かさせなきゃ」と焦ってしまうかもしれません。しかし、習い事をスタートする前には考えたいポイントが複数あります。

習い事にかけられる予算

習い事を始めれば、もちろん費用がかかります。月謝はもちろん、選択した習い事によって教材費や設備費、合宿費、発表会出演料など、その他の出費が多いこともあるでしょう。加えて、ダンスなら衣装、ピアノなら自宅での練習用ピアノ、スポーツはユニフォームなど、個人で購入しなければならないものもあります。

いくら魅力的な習い事でも、費用負担が大きすぎると長く続けられません。家系から習い事にかけられる費用がいくらぐらいかという予算を決めること、予算内でさまざまな出費をカバーできるか計算することは、事前に必ず行いましょう。

「得意」を伸ばすか「不得意」を克服するか

子どもが好きなことや得意なことを習い事にすれば、やる気を持って取り組めますし成長も見込めます。しかし、なかには「運動が苦手そうだからスポーツをやらせたい」「リズム感を養うために音楽系の習い事をさせたい」と考える保護者もいるでしょう。

不得意を克服するための習い事は、子どもが楽しくないと感じて続かない、できないことがストレスや心の傷になる可能性もあるため、子どもの意見に耳を傾け、慎重に選ぶ必要があります。しかし、「できないことができるようになる」という成功体験が子どもの自信につながるメリットもあるので、習い事をさせる目的を決めることも重要です。

余談ですが、我が家の長男は壊滅的な柔軟性の持ち主です。しかし、昨年11月よりモダンバレエを習い始め、週に4日くらいストレッチをするようになったら、45度くらいだった開脚が115度くらいになりつつあります。

ピアノが好きなので、リトミックや音楽に合わせて踊ることが楽しいようです。はじめからある程度できることが、さらにできるようになっていくのももちろん見ていて喜ばしいですが、本人が楽しく努力し、「0」に近かったものが20,30,40と少しずつステップアップするのを見守るのも、いいものだなと感じています。

送迎や付き添いの担当

習い事の内容や場所によっては、自力で行って帰ってこられるものもありますが、6歳の場合は、送迎や付き添いが必要な習い事が多いです。場所が遠い、長時間の付き添いが必要など保護者の負担が大きいものは、子どもは楽しんでいても大人の事情で続けられなくなる可能性があります。

保護者が気持ちよく協力できるかどうかも、習い事選びの歳のポイントの1つです。曜日や時間が決まっている習い事は、送迎や付き添いをどうするかも事前に話し合っておきましょう。

子どもにやる気があるか

習い事は、子どもが意欲的に取り組めるものを選びましょう。「みんなやっているから」「○○ちゃんのママに誘われたから」など、保護者の都合で内容を決めるのはよいこととはいえません。

子どもが「やりたい」「やってみたい」と思って始めることは重要です。やる気を持って挑戦すれば、年齢相応の理解力を生かして大きな成長も期待できます。

もちろん、なんとなくスタートした習い事でも、子どもが楽しいと思えば意欲的に取り組むこともあるでしょう。しかし、保護者が「習い事をさせること」を主目的にしてしまうと、活動を通して子どもにつけたい力などがわからなくなってしまいます。

習い事はあくまでも「子どもが取り組むもの」だということも、忘れてはいけません。

気になったらまず「体験」や「見学」を

気になる習い事が見つかっても、急に入会するのはおすすめできません。まずは見学や体験レッスンに行きましょう。

レッスン内容や施設設備、講師の雰囲気、生徒はどんな人たちかなど、着眼点はさまざまです。口コミやレッスン内容などがよくても、実際に見学や体験をした子ども自身が「先生と合わないかもしれない」「続けられないかもしれない」と感じる場合もあります。

入会してから「やっぱり…」というのは難しい場合もあるので、まずは親子で見学すること、同じ習い事でも複数の教室がある場合にはいくつか見に行って、比較・検討することも、習い事選びには重要です。

6歳からの習い事はメリット豊富でおすすめ!子どもに合った習い事を見つけよう

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年長~小1にかけてを過ごす6歳は、挑戦したいことを自分で決めたり、理解力を生かしてスムーズな上達が見込めたりと、習い事のスタートにおすすめの時期です。習い事は学習・運動・芸術と大きく3つのジャンルにわけられますが、どれも学校生活や授業に生きる力を養えます。

まだまだ年齢の低い6歳の習い事は、子どもが楽しく続けられる、興味を持って取り組めることも大切です。保護者も子どもの「好き」に協力できるよう、予算や送迎などの負担も視野に入れて慎重に選びましょう。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

大学・大学院にて日本語学を専攻し、修了後は日本語学校に非常勤講師として勤務。2018年よりウェブライターに転身し、さまざまなメディアで記事を手がける。2人の子を持つ「ママライター」として、日々育児に仕事に奮闘中。

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